行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

 何故、出て来る!相続人でもない人たちが。

最近は、同じ時間に電話や業務が集中する。その中の1本は、今日一日ずっと不愉快な思いをさせて、その嫌か気持ちをずっと引き摺っている。
 先ずは、仕事から。仕事の電話に限ると、17本あった。
 鹿児島県出水市から、死後事務の相談電話があった。親族が、大阪府に在住している。
 「叔父さんが、91歳で一人暮らししています。今後の事が心配で、市役所に相談すると地域包括支援センターを紹介されました。地域包括支援センターに相談すると、佐藤さんを紹介されました。」
 と言って、状況の説明を受けた。
そのような、電話が何本も掛かって来る。出来るだけ、相手の立場や気持ちに立って動いている。昨日の、中小企業診断士の研修ホストを務めたが、そのような事を言った時に、当然、異色は分かって居るが研修の題材としてはオーソドックスではないので、
「社長だから、そのような考えになるのであって、みんなが成る訳ではない。」
と、戸惑っていた。
 そのような、考えで動いていると、この日、相続手続きで訪問した〒本局の保険担当者からも、
 「無償に近い報酬で、そこまでやるんですか。」
と、言われたが、別に苦労とか辛いとかは思わない。
 「勉強だと思ってやっています。複雑であればあるほど、スキルが向上します。」
そう言って、
 「自分たちも相続手続きが増えて来て、対応する方の半数以上が70歳以上で、手続きが不慣れでしょうから、行政書士さんにお願いしたら、と助言しています。」
と、言っていた。
 さて、そんな中、相続関係で多くのトラブルや問題課題があったが、その中でも、自分が気を許したために確実な言質を取る事が出来ずに、急死した方の相続財産について、全く関係ない人たちが、現れて来た。
 近所の人、遠い親戚、知人、など、折角気持ちよく死後事務の処理をして相続財産を相続人に渡そうとしているが、それを何とか阻止しようと動く人もいる。
 あまりひどい状態になると、不愉快が身の危険に繋がるので、一定の時点で顧問弁護士に預託しようと考え出した。