行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

 ターミナルの方へ、死後事務の緊急支援要請

 大阪府庁から電話があった。案件について当該市の準備がどの程度迄進展しているのか、その事が気に掛かるようだ。
 話の口火は、社会福祉士会に依頼している協働事業の進展具合だ。
 続いて、本題の協議会設置に向けた、担当課はともかく、キーポイント課の動きだ。
 終わってから、通話時間を確認すると35分だった。
 夕方6時近くになって、緊急で死後事務委任の相談があった。丁度、携帯電話を離れた場所に置いてもう電話は来ないだろうと趣味の作業に没頭していた。
 戻って、携帯電話を見ると着信があって、その数分後にメールがあった。メールには、
 「急ぎの問い合わせです。パソコンメールに送りました。」
 と、あった。
 自分はもう事務所には戻らないスケジュールなので、事務所にいる三輪さんに電話した。着信メールを見て貰ったが、分からない。
 「FaceTimeを見て下さい。」
 と、言われても分からない。
 「ビデオカメラのマークがあるでしょう。そこをタッチしてください。」
 そう言われて、何とか三輪さんが映し出すパソコンの着信メールをスクロールする。見当たらないが、それらしいメールがあったので、開封して貰った。
 医療法人から依頼されている、ケアハウス入居者への生前及び死後事務委任契約のことである。それかなと思っていると、事業者から電話が掛かってきた。
 「お忙しい処、申し訳ありません。このような案件の対応可能でしょうか、とケアマネジャーからのご依頼です。ターミナルケアになっている方で、葬儀や納骨、遺品整理などの死後事務契約を公正証書抜きで作成出来るでしょうか。」
 何と、昨日に続いて同じ様な案件だ。財産を聞き、
 「公正証書で作成しなければならないのは任意後見契約で、遺言書も財産を法定通りに分割したくないなどの時くらいで、、、」
 結局、手続きを行う事となったが、
 「問題になるのは、本人が余命を知っているのか。勝手に周りが進めているだけではないのだろうか。それを確認して下さい。」
 そう伝えた。午後3時から、最終場面に移行した子を先に亡くした老親の相続手続きで、取寄せを代行した本籍地からの戸籍謄本が届いたので、金融機関への請求作業に移る。
 その他、多くの仕事を行って精神をリフレッシュするのに好きな調理を行ってポテトサラダを作った。勿論、美味しいに決まっている。