行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

鰻の白焼と思って、全く違ったものだった

 多分、こうなるだろう、と思っていたので動かなかった。しかし、5日間動かずにいたのでクレームが来る頃になったので、行動を起こした。先週金曜日に、家族間の軋轢に立ち会って幾つかのサポートを依頼された。

 その最初の追い出しに遭うお婆さんの転居先を探す事から始めて、生活支援や事務委任、任意後見、そうして死後事務迄の支援を行う事のお話しだった。

 相談先の地域包括支援センター社会福祉士も立ち会って総合的なサポートをする話しだったが、お話しをしていて本人もだが血が繋がっていないので、今後は縁を切りたいと何度も言っていた戸籍上の娘さんの言動で、これは真剣に成れないと感じて、地域包括支援センター社会福祉士に、取り敢えず家探しの動きに集中して行って行く事を伝えて了解を得た。

 突然、キャンセルになる事を念頭に置いていた。なので、全く動かずに放置していた。少しは後ろめたさも有ったが、金、土、日、と過ぎた。特に不動産は土日など書き入れ時なので、連絡しても問題は無いが、動かなかった。

 しかし、月曜日になって、今日の午後にまず、引越し業者に連絡して、幾つかの候補日を得た。この得た候補日を娘さんに連絡して、訪問日程を決めないといけない。戸籍上の母親に出て行って貰う日を決めていて、その日程の前に茶箪笥や箪笥瀬戸ものなどを持って行って欲しい、と言う。本来の引越し業者に支払う費用を減らしたいと思っている。

 私が、先日、購入した建物に将来売却したいものを預かって置くことも話しをしていたので、引越し業者が入る前に私が依頼する業者に早めに入って持って行って欲しい、との思いだった。なので、その日程を伝える約束をしていたが、その気が起こらない。何か、感じていた、本気では無いと。

 そして、もう一つ。転居先の不動産を紹介する作業だったが、気が乗らないまま懇意にしている不動産仲介業者に、メールして内覧日程確保までお願いした。

 その返事が来た途端に、地域包括支援センターからの不在着信を確認した。悪い予感と言うか、やはり、思った通りと言うか。確定と思いながら、地域包括支援センター社会福祉士に連絡した。

 前段が長く、結論は分かっているのに申し訳ない気持ちが分かっていた。そうして、娘さんがお金が掛かりそうなので、と言う言い訳で自分が施設に入れたいと思ったのと違うので、探すのはキャンセルして、と言って来たと言う。

 「事前に荷物の運び出しなど、全て白紙で良いですか。」

 と、確認してスッキリした。したが、これから不動産仲介業者と引越し事業者に謝罪して白紙を伝えないといけないのが、気が重い。

 本当に、あの親子は戸籍上だけであって、話し合ってそう決めたと言うが、それなら最初からそうすれば良かったのに、と腹立たしくなっていた。

 さて、午後から富田林役所に向かった。途中、昼食地を探さなければならない気の重さが有った。気の利いた店が無いか、目を200度位に拡大して探していた。「鰻」と言う文字が目に入ったので、直ぐに決めて駐車場に車を入れた。広い庭のある料亭だった。

 気になったのが「鰻」文字の前に「白」の文字が大きく示してあった。白焼も美味しいので、何も考えずに上5200円二人分を注文した。

 出て来て、食べ方の説明を受けた。鰻を焼いた後に煮たものだと言うが、分からないなりに何となく不安になった。似た鰻なんて気持ちが悪い。早速、鰻重の蓋を取った。確かに白い。生臭い感覚だったが、全く生臭く無い。

 思い切って食べた。気持ちが悪いので、薬味を沢山乗せて思い切って食べた。やっぱり私は、普通の江戸焼きの鰻が一番で、大阪の焼きも口当たりが合わない。そうして、今口に入れた煮た鰻は全く合わない。しかし、ご飯の量も多くて食べ終わるのに苦労した。恨めしかった。

 納得出来ないもので、ご飯が大量だったのでお腹がパンパンで悔しかった。高価で美味しい食事でお腹がはち切れんばかりだったら、納得だが。

 そのお腹で、富田林役所に向かった。これほど多くの役所に出掛けていながら、初めての訪問だった。だだっ広いフロアに数人が待っていると言う、寒々とした光景だった。どこに行っても、市民サービス課は市民で溢れ返っていたが、ここは違う。その上、フロアの多くが空き家の様に誰もいない、もぬけの殻状態だった。

 しかし、何やら調査に時間が掛かったのか、待機時間が相当有った。また、附票や除籍などの利用目的と必要書類が私自身もハッキリ分からず、依頼者から聞いた内容と市が把握している内容が適合しない。

 中途半端な情報と判断で、適合するのか分からないままに受領して戻って来た。もう少し、勉強が必要だ。