行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

起業家の若者との面談の行方

 午前中、数時間仕事をした後に面談依頼の起業家に会う為に、隣のイオンモール内「丸福珈琲店」に向かった。待ち合わせを10時15分にして欲しいとの要請に応えた。私が最初着いて、時計を見たら10時7分だった。

 待ち合わせして居る起業家に電話した。異音モールに着いて喫茶店を探して居ると言うので、分かり易い標的を伝えて、着席する位置を伝えた。数分後、着いた。見るからに、若いという印象を持った。後から、年齢を聞くと丁度30歳だと言う。

 早速、要件を聞いた。勿論、電話では概要を聞いていた。空き家対策を事業として1年半。私も秋山対策に乗り出すので、色々と事業に踏み出して分かったことや大家さんとのコンタクトに至るまで、営業トークなど興味津々だった。

 現状は、空き家を賃貸か管理を大家さんから任せて貰って、古い家が多いのでリフォームをする。その後、賃貸等に提供する。現在、18棟のうち10棟は外国人労働者だと言う。

 空き家の大家さんをどう捜すのか。という問いには、街を歩いていて空き家が有ったら、近隣に聞いて大家さんの家を教えて貰う、と言っていたのにが俄かに飛び込みで来た人物に個人情報を教えるか、そんな疑問があって俄かには信じられない。

 その空き家の持ち主との接触する機会があれば何とかなる可能性もあるが、一番大事な部分が出来ないから空き家が増えて来て居る。解決に全く進展が見えないこの市の、これまでの空き家対策に衝撃を与える実績を残したい、そう思って居るので口先だけのリップサービスは無用なのだ。

 具体的に事例を言って、その解決策を聞いて、彼の実績とスキル、提案力を評価した。私の言葉の方が勝って居る印象を受けた。空き家対策でも、特に新しいアイデアや目を見張る様な提案はなかったことは残念だった。

 少し期待を持てるのは、若いというのと行動力がありそうだが、これまでも動くのはホンの最初だけで直ぐに楽な方向に自分の立ち位置を探すだけになる。経験値だ。最初は、誰もが動かせて貰います、と言うが効果が出ないと動かなくなる。

 段々と動かず利益を得ようとして、不審な動きになって来るのがこれまでの典型的な若者なので注意しながら応対した。特に、信用させる為に持参した情報があって資料は出さずに、言葉だけの情報を提供した。おまけ、として3月8日に開催する全国居住支援法人協議会のセミナーへの出席を促した。

 そのセミナーは、当該協議会が大阪府に拠点を設置するのに記念して開催するセミナーで、私どもが大阪拠点の事務局となって居る。そのセミナーに私が講師として強く求めた、サブリースを中心に管理棟を1000棟を超える実績を残して運用をして居る方がいて、彼には充分すぎる教科書になるだろうと、紹介する。

 奇跡的にその日は空いています、と嘘くさい言葉を吐いてその場で、参加申し込みをした。この関係が上手く行ってお互いが満足して継続される事を祈りたい。

 今日も、介護支援専門員から質問のメールが来た。

 「おはようございます!一点ご教示ください。認知症診断を受けている方に対して、とあるNPO法人が身元保証人となり、自宅の売却などもおこなったケースがあります。それは私の中では無理だと思うのですが、なんらか制度があるのでしょうか?そこが家財処分もしたようです。なお、後見人はついていません。事前にそういった契約もされていません。」

 【返事、遅くなりました。

勿論、代理権も無いので無理です。身元保証人の契約書での権限がどうなっているのか中身を見る必要がありますが、身元引受人が代理権限を持つ契約になって居るのでしょか。不思議です。

認知症の診断の後では契約は無効です。】

 「ありがとうございます!!地域包括から連絡があり、佐藤さんにお願いする話でうごいてたのですが、面談後土壇場でどこかのNPOが入ってきました。身元保証人の委任者は身寄りなしの認知症、要介護5でした。」

 経済が停滞して、収入が限られて来ると強引な契約など行って、身寄りなし認知症の情報を得て色々と蠢く輩が出現して来る。情報を適切な機関に通知するべきなのだが、その通知先が何処なのか分からないのが、問題なのだ。

 イオンモールにて、面談が終わってから、4階の飲食店街に行って、トンカツの「和倖」にて昼食を頂いた。祝日とあって、家族連れのお客様が大勢溢れかえって、順番待ちだった。

 やっとお店に入って、私はずっと食べたいと思っていたロースカツ鍋飯を、三輪さんがエビフライとロースカツ飯を注文して、美味しく頂いた。それにしても、私たちが食べて居る間、周りのお客様が2回転して居るのを見て、そんなに遅いかなと思っていた。