行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

重い苦渋は続く

 昨日の、支援依頼者の娘さんとの軋轢にかなりの精神的な重圧に潰れそうな意識が終わらないまま終日を迎えた。父親と関わりたく無い、と言いながら高次機能障害の父親の退院後の支援を依頼しておきながら、自分には連絡しないでくれ、と何度も要求された。しかし、親族の依頼という事で面談して今後の協力を約束して戸籍謄本の取り寄せなど協働を話し合っていた。

 それが、急に電話で当NPO法人後見センターへ電話をして来て、長い父親との確執やトラブルなどの対立やDVの被害を言い続けていた。その当NPO職員に、連絡しないでくれ、と言っていたのに、夕方再び連絡して来て、威圧を掛けてきた。報告内容は、

 「おはようございます。

昨日夕方に〇〇様から事務所に長い電話がありました。

内容は、知らない番号からの電話に出たら、佐藤さんで望んでないのに連絡があり、言われた言葉に傷つきPTSDを発症してる。

今から遺書?書いて死ぬとか興奮されてました。

感情の起伏が激しく、ひたすら傾聴しました。精神さんの様でしたが。

何事も無いといいのですが。。

一応 連絡させて頂きます。」

 そのように、連絡しないでと言った相手がどうして電話で威圧を掛けて来るのか。

 そんな感じで、この日が始まった。昼には出掛けるので、午前中に濃い仕事を行った。先ず、負債の一括返済で金銭管理の契約をした未済支払い先へ電話をして訪問して支払う約束をした。治療費の医療機関、家賃の不動産仲介業者、訪問看護事業者、レンタル事業者、などへの支払いは現金で東大阪市にある事務所を訪問し支払う事にして、訪問日程を調整して月末に向かう事にした。

 朝から、出社前から事業者からメールが入った。特別養護老人ホームのユニット型の居室に入居させるのを請け負って居るのか、昨夜その紹介をお願いされた。昨夜は11時頃まで何度かやり取りして、紹介料を支払う提案もあった。その続きで、朝6時台にからメールが何度かあって、

 「おはようございます。奈良の特養の件になります。居住支援法人をとおしていただき、施設への入居紹介をしていただいた場合、紹介料としまして、33万円をお振込先させていただきます。もし可能でありましたら、業務委託契約書などございましたら、契約させていただきたいのです。勝手なことですが、お力添えいただければ幸いです。」

 【おはようございます。朝早くから、大変ですね。相当なチカラの入れようが分かります。難しいとは思いますが、協力させて頂きます。

また、先日、守口市居住支援協議会設立の際に挨拶で、茨木市生活保護課の職員が、不動産仲介業者に優先的に、居住確保要配慮者を優先的に紹介する見返りに金品を受け取って逮捕された事例を出して、コンプライアンス研修の必要性を訴えました。その張本人が紹介料を受け取ったのでは、話にならないので紹介料の件は不要です。

但し、〇〇さんのような、軽微な債務超過者に一時的に立替金を提供し生活が安定する基金を設立したいので、その基金への寄付という形では可能です。

 昨日も、成年被後見人の家族さんから御礼と言われて金品の提示が有りましたので、寄付という形で受け入れさせて頂きました。

 今後の課題として、協議しましょう。

今後とも、宜しくお願いします。】

 そんなやり取りが、何時間か続けた。

 午前中に多種業務を行って、昼になって京阪百貨店の催事場で北海道物産展があってイートインで大好きなサッポロ味噌ラーメンを頂いた。銀行での手続きなど行い、大阪商工会議所へ向かった。

 補助金で実証実験を行った事業の報告会だった。ドローンやロボットを使って、新規事業の立ち上げからの説明報告は、自分がこれから描いて居る新規事業に大変参考になった。直接には関係ない大掛かりなものだったが、無から有を生じさせる過程は全てに有るもので、連携や専門家や必要な技術を持って居る機関との連携、行政や大学の支援など全てにおいて大阪府、大阪市、大阪商工会議所の支援を受けられる。それが大きく、成功への道だった。

 その申請や補助概要などの説明があった。興味深い、セミナーだった。夕方6時近くに会場を出て、セミナー出席中に電話があって出られなかった方への電話をしながら、渋滞する道路を恨めしげに一路マンションに向かった。