行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

多額の休眠預金探し出す

 さて、詐欺メールの昨日の続きだ。

 電力会社からのメールでは、『重要なお知らせ』と銘打って、3日分の延滞料金が支払われていないので、3月19日迄に支払われなければ通電を停止しますと言ってきた。3月19日と言えばメールが来た当日だ。延滞していた分の支払いが済んだ直後だったので、何も疑わずに支払い手続きというサイトに進んだ。

 オンラインでお支払い下さい、となっていた。クレジット支払いだ。項目に従って、クレジットカードの登録名、カード番号、有効期限など入れて、最後にセキュリティー番号を入れる時に、急に危険だと恐ろしくなって再度来たメール文章印刷して読み返した。

 そうして気付いた。発送先名が【東京電力】となっていた。TEPCOの懐かしいロゴで、東京での生活が長かったので、馴染みがあって違和感を持つまでに時間が掛かる。昨年に危うく詐欺に引っ掛かる所だったのが、気付いて回避できた後に、考えてみておかしかったのは、NTT東日本を名乗っていた。

 それの意識があったので、東京電力とTEPCOのロゴで、遅いがここは関西電力だったと気付いてメールは詐欺だと決めつけた。読み返せば読み返すほど、詐欺の疑惑満載だった🫢発信のメールアドレスを見ると『kagosima-miraikan』なる文字が読み取れた。

 そうして疑惑の意識が芽生えた。昨年の詐欺電話は、NTTの支払いをゆうちょ銀行で終えた直後に電話があった。そして、この電力会社のメールは、督促を受けてコンビニで支払った後に、詐欺メールが来て延滞料と謳っていたが、どうして詐欺グループがその手続きを行った事がわかるのか、内部に仲間がいると思った。そうでなければ説明が付かない。

 さてと、今日も早くから真剣に仕事を終日行ったので、疲労を感じて最後の仕事をキャンセルして部屋に戻った。8時過ぎに出発するので、大事な返事をメールにしたためた。債務一括立替る事によって、事業を立て直して正常に進めて欲しいと思って支援する気持ちを持って状況を聞いた。中小企業者や個人事業主の相談サイトがあって、アドバイザーの立場で登録していた。

 詐欺に遭ったり、共同経営者から持ち逃げされたりして制度の支援を受けたりして凌いでいたが、万策尽きたとの事だった。その独立した業種が将来的にも有望で、同じ様に従業員から持ち逃げされたり詐欺に遭ったり、同じ境遇を経験したので、何とか支援したいと考えた。

 しかし、得た情報が納得できない内容だったので、断念した。また、その期限が今月末では無理だった。これから、調査したり会ったりして月末迄に用立てるのは危険だと判断した。

 その思いを伝える言葉を選択して、直したりする中に。最終的に逃げる手段も組み入れた。私が、やられたら手も出せない債務者が行った一手も付け加えた。

 その様に考えた文章を送信したのが7時半頃だった。割と早く返事が来た。期待して待っていたのだろうか。納得されて、検討して頂いただけでも救いです、と言って来た。そうして、頑張りますがダメでしたらやめます、と私が示した最後の手段がヒントになったかも知れないと、複雑な気持ちになった。

 8時過ぎに三輪さんが迎えに来て、三井住友銀行へ向かった。近くのスーパーに車を入れた。成年被後見人の通帳が平成14年の記録が最後である提起預金が多額にあって、あまりに古くて打ち込みも出来ない。その通帳の再発行手続きに行った。

 時間は、いつもの様に成年後見人登録から始まって書類提出迄に1時間掛かった。それから、再発行されるまで30分。それから、30分費やすして隣のイオン内のスターバックスにてケーキとラテを飲みながら仕事の打ち合わせを行って。まさか、今日その場で再発行出来ると思わなかった。多額の残高が打ち込まれていた。先日発見したゆうちょ銀行通帳の残高と合わせて数千万円を新たに産み出した。

 さあ、今度は頭痛が出て来るリハビリテーション病院への訪問と今後の打ち合わせだ。その前にエネルギーを蓄積しないと耐えられないので、美味しいカツ屋さんに向かった。

 元気を得て、県境の飯盛山中腹にあるリハビリテーション病院に入った。担当のMSWの高音がトラウマになっていて、声を聞くだけで頭痛がする。対象の患者は、多重債務者でマイナスでの移管から始まって、治療費やマンションの明け渡しなどの費用支払いに終われて、それでも金欠で追い討ちを掛ける様にクレジット会社や金融の請求が続く。

 病院が請求の声が大きく、その産み出す策が私に実施の要求して来る。何とか対処して高額の支給を得て一息ついた所で、タイミングを測った様に金融からの督促状と訴訟警告が来る。それらの情報を持って協議した。私も立替金と契約した報酬の未収を加えて30万円を超える債権は未済だ。

 本人は、呑気だ。私の心境は穏やかでは無い。カンファレンスを終えて、心労を抱えながら帰宅する。

 その帰宅する途中から、スマホへのメールが続く。返事を書き込みながら、マンションに入っても続く。終わったのが、夜の10時だった。支援している方の情報や新たな依頼など、予定しているセミナーの対処などだった。