行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

またも、若い人の相談へ向かって

土曜日に留守番電話に入って居た、住宅確保要配慮者から電話があった。丁度、外出している時で車の中で転送で受信した。

 やはり、隣市の生活保護課からの紹介だという。そこまでは、留守番電話に録音されて居た情報だった。

 事情は同情の余地があるが、私どもで解決出来ない事情があった。新型コロナに感染で仕事が出来ず、収入が絶たれて生活が困窮した若者の部類に入る独居女性だった。なので、家賃が払えず強制立ち退きに至って、何と5日後に部屋から出ないといけない、という切羽詰まった事情だった。

 さて、私たちが出来ることは家を探すお手伝いで、金銭的なサポートはできないなのでなのに、どう言った裏付けがあってこうやって丸投げして来るのか。無責任な市役所だ。

 私も多忙なので、居住支援事業管理者の菊ちゃんにお願いする事にした。電話で情報を提供して、直接連絡して詳細を確認して連携する不動産仲介業者に物件の検索をお願いする様に頼んだ。

 夜になって、報告のメールが来た。

 【何度か電話して、やっと先程連絡つきました。最初社協に相談にいったら申請しても時間がかかると言われ、市役所の生活保護課に回され保護課には初期費用とか後払いにしてもらえる所をうちに探してもらってと言われたそうです😨

明日、不動産仲介業者さんにお願いしてみます。】

 【ありがとうございます。大変ですが、無理せずに早めの結論を伝えて下さい。紹介出来ないのに、引っ張って強制退去日2月5日に合わなかったら返って迷惑を掛けて逆恨みや逆上することが多々有るので気を付けて下さい。宜しく頼みます。】

 そんな訳で、今日の所は終わる。

 午後から出掛けて、東大阪市の相談者宅に向かう。昨年、困難な相続を時間を掛けて終えた。基本的な遺産分割だったのだが、お子様や配偶者が居なかった、いわゆるお一人様だったので、兄弟が相続人となった。高齢者で5人兄弟で上の3人の兄弟は既に亡く、それぞれのお子様3人ずつが相続人となった。

 それぞれの親の育て方が出て、代襲相続人の意見が纏まらない。不要という兄弟ともっと寄越せ、唯一生存して居た亡くなった方の妹さんが年齢が高いので、基本通りの相続額は不要だと言い張って来るとんでもない代襲相続人もいて呆れ果てたが、何も口を出さないのは当然の事。

 早く寄越せと言う、とんでもない代襲相続人などに呆れた。やっと基本通りの遺産分割になって、終わった。唯一の兄弟への、相続不動産の登記の為に司法書士紹介など支援して居た。その相続不動産の売却をする事になったが、司法書士からその方が認知症になっているので進められない、と成年後見審判申立に移行した。

 その中で、「登記されて居ない事の証明」取得に委任状を頂いて法務局へ取得代行依頼されたので、打ち合わせに自宅を訪問して、委任状を受け取って法務局へ向かった。法務局で取得して、コミュニティカフェで一休みする。

 帰る途中に人身事故があって、帰宅時間と重なって大渋滞になった。戻って来た時には、暗くなって居た。

 午前中、昨年から続いている不動産購入の打ち合わせがあった。成年後見人から、成年被後見人が亡くなって、相続人がいないので遺言執行人が引き取ってくれる人を探しているのでどうですか、と相談を受けた。

 売買だと思って、じゃあ私が購入したいです、と手を挙げた。それから、とんとん拍子に進んで現地確認して自分なりにどう活用するか考えた。不動産投資に本気で参入したいと勉強も始めた。

 評価されている不動産投資家への継続的セミナーに20万円を超える投資をして現在も学習中だ。売買ではなく賃貸を念頭に置いて進めて行った。先日は、ダメだったが宅地建物取引士の試験を受けた。その過程で過去問をして次の受験への自信が生まれた。

 居住支援事業も、全国組織の大阪地域の中心として活動を開始して、守口市でも当社が事務局として事業委託を受任する契約を行った。協議会設立も2月14日に決まって順調な事業構築に向かっている。

 今年は、不動産事業に向けて活動をと思っていたところへの不動産投資への話しだったので前のめりになっている。

 今日は、その最終段階で、具体的な契約日や売買代金などの連絡があった。契約日は2月7日、売買代金は最初は無償で贈与だったが、相続手続きをした上で無ければならない、との事で有償になった。

 そこで、遺言執行人から登記費用が知人の司法書士で、3万円でとの事だった。それでは、登記費用も遺言執行人の方で相続財産から支出するので、売買代金も3万円でとの事だった。

 全てお任せします、と答えた。問題は、購入した後の活用である。それが一番の課題だと思っている。まだ結論は出ていないが、幾つか考えている。