行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

求められる金銭管理だが

東大阪市の居宅介護支援事業所ケアマネジャーから、地域包括支援センターが私を紹介して欲しいとの要請があると言われて、調整して今日の午後1時に東大阪市の当該地域包括支援センターにて面談した。

 地域の高齢者のあらゆる相談や課題を受けて解決に向けた活動を行っているのが、地域包括支援センターである。勿論、その運営主体である社会福祉法人だけでは、解決できる範囲は限られている。なので、多彩な法人や士業などと連携を行っている。

 何故、このような場に繋がったのか、と言うと地域の事例検討会にて困難事例の課題解決での解決策で紹介者のケアマネジャーが、私との連携で解決に至ったお話しをして衆目を集めて具体例に感激して合わせて欲しいと要望があって今日に繋がった。

 立派な特別養護老人ホーム内に、地域包括支援センターが併設してあり、居宅介護支援事業所や訪問看護ステーション、ホームヘルパーステーション、デイサービスなども真新しく感じられた建物に同居していた。

 入り口で、管理者や副主任の出迎えを受けて会議室に案内された。

 直ぐに、どんな業務をお願いできるのか聞かれた。人の助けが必要となる年齢から、介護状態、死、死後時までのラインに対して必要となる項目や契約を記してあるパンフレットを示して、必要に応じてオーダーメイドのプランを示してご本人の理解があれば契約書を示して、サポート採用を説明させていただく旨をお話しした。

 言葉少なめにお話しした。網羅するより、聞かれたら課題解決に向けて具体的にお話しする事にした。そうすると、他の地域包括支援センターでも同様に、金銭管理を言って来た。認知症であるなら、成年後見制度があるが、そこまで行かない浪費家や生活破綻者への金銭管理支援である。

 ここでいつも勘違いされるのは、金銭管理を必要とする者であっても、本人が納得していないのに説得して迄押し付けて来る無責任な組織が多いと言うことだ。それはしない、と事前にお話しした。そうすると、現場で苦労しているのかとんでも無い人間性の輩がいる。特に男性にその様な人物がいると言い出す。私も、思い当たる嫌な人間がいることに思いが至って、頭にそれらの顔が浮かんだ。

 他者に世話になっていながら、怒鳴り散らしたり、嘘を並べ立てて大声で文句を言ったり脅したり。組織にクレームして来る。本当に嫌な奴は一定数いるのだ。権利だけは主張して、本当に困ったものだ。こんな奴らが、見ず知らずの者に大事な金を預けて言いなりの生活をするだろうか。結果はわかっているので、最初からゴメンだ。

 その金銭管理は、複数の地域包括支援センターから相談されている。やれない事はないが、専門的な人材が必要になる。面倒で、リスクが大きい。金庫が幾つかあるので現金や預貯金通帳の保管は出来るが、入出金手続きが都市銀行、地方銀行、信用金庫、ゆうちょ銀行など多岐に亘る。近隣にある金融機関での入出金であるなら良いが、そうは行かない。処理日も複数あったら大きな負担になる。

 基本的な金額を5千円で1手続きを千円とすると入出金5回で、月額負担1万円となる。生活の余裕がない方では負担が大きい。何の生産性もない行為に1万円の負担が大きい。東京の長男に何かいい知恵は無いか、デジタル化がどこまで浸透できるか聞いて見たいと思う。どの法人で受けるか、行政書士事業所として行うか。

 その金銭管理の話しで少し認識を共用した。続いて、成年後見の話になって、具体的な行動事例をお話しした。聞かれれば答えたいが、然程、事案を抱えている訳でもない様で、問い合わせも多くは無かった。

 施設の中にあるので、周辺の事業所は来ずらいのかも知れない。

 多くの時間を割く訳でもなく、私の今の体力では丁度良い時間的な負担で終わった。今後の事業展開へ道筋が見えて来た。やはり、デジタル化は必要な事である。限りない事業展開ができる。先日は株式会社のIT導入補助金が決定して、今は特定非営利活動法人の同様の補助金申請を準備している最中だ。次は行政書士にするか一般社団法人にするか考え中だ。

 この地域包括支援センターに来る前に、途中で昼食を摂った。初めての店に入った。読み方が分からない「しゃぶ葉」と言う店だった。システムを入り口で説明を受けてタッチパネルで操作して、野菜を取ってお肉が来るのを準備万端で待っていた。

 ロボットがあちこちのお客様テーブルに運んで行くが、私たちのテーブルには一向に来ない。最高級の牛肉と豚肉を注文したはずだ。タレは4種類来ていたので、それに野菜や豆腐を投入して食べ始めた。幾ら待ってもお肉が来ない。段々とお腹が一杯なくなって来た。

 予定していた1時間を半分以上過ぎてよゆうが無くなったので、店員に何故来ないのか聞いた。何と二段階で、肉は次の操作があって銘柄指定をしていなかったのだ。

 それにしても、店員は殆どいなくてロボットが活躍していたのには、驚いた。