行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

高齢の女性金銭管理パターン

 恒例の女性に限った事ではないが、またかと腹立たしい、紆余曲折の言動にいつもの通り何も言わない私の戦略が功を奏して、私が願った通りに落ち着いた。

 先週、地域包括支援センターの要請で未払い金が毎月増える一方で、一向に改善されない。その為に、金銭管理の相談を受けた。旦那さんの年金で充分暮らせるのに、奥さんの年金を合わせると、悠々自適に暮らせる。それなのに、家賃も旦那さんの医療費もライフラインも、支払って余りある。

 それなのに、請求書やケアマネジャーが纏めたメモを見ると総額170万円に達しました。その場で提案したのは、借り入れで一括返済をしてから、生活を修正して行く。

 その170万円をどう工面するのか。社会福祉協議会からの借り入れを提案をした。しかし、必須の保証人を誰がするのかで、定まらずその提案は頓挫した。ここで、連帯保証人になると、請求が継続して来る恐れがある。借り入れした当事者が亡くなっても、連帯保証人へは完済する迄、請求書が送られて来る。

 面倒なので、私も受け入れない。そうして、次善の提案は私が責任を持って全権を委任されて,旦那さんの年金を管理する。私が未払い金を一括返金して身軽になる。旦那さんの年金額で充分な各種費用と私の建て替え金へ充当できる。勿論、毎月の私への金銭管理報酬も規定通り得られる。

 生活費は、高齢者二人なので、基本食事だけで、奥さんの年金で賄う事が可能だと、お話ししてご夫婦の同意を得た。正式な契約は、21日に行われる事になっていた。

 その奥さんから、朝、電話があった。色々と言い訳していたが、結論的には任せるのは拒否するので、白紙にして欲しいとの事だった。私の姿勢は、ご本人の思いが優先で説得して認めさせる事はしない。

 了解して、21日に集合する地域包括支援センター担当者とケアマネジャーにその旨を伝えてくれる様に依頼すると私に言ってくれという。そして、

 「お金を管理されるのは嫌だという、私の言葉は黙っていて欲しいです。」

 と、都合の良い事を言う。

 この手の大阪のおばちゃんは、自分が悪く思われるのが嫌で、調子の良い事を言う。何か理由があるだと思う。十分な年金で生活できるのに病弱な旦那さんの年金も自分の年金も自由にしている。

 その旦那さんの年金に自分が手を出せなくなったら、何か問題が生ずる様な気がする。その、話しを自宅で起きなった際も抵抗が激しく、地域包括支援センターなどの話しに納得していながら、具体的に私が管理すると言うと、

 「他人に金銭管理をして貰おうとは思わない。」

 と、私を睨んで啖呵を切った。しかし、旦那さんや周辺の説得で受け入れた。それと同じパターンだ。

 その電話を受け入れて意思の確認をして、先日同席した人に伝えた。ホッとして、キャンセルのつもりで居たが、また説得したのだろう、夕方になってケアマネジャーから電話があって、やっぱりお願いしたいとの事になった。

 さて、10時に外出して奈良県境のリハビリテーション病院に向かった。途中、すれ違う寸前に気付いたが、三輪さんも同時に気付いたが、当社で勤務していた管理者が自転車で仕事に向かっている光景の主役がその人だった。思わず苦労しているのが分かる、老け込んでいた。

 当社では自主自立で、私は管理しない。なので、良い加減に過ごそうと思えば幾らでも出来る。だからと言って、給与に影響がない。この中間管理職の働きは最低の勤労者としてのモラルも勤労意欲もない集団だった。

 この集団に、大きな改革を提案した。つまり、デジタル化だ。中間管理職が居なくても会社の運営が出来る様に図ろうとした。しかし、集団で逃げ出した。他の事業所を含めて10人は超えた。年収400万円から500万円の者たちだ。社会保険の負担など、収益を上げず時代遅れの手書きでに時間調整で残業代も馬鹿にならない。

 それら、生産性のない人件費を中心に費用が一掃された。働く人が残って、利益の殆ど上がらなかった介護・福祉事業が大きな利益を上げる様になった。そう、売上ではない、利益なのだ。それと連動する様に、特定非営利活動法人も大幅な利益を計上する。そうして、行政書士事業も間断なく依頼に終われていて、嬉しい悲鳴だ。

 唯一、一般社団法人は教育関係の定款であって、オンラインでは受講料が限られているので、対面教育でスタートした。受講料が15万円程度でも、満席30人は集まった。東京、大阪、さいたま市で実施して、これから拡大しようとした矢先のコロナ禍だった。今は、企画する余裕もないので、落ち着いたら頑張ろう。

 管理者だった彼女が一ヘルパーさんとして自転車で移動していた。多くの元社員と会うが、みんなそんな待遇で苦労しているのだろう。自主自立は自主自律なのだ。

 11時から、飯盛山中腹にあるリハビリテーション病院に向かった。今日は、支払った療養費の還付を受ける手続きの確認がメインのカンファレンスだった。ご本人と病院のMSWと三輪さんと私が参加した。何しろ、この手続きは初めてであり、指導を受けながら書類を作成する他ないので、一歩的に聞き役に徹した。

 何度も聞き、戻ってからゆっくり作業をするつもりだ。丁度、昼食時間だったので戻りながらいつもの「かつ喜」に寄ってカツを頂いた。そこに向かう前に、山の中にナビにあった「不動明王」を本尊とするお寺があったが、駐車場が無くて参拝を断念した。

 その代わり、少し離れた所にある「龍間神社」に行って、参拝して身を清めた。その甲斐あって、夕方には体調も意識できるほど回復した。