行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

桁クソ悪い

 お客さんだろうが、へつらう気持ちは全く無い。とんでもない、そんな男に捕まられてしまった。まるでストーカーの様に離れない。膨大な内容に、自分で勉強するなりホームページを見れば詳細な説明があるから、それを見て分からない部分を聞けばわかる範囲で説明するが、見ようともせずに教えてくれと言う。

 しかし、これまでの経験から私も全てを暗記している訳ではないので、話しをしたものがあって、その時も、

 「全て暗記している訳ではないので、ホームページを見て一点一点確認して。」

 と、言ったのだが聞いていなかった!教えてくれなかった、と言う男だ。

 私は、話しをしたくないが何かと電話して来たりメールして来たり。勝手に時間や日を決めて、押し掛けて来る。普通だったら数ヶ月掛かる業務なのだが、2週間程度で仕上げる羽目になった。

 どうも良からぬ気持ちを持っているのではないかね認知症の叔父さんの財産の管理する方向でケアマネジャーから依頼された。訪問してある程度書類が完成したので、最終確認の積りで訪問すると、新たにその無職の男が来ていた。

 突然、自分が叔父さんの財産を管理すると言い出してこれまで積み上げた妹さんたちの立場が無くなって、無理な方向に動き出す。自分が何も仕事をしていないので、何か病的な必死さに怒りを覚えて、私は真剣にはなれない。

 私は、その多くの財産に関係はないが、関わったら出来るだけ守りたいとの思いを捨て切れない。それが、私の小さな能力を使いたくない。その思いが、必要なら自分で読みなさい、見なさいになる。その上で、聞いてくださいって言う。

 わざわざ、バイクで数時間掛けて飛んでくる。他の親族に要件があって約束して訪問すると、奴がいる。認知症のご本人の面倒を妹たちが見ているが、何故、求められていない奴が出て来たのか。他の親族の叔母さんは中学しか出ていない、とか年齢が高いので理解が出来ない、などと本人を目の前をして暴言を放つ。

 ご本人は、山奥の村に親と二人で住んでいた時に、その田舎の土地を公共に使用するとして収用された。その金銭で、土地を求めて、預貯金や投資信託、定額預金を行って50年以上経過して非常な財産になっている。その生活は質素そのもので、新聞紙1枚も粗末にしなかったと言う。

 それが、認知症に罹患して財産を巡って兄弟どころか、甥や姪をも巻き込んでとんでもない騒動が展開されている。私は、ご本人から信頼しているケアマネジャーを通じてその財産の保全を依頼されたけど、大事なところで暴挙を認める者の出現によって小説になる様な混乱になってしまった。

 依頼された範囲内で、私の正義感に従って動いている。奴が、財産管理を担ったらどう推移するか容易に予測が付く。おかしな動きがあったら誰かが指摘をして、方向を正常化する様な仕掛けが必要だと考えている。

 馬鹿げた事に、修正や作成し直しの部分があって、その指摘をすると。大量にあってもその場で直すので、と私の前で作成し直しをしようとするので、なんで私が長時間作成に時間要する作業を黙って見つめて居なければならないのか。

 「後から、ゆっくりと覚えながら書き直して下さい。」

 と言うと、それをしなくてもいい様に私に依頼した、と言う。

 しかし、こいつに依頼など一言も言われていない。ご本人からケアマネジャーを通じて依頼されたのだ。そのご本人を、数日前に施設へ入れてしまった。いよいよ、実効するかな、こいつら。

 しかし、私が出来るのはここまでだと思う。もう、関わりたくはない。まだ、1円も請求していない。請求書は作ったが、もう少し様子を見てからだ、と思う。

 この年末に来て、今年が良い年で終わるか否か。