行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

通帳発見、嬉しさも半減

今日は嬉しさが込み上げる事例と憤懣やる方ない事例が交錯して、それでも嬉しさの方が少し優っている。

 先日、成年後見人の審判が下りて、就任した。多額の財産を所持している方だが、正常になる時間がない。某言暴力が訪問医師や看護師にも及ぶ。医療関係の支援は拒否されて見込めない。

 やっと介護ヘルパーとケアマネジャーの献身的支援で生活が成り立っている。その方の財産調査で、ケアマネジャーからの情報で通帳を引き継いだ。しかし、引き継いだ通帳類の中に定期預金が結構な額が印字されて居るものがあって、確認したら平成14年の打ち込みが最終日だった。確認を要すると認識をしていた。

 それより、所有して居る高級マンションの管理費が振替されて居るが、引き継いだ通帳にはその金額の印字はされていない。

 電話、水道、電気などの振替通知はあるが引き落とされて居る通帳がない。やっと、1通の請求書に引き落とし口座がゆうちょ銀行という文字が見えた。しかし、手元にゆうちょ銀行の通帳はない。

 成年後見人の登記事項証明書はあるので、午後、他の銀行に立ち寄った後にゆうちょ銀行に向かった。

 窓口で成年後見人登記事項証明書を提示して、ゆうちょ銀行へ口座があると思われる資料を提示して、検索と再発行を依頼した。所定用紙を出して、依頼書を作成するように言われてその場で書き込む。想定されら問答があって暫く席に座って待機した。

 窓口に呼ばれて、担当者の話では複数の口座があるようで、届けされた住所に本部のセンターから通知が行くとの事だった。

 それにしても、ゆうちょ銀行の他に確認しなければならない口座が三井住友銀行にもあって、予想される金額は多いと思う。成年後見人報酬付与申立の際には、産み出した金額が報酬に反映される。

 その様な嬉しい思いに浸って居ると、居住支援相談のあった社会福祉協議会から電話があった。それも、数度あった。お願いされた精神障害者1級の方の転居支援に懇意にして居る不動産仲介業者に確保をお願いしたが、精神障害者1級を理由に大家さんの拒否が続いて、内覧計画がキャンセル続きだと言う。

 私ども福祉に携わっている者からすると言語道断なのだが、日本の社会の貸す方からすると当たり前の感覚なのだろう、と思って自分の怒りを鎮める。

 それが、その後数度、社会福祉協議会から電話があって、私が不動産仲介業者に提案したサブリースも、不動産担当者から無視されて不動産仲介業者としての限界でこれ以上無理と言って来たと報告があった。私は、非常に立腹している。

 追い討ちを掛けるように、リハビリテーション病院の相談員から何度も電話が入った。端的に言うと、多重債務者で病院代が転院前の医科大病院分から支払っていない。

 リハビリテーション病院から施設への転居が来月5日に決まったので、100万円を超える入院費用をいつ支払うのか、返済計画と最後には念書を書いてくれと言う。

 私は、保証人でも親族でもない。退院支援と金銭管理だけだ。