行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

日曜日でも平日シフト

 寒い季節になって、猛暑だと苦しんだ夏の暑さが記憶に無くなった。朝は暗いし、風は冷たいし、ジャンパーを通して身震いがした朝の通勤だった。相変わらず、6時半には事務所の鍵を開ける。昨日メールがあったNPO法人代表理事の印鑑を後見センター事務所のドアポストに入れた。

 実は昨日夕方に突然後見センター職員からメールが来た。

 【お疲れさまです。

おやすみのところすみません。

今朝、門真寿町にお住まいの被後見人(○○○○様)が、風呂場で亡くなり警察とのやりとりが先程終わりました。

明日ですが、諸々葬儀の打ち合わせ等あり、出勤することにしました。

佐藤さんに了承いただきたいのが、今回亡くなられた場所が自宅で、身寄りなし。

死亡届人は後見人がなるしかなく、届け人を代表者佐藤さんのお名前を記載させていただいてもよろしいでしょうか?】

 【はい、大丈夫です。宜しく頼みます。】

 【ありがとうございます。

あと、明日午前中であれば何時でも構いませんので、法人印鑑を210号室ドアポストに入れていただくことは可能でしょうか?】

 【分かりました。】

 【ありがとうございます。

おやすみのところ、申し訳ございません。】

 【休みは取っていません。】

と、いったような訳で代表者印を入れた訳である。

 さて、仕事に取り掛かる迄が、多々メールを確認したり返事を書いたりした。時間を見て、余りにも時間が過ぎ去っていたので、叱咤して成年後見人として2ケース実務を行った。

 最初に、今月が成年被後見人の誕生日で最初の成年後見事務報告作成を行った。今月末現在の財産目録作成で月末に通帳残高打ち込んで添付する必要があるので、事情説明書や報酬審判申立書など作成した。

 続いて、先月、成年後見人に就任した被後見人の方の初回財産目録などの報告書を作成した。

 今日の最後の仕事は、大阪府からの補助金事業の中間報告書作成に向けた、資料の点検を行った。その関連で、守口市居住支援協議会設立の際に受任する業務の点検を行った。

 午後1時半に三輪さんが迎えに来た。昨日、電話があった居住支援業務の対象者自宅に向かった。昨日から数える事一月前にやはり電話があって訪問した方だった。

 私が聴き間違ったのか、相談者が言い間違ったのか異なった家に行った事が今日分かった。相手から電話があって、再び相談に乗って欲しい、と言って来た。

 私は、先月その住所の地域に訪問してご自宅を探したが見当たらず、住所地の辺りに居て電話をした。電話が鳴っているのが聞こえた。2階で鳴っていた建物の1階の呼び鈴を鳴らした。戸を叩いた。一切反応が無かった。

 あれから20日以上経過して再び相談の電話があって、

 「先日、電話したが出てくれなかった。」

 「すいません。電話の調子が悪くて、鳴らないんです。」

 鳴っていたのを確認しています、と私は言わなかった。

 通常通り、基本的な質問をした。何と、近隣との音のトラブルで、何度も警察沙汰になっているのを転居理由とした。持ち家であるのに出て行く不思議さを感じた。