行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

口座名義を替えるのは大変です。

今日は時間にも仕事にも追いかけられている1日だった。朝早く、始業時間前に後見センターの司法書士が来た。私から引き継いだ成年後見人として遺産相続手続きを終えて、被相続人の親族が開発途中で頓挫した住宅用地を所有していて、処分の相談を受けた時に買取る検討をしても良いと返事していた。

 その事について、相談者が司法書士に具体的に進めて欲しい、と要請したらしいので、私にその旨を伝えに来て、ご本人への連絡をして欲しいと言って来た。

 開発が頓挫した開発途上の一角で処分できるかふめいだが、相談に乗ると口に出したので真剣に考えて、購入しようかと思う。

 その後、長男から電話があって不動産取引の勉強会へ参加を促していた事への、参加するとの返事を貰った。既に、26万円の参加料は支払い済みだ。

 その他、30分程、今後の事について話し合った。携帯電話を購入したので、と22万円の請求書をメールして来た。相当な金額で、パソコンより高額だ。長男のIT関係の設備の購入は100万円も超えている。

 大阪府へ、要請されているデータをメールして出発の10半になった。昨日の岸和田市の紀陽銀行での成年後見人への名義書き換えなどの手続きの続きだ。朝一番で、コンビニに行って必要な私の印鑑登録証明を取得して、紀陽銀行守口支店へ持参した。

 支店では、応接室にて対応された。不足分の書類を提示して、各種手続きの続きを行った。確認や被後見人が口座作成している岸和田支店への整合などに時間を要して長時間待機状態だった。

 ここの支店は午前中の営業は11時半まで、午後が12時半からだったが終わったのがその12時半だった。担当した若い行員も休憩時間を取れずに、申し訳なかった。

 やっと手続きが終わって、請求書が届いている費用の支払いをする為に、出金を依頼した。その手続きも大変時間を要した。成年後見人名義のキャッシュカード等の発行はまだ時間が掛かる。その上、私の住民票はさいたま市にあり、書留で送付されるのはさいたま市なのだ。そこから、送って貰わないといけない。

 やれやれとひと段落だったが、朝からリハビリテーション病院に入院している患者の治療費支払いで追われている。病院職員から、今日、数度連絡があって、いつ払えるか、という訳だ。段々と請求が厳しくなって、最後の電話は現在幾らあって、幾ら払えるのかの追求調の電話だった。

 請求額が100万円を超えており、手持ち残金が遥かに少ない。事情をお話しして、一部でも分割して支払いたいと返事して納得して貰った。

 返済計画を聞かれたが、現時点では金銭管理と事務委任だけの立場なので、今後の返済などのプランは責任が持てない中での返事になった。

 先ずご本人か親族から、成年後見審判申立をして貰って口座開設後傷病手当の申請を成年後見人に行って貰う。他の手続きとして生活保護受給申請や破産宣告申請などが考えられる。

 私も継続的に、借金の請求をされるのが一番堪えることなのだ。

 その請求電話が、午後1時から4時迄zoomでセミナー受講中に何度も連絡があった。

 その中に、豊中市からのシェルターに避難している方から、シェルターから早く出て自立した生活をしたいとの希望があり、住居の確保に動く事となった。

 4時に、zoomでのセミナーを終えた。ここから、セミナー中に連絡のあった事案に対処して5時半になった。

 急に天候が悪化して、雹のようなものが降って雷が大騒ぎだった。天候と私の業務が一致して大荒れだった。

 夜7時半に、安否確認の電話を契約者に掛けた。いつもの通り30分話を聞いた。今年は2年目だ。一昨年、市役所から紹介されたと電話があって面談を行った。コロナ禍真っ盛りの時期だった。心臓の病に冒されて、手術に向かう事になって、最悪を考慮して遺言、死後事務、事務委任と任意後見の公正証書を作成して、遺言執行人に就任した。同時に入院手術時の身元引受人、連帯保証人、事務委任.任意後見契約受任者に就任した。

 無事手術が終わって、自宅療養に移行してその時には独居になってしまって、健康に不安になった。安否確認の依頼があって機械で安否確認を行う事にした。しかし、機器では安心出来ないとの思いから話し合って週1回電話での安否確認を行う事になった。

 そうして、2年目になって隔週になり連絡する機会は少なくなった。しかし、定期的に連絡するという約束はきつい事だと知ったので、これ以上の契約はしない事にした。ただ、

 「こうして、連絡して頂いて安心できます。」

 と、言われた時には大変だが良かったと、頂いた言葉を何度も噛み締めた。