行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

新幹線「のぞみ」は博多への

 折角のリフレッシュを兼ねた博多への出張だったが、電話攻勢に追いまくられて落ち着く暇もなかった。新大阪駅に着いた9時辺りから何本もの電話が入る。施設入居者や複数の市役所からだった。

 丁度、新幹線構内にあるStarbucksに入って昼食を頂いている時だったので、電話は取らなかった。落ち着いてから施設へ掛けたが今度は相手が出ない。

 要件は分かっていた。昨日、市役所から死後事務や財産管理の依頼をしたい施設入居者で、凶暴な御仁らしい。後々のことがあるので電話を折り返し掛けた。しかし、何度掛けても施設の電話は誰も出ない。

 諦めて、博多方面行きホームへ上がる。電話が掛かって来る。取る。今度は電波の状態が悪いのか、音声が途切れるので話す内容が分からない。現状と出張事情を話した。到着が12時半なので、1時に掛けるという。

 車内では1時間は起きていたが。いつの間にか眠ってしまって、起きた時は関門トンネルを通過していた。30分後博多駅到着した。

 直ぐに駅前の「都ホテル博多」に入って、お腹が空いていたので最上階イタリアンレストランに向かう。街並みが一望出来る。この10年間で4回目の訪問だ。

 ランチのSpecial courseを頼んで、

 「少し時間が掛かりますが、大丈夫ですか?」と、ウエイトレスに聞かれたので、セミナーは4時からだった筈なので、大丈夫です、と答えた。

 ただ、ここからどのくらい会場まで掛かるのか聞こうと思って、パンフレットを出して開始時間を見て驚いた。

 見間違えていた。14:00と印刷してあったのに「1」を見落として、4:00と勘違いしていたのに、気づいた。4時と2時では2時間も違う。やばいー。

 ウエイトレスに、ここから徒歩で会場までどのくらい掛かるのか聞いて、2時開始なので、とお話しすると、

 「お料理が被さるかも知れませんが、急ぎます。」

 コース料理の順番が、重なって出されるということだ。

 その好意に合わせて、急いで食べる。会場まで5分から10分という言葉を念頭に、食事が終わった時は2時迄5分前だった。汗を掻いて、何とか受付が残っている時間に着いた。

 リアル会場は、満席で空きを見つけて前から二番目の席に座った。福岡市の居住支援協議会担当者の現状報告が行われていた。続いて、福岡県居住支援協議会事務局の県庁職員のこれまでの経緯と現状の課題などの報告があって、3時に休憩に入った。

 ここまで2時間。続いて、高齢者向け不動産賃貸業と高齢介護兼業事業者の運用報告がなされた。最後に、遺品整理業者の現状報告があって予定の2時間半のセミナーが終了した。学習となった部分はあったものの、もう少し期待をしていた。

 5時に都ホテル博多に戻って、大浴場で久しぶりに足を伸ばして疲れを癒した。一休みして、8時過ぎに2階「魚蔵」に行って新鮮なお魚を堪能して、10時に今日の全てのスケジュールは滞りなく終わった。