行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

相談案件てんこ盛りの博多から帰阪

 覚悟はしていたが、朝からずっと電話ばかりだった。昨夕も、もう落ち着いたかと思った所に、大学付属病院ケアプランセンターのケアマネジャーから相談の電話があった。

 死期が迫っている、身寄りがない方の支援相談だった。本人は、自宅に帰るつもりで居るがケアマネジャーとしては最悪の時を迎えた時の事を考えて、医療機関と相談する。経験がないので、どうしたもんか何も妙案が浮かばずに、医療と相談する時には何も知識や経験が無く重圧に苛まれていて、

 「佐藤さんに相談してみたら、と言われて電話をさせて頂きました。」

 状況を聞いた。それで、死後事務や事務委任の契約が必要になるので、ご本人への面談日程調整をお願いした。

 大学病院の紹介というか、佐藤に聞けばと言われた事に対する責任の重さと、困ったら佐藤にという口コミがなされている事に嬉しさが充満していた。本当に嬉しい限りだ。

 そんな中、市役所や病院から沢山の相談が、昨日に続いて今日の朝から引っ切り無しに続く。

 最初は、施設入所している方から。事前に、何度か電話があったが非通知は出ない主義なので受けられなかった。留守番電話には、何で出ない繋がらないとの怒りの録音があった。

 これでは、埒があかないと市役所に駆け込む。市役所から私へ連絡が来る。視覚に障害が発症して徐々に視力が失われて行く。問題は、支払いなどの手続き、書類作成などの事務代行、死後の事務、財産の処置などの手続きを委任する信頼出来る代理人、執行者の確保だ。

 その信頼を置ける人物として推薦を受けたのは嬉しい限りだ。

 間を置かず、障がい者自立支援センター支援員から電話があった。立ち退きに遭って自立した生活をしたい。保証人、緊急連絡先がなくて家を借りられないので、家探しと保証人などの総合サポート依頼だ。

 この件でも、昨日から何度も電話があって、今日も数回やりとりする。先ずは、面談だ。日程調整をお願いして、訪問日が決まった。

 私のホームページを見て、数週間前から住宅の賃貸時に求められた緊急連絡先への就任要請の問い合わせがあって、毎日、一問一答形式でやり取りしていた女性からの電話が突然あった。名前を名乗られて直ぐに分かった。

 お若い方でも、無縁という言葉が当てはまる方も居るのだと思う事が続いて居る。私は昨日から福岡への出張で会社のPCにメールを私へ

送っても返事が無いので、心配になって電話をして来たという。

 住所を聞いて来た。賃貸契約書に緊急連絡先の義務が明記されていれば確認をしたいので、写しを頂きたいと言っていたので、それを送りたいのだろうか。口頭で住所を返事をした。

 守口市、門真市に続いて寝屋川市役所から電話が来た。リハビリテーション病院に入院している方の代理で行った国民健康保険への移行の遡及申請が承認されたとの事だった。もう一つあった限度額証の遡及について聞いた。申請日より遡及して入院日に合わせる申立はルールに反する事となるので、不承認との事だった。

 私が財産管理を行っていて、現時点での入院費用は3カ月分で100万円を超える請求額で、支払える所有額を超えている。医療機関と医療制度などの巨大な壁を打ち破るのは、私は余りにも無力だ。諦めて、収益をどう得るか頭の中で考え始めた。

 未だ、受給していない傷病手当、生活保護、破産宣告などのいくつかを申請する事になるだろう。

 同業の行政書士から電話があった。簡単に言うと、被相続人の定期賃貸土地に所有している居住していた建物があり建物を取り壊し処分する前に、身寄り無しなので第三者に売却したいと思っているが、購入される意思がありますか?

 と言う事だった。空き家となる物件を購入してリフォーム後売却事業へ踏み出す事を話していたので、情報が来た。ただ、定期借地権なのでそれが検討課題だ。留保して時間を貰った。

 朝食は、「都ホテル博多」最上階レストランにて豪華な和食御膳を頂いた。お昼は、超遅くなって新大阪駅ビルエキビル「魚がし日本一」にて頂き、グルメストレス解消出張は終息を迎えた。

 次は年末のさいたま市と仙台市への帰省と毎年恒例の年始旅行となる。