行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

次の仕事に大きな負担感

 新大阪駅に近接している貸会議室にて、居住支援関係の会議を開いた。問題は、全国居住支援法人協議会から理事が東京から来て、新たな事業依頼がなされた。

 全国に居住支援拠点を作る事業計画があって東京や福岡に続いて、東京都の3倍を数える全国一の指定法人が存在する大阪に拠点を作りたいので、事務局を担って欲しいというものだ。

 問題は、実現が迫っている守口市に於いて重要な地位に就く事になれば余分な時間は無くなる。その事業計画に街づくりや空き家対策があって、身近でもあるし全力を尽くしたいと準備をしている。

 確かに、全国規模の方がダイナミックに活動出来るが、全国一の規模を誇る組織の管理運営となると現在の自分のキャパオーバーと思える。

 守口市の居住支援協議会事務局業務への影響も考えられる。二兎追うものは一兎も得られず。全国組織の理事が来られて手ぶらで帰すわけにもいかず、苦渋の決断で受け入れる事にした。具体的に進展したら、長男にネットワークを駆使して実行して貰おうと内心思っていた。

 この決断まで、来阪して来た理事の説明から1時間程度経過していた。その後、理事を交えて情報交換をして今日の日程を終えて午後4時に散会した。

 日程会場の確保が終わってから、理事来阪が決定したので急遽日程変更時にいつも確保している新大阪駅前徒歩1分も無いビル内会議室から別の会場になった。

 徒歩10分以上も掛かるので、未だ暑い中汗を掻き掻き歩いて向かった。菊ちゃんに負担が掛かっていた。彼女は生死の境を、毎月苦しい大変な治療を受けながら勤務しているがんサバイバーだ。

 肺が充分に機能しているわけでは無いので、平地でもゆっくりした移動で、坂や階段の登りを回避して歩を進めないと行けない。

 適当な道すがら、レトロな喫茶店があったので躊躇せずに入店した。レトロらしく、ニコチンの不快な匂いが薄らとしてどうしようか迷ったが、席に着いた。

 私はクリームソーダ、彼女2人はコーヒーフロートにした。話しをしていると、私の携帯電話が震えた。直ぐに取って話しを始めた。今日の会議参加者の一人が、迷って電話をして来た。

 すかさず、喫茶店のウエイトレスが大きな手作りの携帯電話の絵に大きく赤で❌印が付いた用紙を電話している私の目の前に示して、

 「電話を掛けるには他のお客様の迷惑になるので店内ではダメ。」

 と、言われて慌てて電話相手に事情を伝えて、道順は何も言わずに切った。

 暫くして、再び掛かって来た。思わず、取った。直ぐに店員が来て、同じ言動をする。




事情を話して切った。

 料金を支払って外に出て、道順の地図の画像をメールで送った。貸会議室に、汗だくになって到着する。会議準備をして、来客を待った。

 会議場に向かう前に昼食をする為にいつのも新大阪駅「エキマル」内の江戸前寿司「魚がし」に行って最高のお寿司を頂く。