行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

どんぶり経営の結末

杜撰な、どんぶり経営と三輪さんから言われるほど金銭的にいい加減な勘定を行っている現実が見えた午前中の仕事だった。

 金銭管理を長期間対応している方の入出金データを作成した。5月末に医療機関から依頼を受けて、ご本人と金銭管理の契約を交わした。この時点では、医療機関が金銭管理を行っていて、緊急治療が終わってリハビリテーション病院へ転院と同時に、預けてあった本人の預託金も一緒に次の病院へ本人が持参した。なので、幾らあったのか関わっていない。

 事務委任契約を交わして、入院手続きを行なった。入院保証金10万円を要求されて建て替えた。賃貸住宅に戻れる可能性が無いとの事で、10万円を超える家賃負担が無駄なので明け渡しをご本人と話しして決めた。

 独居にしては部屋数が多く、それに合わせて荷物も多く、事情があったのは後日知ったが、撤去費用の見積もりを見て困惑した。借入金は多額にあったが、実態が分からない。この撤去経費30万円も建て替えを覚悟した。

 預金通帳を預かり、打ち込む。残高を殆ど引き出した。借越をしているので、定期的に預金から引かれる。その他、ライフラインも振替されるので、停止するには口座に残高が無ければ強制解約になる。

 債務督促が来る。立場を伝えて残債を聞くが、個人情報を盾に教えてくれない。勤務先から解雇予告通知が来る。

 都合2ヵ月の給与、賞与、退職金をご本人に手渡しされた側にいて、直ぐに預かった。入院費用の精算が出来た。私が立て替えた金銭の返済は気にしていなかった。

 今日、入出金のデータを作った。データ上よりも現金が多額に残った。私が立て替えた金額だと知った。それまで、全く忘れていて。今日、返済を受けてスッキリした。

 裏付け請求書や領収書、会社からの給与や賞与、退職金明細書をチェックしながら2時間掛けて作った。

 親族のサポートを受けないと介護保険認定申請など出来ないので、連絡して協力を仰ぐことにして電話したが、不在だった。

 事務委任や金銭管理の毎月の報酬も受けていないので、計算して受領しないといけないのです。

 残りの時間を宅地建物取引士の受験勉強に充てた。50問の択一問題を行って31問正解だった。正解率が61%で目標の37問正解数にはもう少し不足しているので、夕方にも頑張ってみようと思ってマンションに戻った。

 昼食を食べて横になっていたら、眠ってしまった。

 相棒の三輪さんは、午前中早くから大阪市阿倍野区の退去支援を行った方の自宅にて、残置物処分前の貴重品や廃棄回避の点検に向かった。予定は明日も入っていて二日間の工程で、大変な業務を任せてしまっている。

 今後は、業務内容を見直して、効率良い業務にて廃棄物をビジネスモデルに変えたいと考えている。