小さな親切
小さな事なので、わざわざ記録する必要がないのだが、敬老の日でも有りトピックとして高齢者の人口が何十年ぶりで減少したとの事なので、関係性は無いが書く事にした。
先日、広島からの移住者と話しをしていたら、大阪に来て気付いた事が街中に障がい者を多く見かけたとの事。
私自身、その分野を仕事としていたので気付かなかった。障がい者でも、というかハンデがある人でも外出が自由に出来る環境が出来ているという事だろう。
そんな中での、高齢者の人口がマイナスとなったのは、巷間言われている新型コロナに感染した結果であろう。
話しが遠くなったが、私自身、三輪さんの運転する車で街中を走っているとお年寄り、特に女性の高齢者が腰を90°に曲げてカートを引いて歩いているのをよく見掛けて、それが日常だとすると心身の負担に気持ちが行ってしまう。
その気持ちを抱えながら、日常を送っていた。午前中の仕事を終えて、事務所が入っているマンションの階段を降り始めると、階段を登って来る人がいて、大きな音がして荷物を引っ張り上げているのが音で分かった。
1階の登り口のところに来て、お婆さんがカートを重そうに一段一段引き摺り上げていた。小さな小柄なお婆さんが、悲鳴をあげていた。 「何階まで持ち上げるのですか。」
と、声を掛けた。
「2階です。」
「私が持って行きましょう。」
そう言ってカートを持ち上げると、それがずっしりと重いのに驚いた。
こんな重いのを、こんなか細いお婆さんが持って上がって行く厳しさがこの日本に残っている。そう思って、哀しくなった。
しかし、それ以上に私が持ち上げていた取手の所をお婆さんが離さない。私が持って逃げる事を警戒したのだと理解した。お礼を言われたが、心底では無い様な感じだった。何でこんな事をしたのか測りかねている様だった。
何となくいい事をしたのかな、余計な事だったのかな、なんて思って行ったり来たりする変な気持ちを抱いマンションに戻った。
午前中の仕事は出勤して6時半過ぎから、12時迄一貫して居住支援実績中間報告の、三輪さんの補助金期間の日々の業務記録を起こしていた。4月から8月迄の5ヶ月分150日の記録である。
私といつも一緒に行動しているので、私の記録を見れば書くことができる。それでも、長時間掛かった。補助金に該当する業務に就いた時間数は、20%程度だと感じた。
その途中には、昨日、作成して送信した社員の給与明細関係を行った。しかし、今日も発信出来なかった。メールの受発信が機能していないのだ。
午後に、着替えが無くなったので、コインランドリーに行った。
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