行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

様々な人の悩みへのサポートに向けて

 この様な仕事をしていると、「人生」って言うか、深刻な相談もある。自分の境遇を披歴して、これから打開して人生を生き抜くにはどうしたら良いのか相談したい、との事だった。二十代の男性で、大学を中退した時から病へ罹患して、体力を失って同時に仕事も失った。

 自分がアルバイターとなった時に、これからの自分の人生がニートから離れられないと思うと、悲観してしまう。

 その様な精神状態になってしまっている自分に話しを聞いて貰ってアドバイスが欲しいと言う相談が登録しているサイトからあった。真剣に考えたいと思ってインタビューをしてアセスメント調査をさせて欲しい、と返事をした。

 今日は、そのサイトから相続の相談もあった。混同してしまって、変な返事をしてしまって、後から気付いたがいいやと思って終えた。

 その他、大学附属病院から込み入った事情の相談があった。緊急で搬送された方が退院はできないが、金銭的には余裕があって相続人や家族や同居人など複雑な人間模様が織り成されて、それをほぐしていかないと解決しないため、訪問する事にした。

 居住支援事業の相談もあって、大忙しだった。職務中に負傷して解雇されて、ホテル住まいを解消して安いアパートにでも入居出来ればと、市役所に相談に行って当方を紹介されたとの事だった。

 午前中は、12日のセミナー資料を一心に作成するも終わらず。菊ちゃんが、久しぶりに来た。病と格闘していて、顔を見せてくれるのが一番の安心する。

 23年も一緒に仕事しているので、この時間が一番ほっとする。勿論、三輪さんも同じ期間一緒に闘っているので、頼りになるし安寧の時間だ。

 菊ちゃんは、不治の病に罹患しているので、心配が尽きない。なので、広島から移住して来た看護師さんをサポートに付けようとしている。

 仕事のサポートもそうだが、日常の闘いのアドバイスも得られればありがたいと思う。その依頼は看護師さんにはお話しして了解を頂いている。

 問題は、自立心の強い菊ちゃんが、納得するのか心配だった。自分を信頼していないのか、と疑念を持たれら私のプランはお蔵入りで無駄になってしまう。

 言葉を選んで、話しをした。私の言葉なので不承不承受け入れた。何で自分にサポートが必要なのか。不足の仕事はしていない。言われた仕事は問題なく完遂している。なのに、何故とは思っているだろう。

 私の忙しさを理解して、何でも言って下さい、と言われている。私は、彼女の負担軽減と彼女の病の医療的相談に乗って欲しいと思っているのだが、言えないんです。出掛ける仕事や定期的な安否確認などの軽微なコミュニケーションをサポートして欲しいと思っている。

 早い実現が望まれる。

 午前中頑張ったが、12日のセミナー資料の作成は出来なかった。午後、外出してからの要件が終わってから事務所に戻って、再開しようと思って12時に三輪さんに迎えに来て貰って、四條畷市のケアプランセンターに向けて出た。

 1時間弱で予定取り早く到着する。約束の1時に余裕があって昼休憩時間に当たっているので、施設の駐車場に停車して時間調整を行っていると、待ち合わせしていたケアマネジャーが資料を持って停車している所まで来たのには驚いた。

 依頼内容に見合った、遺言書や権利証などの重要資料の写しを大きな封筒に入れたものを持参して来た。立ち話をして、辞して戻り乍ら三輪さんが検索した中華料理店に向かった。

 お店近くの駐車場に停車して、徒歩で5分くらいのお店に向かった。鄙びた町中華店で、おっさんがお客さんの席に座って休んでいた。慌てて、立ち上がって迎えた。

 品物を注文して、食べたかった餃子が最初出て来て飛びついた。注文が全て出て来て、分けながら食べた。美味しかった。

 食べている最中に、関西医科大学附属病院MSWから、相談案件が入ってメモした。

 外を見ていると傘を刺している人が居たので、雨が降って来たと理解した。処が、徐々に強くなった。いや、半端ではない豪雨になった。これは駐車場迄傘無しで行く事は無理。

 意を決して中華料理店の親父さんに、傘を借りて三輪さんが駐車場に向かって車を持って来て戻る算段をした。

 オッサンにお願いしたら、笑顔で了解です。三輪さんしか運転が出来ないので、お願いする他ない。豪雨の中、店を出て車に乗り込んで出発する。

 事務所に戻った頃には、すっかり雨は止んでいた。事務所に入ってPCに向かって仕事をする前に、長男とteamシステムで繋いで会話をした。Outlookのメール受送信が悪くて、上手く出来なくなって支障が出て来た。

 その出来ない送信などを、遠隔操作をして貰いながら修理をしてくれたが完全ではない。それでも、課題だったセミナー資料が完成して、何とか相手先に資料の送信が出来た。

 それが終わってから、長男の独り立ちに支援する事業の提案を幾つか行った。これまでも、話しをしたが納得を得られるまでに至っていなかった。

 自分の能力範囲内で自信を持てなかったのだろうと反省して、今回は二つ程提案してみた。両方ともで来ると判断したようで、詳細を送る事になった。親としては、ホッとして帰宅する。

 元気付けに都はるみさんの「好きになった人」と松山千春さんの「旅立ち」を聞いた。堀内孝雄さんの「遥かな轍」「愛しき日々」「思秋期」を聞いて今日は店仕舞いをして、戻った。

 明日は、忙しい1日になりそうだ。