自己診断でフレイルだと思う
私の人生の歴史に残る失態を演じてしまった。午後2時過ぎに、後見センター職員からメールが入った。
「おつかれ様です。
グループホーム到着しています。
佐藤さんどの辺でしょうか?
調査官も到着されました。」
間髪を置かず、
「調査官から
まだ掛かりますか?
聞かれています。
次の予定がある様です。
後どれくらいでしょうか?」
まずい、2時に家庭裁判所調査官と成年後見申立に係る本人面談を入所している施設にて実施することになっていて、法人後見人候補者として特定非営利活動法人代表理事として同席することになっていて、2時約束なのにすっかりその予定が飛んでしまっていた。
直前に、同じ後見センター職員に別件の引き継ぎを終えたところで、ホッとしていて、次のスケジュールを忘れ去っていた。
三輪さんから、午後は何時に出るのか聞かれれいたのに、俺は何をやっているんだ。
直前に立て続けに成年後見相談と居住支援の相談があって、施設での家庭裁判所調査官の面談を忘れてしまっていた。
先乗りしていた後見センター職員から電話も入って、平身低頭で謝ってこれから事務所を出ると伝えて出発の準備をした。
事務所にファイルがあるので、戻っていたマンションから事務所に向かってファイルを取ってから、被後見人が入所しているグループホームに向かった。
玄関のスペースで数人が座っているのが見えた。どうやら、ここで面接をしている様だ。悪い事が重なるもので、名刺を忘れてしまった。大阪家庭裁判所職員や電話で打ち合わせしていた施設長からご挨拶を頂いても返す名刺が無くて、本当に失礼な事をしてしまった。
面接は、ご本人のキャラクター全開で独壇場だった。何も言わないよりは、多種な発言をして貰った方が良いので、満足な出来栄えで終わった。
この方も引き継いで、午前中の案件と合わせて、今日は2ケース引き継いだ。
この施設に向かう前に、2ケースほど電話で新規の依頼があった。成年後見人の相談が大阪市内のケアマネジャーからあって、説明をして準備資料がある程度揃った段階で、連絡を貰うことになった。
続いて、離婚してシングルマザーになって、お子さんを育てて行きたい方から、市役所の女性サポートセンターからの紹介という事で具体的な情報を頂きサポート要請があった。
金銭的な支援は出来ないが、住まいの確保については、制度を活用しながら支援できるメニューの開示を行なった。
今後は、住まいの確保を念頭に不動産仲介業者と連携し
支援して行く事になる。ご本人から頂いた情報を動いて貰う不動産仲介業者へ提供して、希望物件へ繋げて行く。
午前中は、引き継ぎを行う任意被後見人の情報を提供しながら、引き継ぐ後見センター職員にレクチャーする。
それ以外の大半の時間は、何をやっていたのか記憶が曖昧だ。メールでコンサルしている起業希望の方への返事を慎重に行った。遠方なので、私の所に来たいという気持ちを受けて、候補日を具体的に示してくれるように返事を送った。
調子が本当に良くない。何とか、気持ち良く仕事をしたいと思うが、この脚の痛さで自由に動く事が出来ない。多分、動かないので筋肉が無くなっているのだろうと思う。
年齢的には早いがフレイル状態に陥っているかも知れない。動かずに寝てばかりの生活で必要な筋肉が落ちてしまっている。リハビリが必要な状態になっている。その衰えている筋肉を使いたいのだが、応じるだけの必要な筋肉が無くなっているので、他の筋肉に負担が掛かっていて痛みが発症している。
定期的な健康診断でも、最近はフレイル状態が数値で出ている。
動いて筋肉を作る事が求められているが、その手法が分からない。今更、この歩行をすると痛みが生じる動きにプラスして何をすればいいのか。これ以上、現在では無理だ。このままでは良くないのは分かっている。
本当に困ったものだ。サボり病なのだ。出来るだけ仕事を振って、依頼者に迷惑を掛けないようにしないといけない。
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