行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

ストレス三兄弟

 ずっと、気持ちに棘の様なものがあって、ジクジクしていた。トラブル社員をコロナ禍を機に粛正して大きく減って、大きなストレスから解放されて居るとはいえ、小さい澱が積み重なって来ると以前の様に表面に出て来る。

 社員の言動のことで有る。最初は、高学歴をひらけさす奴の相変わらずの言動だ。きっかけは、成年後見人の立場で自己判断で老人ホームに入所させた。

 その行為部分は、特に問題はない。処が、被後見人の収入が僅かしか無いのに、収入の数倍の費用負担の施設に入れてしまった。立ち所に、支払いが滞ってしまって請求書が督促状に変わる。

 背に腹は変えられない。支払いが出来ず遂に運営する社会福祉法人の理事長から呼び出される。そこまで、隠匿していたが隠すのも限界に達し、私に突然メールが来る。

 事情を伏せて、最初は会社の小口現金を50万位流用したいと言って来た。断った。今度は、自分に小口現金から50万円を貸してくれ、と言う。ここまで、自分の判断ミスだとは一言も言わない。

 何しろ、国立大学出の高学歴を売りものにして、自己紹介でも聞かれもしないのに、国立大学名を告げて自慢する能の程度が疑われる若造だ。国立大学卒の自分の失敗やミスを口が腐っても言えない。

 施設に行って謝罪して欲しい、と私に要求するが事情は言わない。拒否する。訴えられる、損害賠償を請求されるなど言葉で私を動かそうとする。何も動揺を見せずに、拒否するので、理事長宛謝罪文を書いて欲しい、と言って来る。断る。

 ここまで来ると、手に取るように奴の悪辣な考えが分かる。バカな奴だと思って、私の個人的な手持ち金から50万円を奴に貸す事にした。借用書を取って50万円を渡して、毎月少しずつ返済を始めた。被後見人は、転居した。

 そうして、今回だ。私が不治の病で苦しんでいる被後見人の家族を含めて親身になって支援を行っていた。

 安定した時期を見計らって、奴に担当を移行した。今年の7月のある日に留守番電話が家族様から入っていた。これまでの支援に対する御礼の言葉で、亡くなったと悟った。

 担当の奴に聞くと、すでに亡くなって一月以上を経過していた。奴が、私に亡くなった翌日にメールで伝えたと言った。スマホでもPCでもメールは残して居るので、遡って調べたが来ていない。

 どこに何で送ったのか何度かメールで問い合わせした。一切、返事がない。

 何しろ、国立大学卒業なのでミスや虚偽があってはいけないのだ。知らんふりが、高学歴者の常用手段か。可哀想な哀れな奴だ。

 次のやつだ。同じ高学歴で地域では福祉関係分野ではリーダー格だった。周辺は一目置く人材が当方の成年後見事業の責任者となった。入社数年といった短期間で、退職を唐突に申し出て来た。

 それまでは、誠実に職務をこなして来て信頼を十二分に得て重要なというか高額の報酬が見込まれる被後見人を多く抱えて行く事になるが、それは彼のプランだった。

 退職に際して、会社も自分が抜けると大変な状態になって信頼が地に落ちるシチュエーションを予測できる最悪の恐ろしさを突き付けて、要求して来たのは自分が担当して居る方を持って出て副業として対応する替わりに報酬の80%を要求して来たのだ。

 20ケースだとして、年間1ケース30万円の報酬だとすると600万円の80%480万円が自分の懐に入るのだ。

 その上、自分の転職先が幾つもの病院を経営している大手医療法人の総務課長だと言いふらしていた。つまり管理職だが、私は大手企業の総務に勤務していた事があったが、残業が付かない名前だけの管理職にしてコロナ禍の大変な時期に使い放題にするのを知っていた。

 大体奴は医療関係は無知だ。介護や福祉とは全くの無関係で、直ぐに奈落の底だ、と思った。

 それは、予想通り昼夜関係なく勤務、宿直も度々で超過勤務手当が付かず1年持たず退職して自分の身の程を知って介護に転職したと聞いた。

 さて、当社の成年後見報酬分だが、1年後有能な人材が二人ほど入社して人材が揃ったので契約解除を通知した。

 所が、応じず連絡しても返事がない。毎月、顔を出していたのが来なくなった。来ると、契約解除を要求されるので逃げ回っていた。

 何度か、要求して渋々ここまで、いつまでなどと自分で引き継ぐ日程を決めて来るが、痺れを切らして引き継ぐ部内者を決めて強硬に断ち切った。

 彼は、金銭的に余裕がないのに格好つけて高額な不動産を多額の借入をして手にしたが、何も当社が面倒見る必要性がない。かくして、片務契約は解消して外に出してい報酬を内部の人材が対応する事になった。

 司法書士や社会福祉士も揃って、非常勤も複数確保して、昨年は一昨年に比して創業以来の多額の利益を出す事になった。

 さて、これはこれまでの伏線だが、この人間は仕事を貰えると思って成年後見事業を行って居る特定非営利活動法人の会員となった。

 しかし、散々会社を利用したが利用出来なくなったので、退会したいと、全く関係の無い女性従業員に言って来た事を、言われた従業員が昨日私に言って来た。

 従業員は、規定に従って退会届を書いて出しなさい、どうして佐藤代表理事に直接言わないのか、と言ったらそれから何も言って来ないという。

 あんなに地域に尊敬を集めていた奴が、一従業員に諭されるとは、所詮、腹黒は私に通用しない。

 さて、ストレス原因3題の最終。これもまた、歴史に残る失態をこの法人に残して、現在も継続中だ。この人物が叩き出して現在も法人に5年前に個人が与えた損失は、当該年度返付金1000万円。

 つまり、得た介護保険報酬を返したのだ。得られない筈の加算を不正手段で取得したので返付を求められた実行した。その上、実際に取得できるのに加算を怖がって申請をしなかった。

 私が、指示しても頑なに受け入れない管理者だった。その上、自分は悪くないと前任者に責任をなすり付けて。謝罪のことばひとつも吐かない。

 それが、取れる加算金の条件に合致するのに、申請をしない。毎年で、5年で5000万円。条件クリアに自信がない。

 その責任者に、しらばっくれを受けた。私が先日上京して外国人人材に関する打ち合わせを行って相手先から条件の一覧をFAXしたという。FAX先が本社の奴が管理して居る事務所だ。相手から送ったので確認してくれ、と連絡して来た。

 本社責任者に着いていないか確認した。何度か確認したが、来ていないと返事は変わりなかった。

 5日後、再度確認したが来ていないとの事なので相手先に伝えて再送を本社と私の居る事務所にFAXして貰った。

 そうして翌日出勤すると、FAXされた連絡書類が私の事務所ドアポストに放り込まれていた。取り出してみると、鑑に7月10日の日付と7月15日の日付があった。

 つまり、来ていたのに見落としていた。今更、来ていたと言えないので、しらばっくれて放り込んで、何ひとつ今のところ言って来ない。

 大阪人なので、こんなの当たり前か。何だかんだ言っていたら、大阪では仕事が出来ない、か。人が困る事など関係ない。都合悪くなれば、黙って会社に来ないだけ。

 今日も、午前中は土曜日で有るが6時半から12時まで執務をした。本来なら、大阪府へ処遇改善報告を作成したかったが、本社管理者に依頼して居るデータが来ていない。

 問い合わせたが調べてみる、などと謎の言葉。自分が送ったかどうか、その返事が欲しいにだが、何を調べるのか。結局、午前中は何のアクションも無かった。

 一人だけ除いて、社員の20日〆切の勤務実績が揃ったので、給与計算をした。

 多くの分散して大きなテーブルの上に散乱している大事な書類の数々をファイリングして整理した。

 公証人役場との橋渡しをしている私が原案を作成した定期借地権付事業用建物賃貸契約公正証書についてやっと終わりかけたのに、依頼者が公証人が示した手数料がネットで調べた金額より高いので詳細を示して欲しい、と言って来た。

 私が、基本料金プラス1枚幾らで元本と正本、謄本の作成料金が加算される。これ以上、不審点があるなら直接公証人に連絡させて説明をしましょう、と返事した。

 その説明に対して失礼を謝罪して来て無知の戯言と思って許して下さい、と言って来た。

 それぞれの業務の合間に、宅地建物取引士模擬試験と参考書を読んだりネットで一問一答をしてあと85日に焦りを感じた。

 最後の30分は、YouTubeで藤圭子の歌を聴いてスッキリした。特にカバー曲を聴いた。藤純子の「非牡丹博徒」や美空ひばりの「乱れ髪」など。

 午後から、統合失調症の被保佐人の自宅訪問して、午前中計算した社員の給与振込、コンビニで公共料金を支払って今日の業務は終了とした。