行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

今日も学習「宅地建物取引士」受験対策

 今日は、朝9時半から大阪府枚方市の技術専門学校にて「宅地建物取引士」の資格取得に向けた受験対策講座を受講した。

 北大阪地域で募集されていたが、秋の国家試験に向けて大勢の受講生が枚方市の小高い丘の上に出来たテクノプラザの一角へ作られている府営専門学校に向かった。

 このテクノロジーを活かした工業団地へ足を踏み入れるのは、何度目かになる。最初は、小狡い老人コンサルタントに騙されて上手く利用されてしまった。

 未だ、行政書士としてひよこ🐣の時だった。狡猾なコンサルタントがある方の紹介で近付いて来た。そのテクノプラザで障がい者を雇用して、ある廃材に手を加えて価値のある金属に転換させる技術を導入する特定非営利活動法人の設立を受注した。

 その狡猾な老人に連れられて、その既にあった企業を訪問した。その企業がこのテクノプラザにあった。その企業の中に、特定非営利活動法人を設立して、企業の一角に障がい者が働く場の作業所を作った。

 その特定非営利活動法人を設立する為に定款を作ったり申請書を作ったり。

 「これが最初で、各地に設立するので、佐藤さんに一手にお願いする事になる。」

 などと言われて、気を良くして理事会や社員総会議事録など要請に従って作った。

 市役所に何度も通って認証を受けて、理事の変更などの書類も依頼されていた。その時に、その狡猾な老齢の男が着いて来る。

 何の事はない、自分がやる為の盗み見していたのだ。直ぐに、何も依頼が来なくなった。私が受け取ったのは、1案件1万円程度だった。それも、この狡猾な老齢のコンサルタントからで、この男が法人から幾ら受け取ったのか分からない。

 そんな記憶があるテクノプラザに、朝8時半に事務所を出て向かった。予想では40分程度で着くのだが朝のラッシュを加味して1時間も見れば十二分に余裕があると思っていた。

 それが、予想に反して国道は結構な混み具合だった。最初は、ナビの到着予想時間に余裕があって、焦ってもいなかった。

 それが、朝、今日の学習の要綱が書いてある資料が見当たらない。昨夜は確認していたので、不思議だった。色々と探したが見当たらない。殆ど、手を付けていないので見当たらないのは不思議だったが、結局見つからずに出ないといけない時間になった。


 不思議といえば、昨日、相続相談のお宅に伺って、今後の打ち合わせを行った。相続の連続した相続で、その不動産を受け取る方が認知に疑いがあると登記をお願いした司法書士から、疑義を挟まれた。

 その相続手続きを行う為に、代表相続人に相続人1人と決めてこれから、と言う時に不思議な事が発生した。

 私が訪問し帰った直後にメールがあって、全く考えられない遠方の不動産屋が、相続物件を売って欲しいと言って来たと言う。何故、その代表相続人の自宅を突き止めて電話番号迄知ったのか。

 そうして、今日の受講中にまたまた代表相続人の娘さんからメールがあって、名の知れた不動産屋から封書で相続物件の売却依頼が届いたと言う。

 誰が、情報を提供したのか。または、どうやって代表相続人の自宅を突き止めたのか、電話番号をどうやって調べたのか。

 ずっと、考えていた。


 さて、会場に向かう車が渋滞に巻き込まれてジリジリと時間が経過して行く。ナビでは、当初到着と授業開始の差が20分近くの余裕があった。時刻が進むに連れて段々と余裕時間が無くなった。遂に到着予想時刻が、授業が始まる時刻9時半と同じ時刻になってしまった。

 遅刻は認めない、と謳っていた筈で到着が同じだったら到着後の教室への移動時間を見ると、完全に授業開始後の到着になり教室への入室拒否の光景が浮かんで来た。

 いや、到着予想が遂に授業開始時間をオーバーしてしまった。専門学校に向かう長い坂道を多くの受講生らしい人たちがゆっくりと向かう。

 到着して、小走りに会場のある棟に向かって行くと、「宅建会場」の方向指示があって、入り口で名札と教科書を頂いた時に、間に合ったとホッとした。

 間に合ったのではなく、遅れて居る受講生が多いので、時間を緩くして待って居るのだ。座席が指定されていて、何と私は縦も横も真ん中。つまり、中心だ。

 20番が私の受講生番号だった。その着席から、後から入室して来た受講生も結構いて、何とか間に合った気分になった。しかし、これからは、もう30分早く出ないと間に合わない。8時には次から出ようと思う。

 渡された教科書と言うか、参考書は730ページもある問題集付きだった。価格を見ると3000円で、無償配布だった。

 教室は寒くて、慌てて車から小走りに来てしまったので、車の後ろの座席に上着を忘れてしまった。午前中は覚悟して、半袖から出て居る腕を摩りながら寒さを我慢していた。

 講師はベテランらしいが、自称建築士と言っていたので、宅地建物取引士は実務はしていない様な気がした。

 それは、教科書を読んでいるだけの印象が強くて、分かりにくい部分をより詳細に説明して欲しいと思う部分を何故か飛ばしてしまう。なので、段々と詰まらない授業になってしまっていた。

 出来るなら、自習だったら相当学習が進んだだろうと思っていた。眠い気も起きたが、適当な時間を置いてメールや電話があった。

 大阪家庭裁判所岸和田支部から、成年後見人候補者として事前に財産が大きいので後見預金か後見信託、又は後見監督人選任の可能性の打診があって加えて追加資料の準備を要請された。

 不在着信になってしまっていたのを、折り返しかけて、事なきを得た。

 成年後見センター職員からのメールでは、突然、隣の不在の居住支援事務所に不審な男が現れて、とそのやり取りをメールで報告を受けた。市役所から、当社を紹介されて住む家が無いのでここに行く様にと言われた様だ。

 朝早くから、電話があったのは被保佐人の姉で、現在、相続手続きを行っている2人のうちの一人で相続相手だが出たくない。

 出なかった。それが、夕方、また掛かって来る。出ない。しかし、精神的な不安定な方なので、暫くしてから掛けた。満足する迄、お相手して切った。それでも、自分の相続手続き代理人の税理士がいても、私に掛けて来る。税理士もウンザリなのだ。

 私が後見センターで被後見人を担当していたが、その弟さんから電話が入った。講義を受けていた時間中だったので、出られない。留守番電話になっていた。

 「大変お世話になりました。」

 だけが、録音されていた。

 実は、当初だけ担当していて他の職員に引き継ぎしていた。この言葉では、どうやら亡くなった様な印象を受けて、担当者にメールで確認した。何と、ひと月前に亡くなっていた。

 

 受講中の昼食は、周辺に何も無い丘を切り崩して作った工場群の中にあるので、店も無ければ学校内に食堂もない。

 三輪さんに食料を買って来て貰って、車の中で食べた。

 身体が冷え切って、午後4時半に授業が終わって三輪さんに迎えて貰って、豪雨の中を戻って来た。