行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

慣れない、ここの気質に。

 いよいよ猛暑が襲って来た。

 そんな中でも、仕事に出掛けた。雨の天気予報だったが、カンカン照りになってしまって、歩くのもきつい。

 隣市の子育て部門から、シングルマザーの転居支援依頼があった。昨日は超高齢者の居住支援だったが、今日は若いお母さんで驚いた。

 不動産仲介業者に伝える手間を省く為に最近一つの不動産仲介業者に絞って依頼していた。その方が、楽だった。しかし、先日、土曜日と日曜日の訪問同行を依頼したが、返事がない。何度か問い合わせても、返事がない。これるのか来れないのか、その返事すら寄越さない。

 その問い合わせと同時に、その前に依頼した不動産の紹介案件を市役所の生活保護課担当者と内見に行って、転居先が決まった。その際、初めて市役所から転居の三社見積りに参加する様に依頼された。

 私の事業所は引越しは行なっていないのだが、懇意にしている引越し業者があってそこに見積りを依頼した。その業者が引越しする生活保護者の自宅へ行って調査して転居見積りを出して来た。

 「佐藤さん、転居先の住所はお分かりですか?」

 そう言われたので、転居先の不動産を紹介して来た不動産仲介業者にメールした。

全く返事がない。何度か問い合わせすると、

 「今日は休んでいるので、夕方で良ければ会社に行く用事が有るので連絡します。」

 「夕方でいいので、連絡お願いします。」

 そこ迄は、これまでと違わない普通のやり取りだった。

 処が、夕方どころかその後、連絡が一切なかった。何度か催促したが、一切無かった。

 月末迄に見積りが欲しい、と生活保護課に言われていたので、焦って翌日、何度か催促したが連絡は無かった。

 いよいよ期限が迫って来たので、背に腹はかえられぬ。恥を忍んで、同行する予定だった地域包括支援センター管理者に電話した。

 「大変お恥ずかしいのですが、先日の居住地に行かれたと思いますが、依頼した不動産仲介業者が決まった転居先を教えてくれないんです。市役所に引越し見積りを依頼されたのですが、その転居先が分からないと見積りを立てられないので、教えて頂きたいのですが。」

 「すみません。急用があって行けなかったんです。生活保護課のケースワーカーさんが一緒に行ったので、分かると思います。そんな教えない事業者なんて初めてです。そんな事したら仕事を貰え無くなるのを分からないのですか。」

 「以前、不動産紹介だけでなく、引越しも勝手に契約してしまったんです。今回もそれを考えているんでしょう。」

 お恥ずかしい事で、市役所のケースワーカーに連絡して教えて貰った。

 

 その一環として、今日の午後訪問する依頼者宅にも何度か来れるか問い合わせしても返事が全く無い。

 どうしようかな、他の事業者に替えるか悩んだ。短気を起こして自分が苦しむ事になるかも知れない、と我慢して粘り強く連絡した。

 やっと、訪問できると返事が来た。そうして、訪問したこの日の事で有る。先にオートロック付きのマンションに入って依頼者のパーソン情報や住宅の希望を聞く。

 時間を見ると既に約束の2時を回っている。相談者には、不動産仲介業者と一緒に伺う約束をしているので、仲介業者にその場から電話をした。呼び出し音がずっと鳴り続けたが出なかった。

 必要な情報を聞き、もう部屋に滞在する必要性が無くなったので、仲介業者を待っていたが、辞した。

 今後は、この不動産仲介業者との取引が無くなると思う。早速、他の不動産仲介業者との取引を始めようと思う。昨日訪問した大阪市内の案件は、既に、他の事業者に依頼した。

 今日の訪問先を出て、駅前のATMに行って月末〆のNPO法人社員の給与を振り込んだ。その間、約束時間に来なかった不動産仲介業者の社員から3度も4度も電話があったが出無かった。メールも数回来たが見もしなかった。

 自分が同じ事をされたらどの様に思うのか。私が彼を信用して、彼の所へ一本に絞って依頼したのを、返事をしなかったり電話に出なかったりして、自分の価値を見せ付けたかったのだろうか。不動産仲介業者なんて幾らでも有るのが分からない訳が無いのに。

 

 この転居相談者への訪問が終わってから、車に積んで準備していた洗濯物を持ってコインランドリーに行った。大きな袋3袋に一杯に詰め込んだ大量の洗濯物をドラムに放り込んで、暑すぎるので何処にも行く気が起きず一旦部屋に戻った。

 暑過ぎて、外に居られる自信がない。1時間程クーラーの効いている部屋で休み、再びコインランドリーに行って、終わった洗濯物を取り出して戻って来た。

 

 今日の午前中は、予定していた作業に邪魔が入って出来なかった。介護支援専門員試験の申請書に添付する実務実績の証明書作成を行った。

 何年もの勤務状態を1日ごとに出勤か休暇のチェックをする。勤務態度が劣悪で大きな混乱と損失を産み出した奴で、本来なら無視したいくらいだが、こんな奴に迷惑が再び来る方が耐えられないので、相当な時間を掛けて作成した。

 顧問社会保険労務士から電話とメールがあって、特定の社員の出勤日数を聞いて来た。

 その内2人が、指定された月3ヵ月全て1日も休まず出勤していた。とんでもない事で、何度か管理者に注意したが、

 「もし、仕事をさせてくれないなら、ほかの会社に行って働く。」

 と、言って既に何年も経過している。

 先日、ここ大阪の介護業界で違反摘発された時に、勤務状態を調査されて休暇を取っていない者がいたとして労働基準法違反で摘発された。事故でもあったら、大変な事になる。

 従業員は管理者といえど逃げれば終わりだ。

 

 昨日、私の一番下の弟からメールが来た。そうして、今日は次の弟から電話が来た。いずれも、相続について相談だった。

 母親の姉妹が亡くなった。その相続人の母親は3年前に亡くなっている。代襲相続で有る私たち兄弟宛に、代理人を名乗る法人から委任状に捺印してくれとしているらしい。

 らしい、というのは私は見ていない。さいたま市の自宅に来ているか。

 以前も無条件で委任状を求めて来た。しかし、委任内容が分からない。その法人概要を調べたが、投資会社で相続手続きなど業務のリストには無く、連携する士業に丸投げでリベートを取る様だ。

 その投資会社は、被相続人が利用していた銀行とズブズブの関係でその銀行が情報を流したか、銀行が説得して相続人代表の90歳を遥かに超えた母親の姉の長女が訳も分からずに同意したのだろう。

 何しろ、私の母親が生存していたら今年90歳なのだから。

 その2人の弟が電話とメールして来て、どうしたら良いのか相談があって、私が知り得ている事実を伝えた。あとは、本人達の判断だ。