行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

1ケース70万円にアップ

 転居支援の不動産業者からの委託料がこれまでの60万円から70万円に引き上げる提示を受けた。

 午後から、遠方だが1時間掛けて不動産建て替え業者の要請に応えて八尾市のお宅を訪問した。

 建て替え物件が大阪市阿倍野区にある木造の集合住宅なのだが、その方が超高齢者なので親族が見守りをしている。

 その集合住宅の入居している方の転居がスムーズに行く様に支援を依頼されて、ご本人は了解し契約書に押印しているのだが、超高齢なので念の為に親族に理解を得る目的で八尾市の親族の家に行った。

 ひと通り、30分に亘って業者が親族に説明をして理解して貰った。理解を得た上で、既に、転居先を地元不動産屋に当たっているが、ネックがあるので隠さず伝えた。

 「ハッキリ言って、不動産屋さんに既に当たっていますが。超高齢者で独居なので周辺のサポートを充実させても、事故物件になる恐れがあるので、大家さんが貸したくない。」

 「葬儀代として、迷惑かけない程度は持っています。葬儀保険に加入する事は出来ます。」

 「葬儀前の独居で高齢なので孤独死する可能性があるので、それがネックなのですが何とか転居先を確保出来る様に致します。」

 「訪問看護や訪問介護が変更しなくてもいい様に、現在の住所から近い場所に引越しが出来ればいいのですが。」

 「ケアマネジャーや訪問看護、訪問介護などに連絡して連携し進めて行きます。」

 そう返事して納得して貰った。

 終わってから、不動産屋の車の中で、既に、当事者が捺印した契約書に私が行政書士の立場で契約した。その時に、これまでの委託料60万円を70万円にします、と700,000円と記されている委託契約書を示された。

 加えて、

 「同じ建物の中に、後、二人の高齢者と医療支援受けている方がいて、退去支援を希望されているので、お願いします。最近は、建て替えする集合住宅に必ず独居超高齢者が居るので、宜しくお願いします。」

 と、言われて了解した。

 守口市迄戻って来て、銀行のATMに向かっている時に、先ほどの不動産建替業者から電話があった。

 気を利かせて、立ち退きする超高齢者への介護サポート業者に電話して説明をした時に、訪問看護で看護師を派遣している医院の院長が電話に出た様だ。

 「電話して、支援をしてくれる所に依頼しましたので、と言うとそんな訳の分からない所に頼んだからと言われても納得できない、と言うので親族の方に了解貰ったので親族の方に言って下さい、と言いましたがそれで良いですよね。」

 「はい、それで結構です。」

 「何も、同じ訪問看護を使わなければならない訳じゃ無いですよね。」

 「はい、利用者が選択するのが基本です。」

 「ご本人が、近くに転居先が無ければ訪問看護が代わるのは仕方ないと言っていますので。」

 本当に、医者は何様だと思っているんだろう。

 この訪問看護に限らず、介護保険利用のサービス事業所を決めるのは利用者であって、提供出来る区域からサービス事業者を選択するのであって、サービス提供事業者が転居まで口出し出来る権限はどこにもない。

 ましてや、町医者などにそんな口出しする事すらできない。そんな事も分からず馬鹿なことを言って、レベルが疑われる。こういう輩に限ってゴリ押ししたりするんだろう。

 好きに騒げばいい。無視して動くだけだ。


 午前中の大半は、先日亡くなった被保佐人の金銭の入出金確認を行った。通帳の記録と請求書領収書と付け合わせを行った。

 私の負担した立替金で未決済、つまり私の手持ち金で支払って置きながら私に戻していない額が15万円超えていた。一覧表を作って、八尾市での仕事が終わってから、ATMに行って全額振替手続きを行って。

  

 午前中は12時迄執務とのいつもより早めに11時半に、午後から早く出発するので昼食の為にマンションに戻った。

 その時に、もう電話に出たくない人から着信があった。出なかった。ただ出ない訳にはいかないので、外出して八尾市に向かっている車中から、用件を色々と想像しながら電話した。

 4月迄公職に就いていた、地域の実力者で名士だ。病を得て、公職を退き一般人となった。それまで、月に数回お会いして地域に貢献するモデルを提供していた。大きな予算を注ぎ込んで、大きな方向転換に貢献した事もあった。

 一般人になる時に、非常勤にて雇用依頼があった。これまでのご縁で、その気持ちはあった。しかし、何か踏ん切れない気持ちを拭い切れずに、熟慮して雇用形態ではなく業務委託契約をする事にした。それも、教育が事業主体の一般社団法人にて委託契約を結ぶ事にした。

 果たして、契約する直前に面談して委託する事業プランを聞いた。事業目的に適うBCPやチャットAIなどの教育、地域での防災訓練などのプランを熱ぽく語ったのを聞いて、やる気を感じて投資する事にした。

 幾つかは私の発案の受け売りなので、業務委託契約を結んだ後は、具体化に動くのかと思ったら、

 「仕事を覚える為に、佐藤さんの相続など同伴させて貰って引き継ぎします。大変なのはやった事が無いのであんまり難しいのは避けて、」

 などと、私がやる仕事にくっついて通りいっぺんに過ごすだけの、しかも自分が言った研修などのを始める気配は微塵も無かった。

 やはり、根性は大阪人だった。それでも、契約を交わした後なので、少なくても念の為に期限を切ったとは言え3ヵ月は最低の毎月10万円は支払続ける。

  最初のひと月が終わろうとする時に、面談の日程を取った。この日に契約を白紙にしようと思って面談した。何とか契約白紙を通告出来た。

 しかし、その通告する前に公立大学にて社会人大学入学してビジネスを学びたいのでその間の経済的支援を要請されたので、白紙に向ける機会となった。

 その公立大学の社会人大学は入試がビジネスモデルの提示であり、そのモデルの基本が私のアイデアで、構成も私が大半を担って挙句に当社組織をビジネスモデルの組織に当て嵌める。

 営業やデジタルなどの4部門の責任者や実行者に当社社員の氏名を当て嵌める依頼があり、渋々了解した。

 その事で、1日経過して全てハリボテでオリジナルが1%も無い事に少しは考えたのだろうか。負担を掛けているのではないか、と言って来た。

 なので、他の大きな組織を使うべきだと言った。私の言葉を受け入れて、他の会社の名前や人員の氏名を使うことにした様だ。

 ただ、中心となる分野の専門家は、成年後見や居住支援、介護や福祉、地域支援など全て私の建てたプランなので私のスキルを活用したビジネスなので、その部分は残って欲しいという都合の良い要望だった。

 ただ、入試のビジネスモデルも私のオリジナルで正確なコピーではないので、多くの大事な言葉が抜けているので、果たして合格するか。

 そんな事して入学しても、その後の指導者の教授との会話はどうするのか。