行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

医療従事者、お前もか

 多分、そんな感じがしていた。

 午後1時から、四條畷市の飯盛山山中にあるリハビリテーション病院に行った。地域連携室相談員から連絡があって、

 「担当医師が、短期間の入院になるかも知れないので、転院のお話しもあるので来て欲しい、と希望されています。」

 との話しだった。

 私が、

 「現時点では金銭管理のみの契約しか交わしていないので、先生の話しを聞いても何も出来ません。」

 「それでも、成年後見審判申立をして佐藤さんが後見人になられるので、今後の為に来て担当医師の話しを聞いて頂いて入院手続きをして欲しいです。」

 「分かりました。それでは、訪問させて頂きます。」

 「先生のスケジュールを確認しますので、少し待って下さい。」

 と言ったので少し待った。

 「先生は午前中だけの勤務ですが、1時まで待っているとの事です。」

 ここまで来ると手が込んでいる。

 その為に、今日の午前中に宅急便が来る事になっていたが、12時過ぎても来なかったので事務所を出た。

 宅急便が来た時に分かるように、12時まで待っていた、と書いたビラをドアに貼り付けて出て来た。後から、不在票に11時〇〇分と記されて入っている時があるので、そうはさせない。

 一路、飯盛山を目指して一気に走行する。と、言っても運転は三輪さんが行っているのだが。山道に入ると九十九折りを見事なコーナーリングで無事約束時間の少し前に到着。

 さて、問題のシーンは病院に入って窓口にて約束した地域連携室の相談員を呼ぶ、今日は休暇と言われた時から始まる。

 「今日は、お休みを頂いています。」

 こんな時のパターンは、直ぐに結末を悟った、が素知らぬ顔をして続けた。

 「こちらに、一昨日。枚方の大学附属病院から転院して来た〇〇さんの、主治医の先生が1時迄待っているので、今後の事についてお話ししたいと言われて来たんですが。」

 「少しお待ちください。」

 そう言って、先生に電話を掛けている様だった。

 その間、もう一人の人物が直ぐに入院手続きの書類を準備して、保証金10万円を求めて来た。預かり金があるので、それは大丈夫だった。

 加えて、保証人の署名欄があったのだが、入院費用と治療費用の保証と最悪の場合のご遺体引き取りなどだが、23日に給与、賞与、退職金が入る予定で保証人になっても大丈夫なので、サインした。

 その間、長時間だったが窓口の女性が電話を終えて来た。

 「先生は、特にお話しはないという事ですが、もし聞きたいことがあれば来て下さい、との事です。」

 「私は、地域連携室の〇〇さんが、主治医の先生が今後の事があるのでお話ししたい、と言われたので来たので、私からお話しは無いので結構です。」

 「病棟の看護師は、今日来られて患者さんにお話しが有ると聞いているので、面会されてもいいとの事です。」

 「面会など、必要有りません。先日会ったばかりです。何も、話すこともありません。23日に来て、本人と会社の人とお会いします。」

 なので、面会など不要と答えて、それでも一切文句は言わない。こんな無責任なことはここ大阪では日常茶飯事です。

 何故、このような事をしたのか。私は、金銭管理の契約はしているが、入院時の保証人などなれない。兄弟が近くに居るので、兄弟に電話して依頼する様に言った。しかし、兄弟には連絡をしていない。入院患者は金銭的な問題があるので、誰も関わりたくない、と兄弟は公言していた。

 それで、患者を受け入れたはいいが、必要な手続きが出来ない。そこで、成年後見人候補の私を引っ張り出した。入院時点では、借金の額は知っていたが。入金額を知らないので、保証人契約を控えていた。

 それが、昨日、患者が勤務していた会社の人事部の担当者が、23日に東京から給与、賞与、退職金を持って来る事にを私に伝えて来た。なので、躊躇なく今日リハビリテーション病院で保証人蘭にサインした。

 

 蹴ったくそが悪いので早く退去したかった。丁度、1時過ぎの昼時なので、昼食を食べようと思って、和食の店を探した。

 それも、蕎麦を久しぶりに食べようと思って、蕎麦が美味しそうな店を探した。蹴ったくそ悪い大阪を離れて奈良県内の蕎麦屋を探して、美味しそうな店に決めた。

 生駒市の伊駒やにした。車で20分弱で、生駒駅近くに車を置いて店を探した。市の中心なのだが人が見当たらんし、店も見当たらない。

 やっと分かったのは、駅ビルの中だった。本格的なお蕎麦屋さんで、海の幸も自慢らしい。店の中は満席で、待つ事数十分。カウンター席を断った。

 席に案内されて、連日、外食では以前と同じ栄養過多になるので、盛り蕎麦にしようと思ったが、最終的に天麩羅の盛り合わせと盛り蕎麦になった。

 二八蕎麦を、追加料金を支払って十割蕎麦に変更して貰った。美味しかった。最後の蕎麦の茹で汁をつけ汁に差し入れて飲む味もまた美味しくて、飲み干してしまった。

 奈良県生駒市、大阪府四條畷市、大東市、門真市を通って守口市に戻って来た。ATMに行って、先日亡くなった被後見人の葬儀代を支払った。同じ病院で亡くなった死後事務委任者の時に病院側が手配した葬儀社の時と同じ形態で、他の葬儀社に私が手配した葬儀代一式が前者が40万円越え、後者が17万円越えだった。

 暑い夏真っ盛りのような気候の中で、疲労が感じられたので、コンビニでアイスクリームを購入して、車に中で食べた。

 夕方、部屋に戻って少し寝ようと思って横になると、電話が入って来た。先日、義理で業務委託契約を交わした相手から、委託した案件の調査報告で



時間をとって欲しい、と言って来た。

 予定が隙間なく入って居るので、10日後の28日に会う時間を取る事を伝えた。私の希望は、指示した課題をビジネスにして最終決断や投資の判断をするまで、自主的に活動して欲しい。

 しかし、例えば、ネットで得られる情報を形ばかりの活動実績として時間を確保して聞いても何の意味も無さない。ただ、義理とはいえ契約を交わした。

 今は、最初の期待を抱かせる相手の言葉にも信用が出来ない現実に、どうやって契約の打ち切りを言い出したら良いのか、考える日々だ。

 あれやるこれやる、という自主自立的な言葉が、契約を交わした結果、自主プランを一言も言わなくなった。代わりに、私の仕事に同行して勉強して独立する話しを平然と言い出す。暖簾分け、仕事の配分など誰の口から出て来るのか。

 業務委託料を支払って、同行学習させて独り立ちさせ、スキルもお客様も与える夢のようなプランを口に出して、電話ではもう無理と言ったが、どうやって自分の都合の良いプランに置換するのか。