障がい者の相続税免除を知らなかった
相続をメインに仕事をして専門家として世間は見てくれているのに、知らない事に恥ずかしいという事ではなくそんな制度になっているんだ、との驚きの方が強かった。
私は、統合失調症を患っている方の相続手続き代理人である。相続人がもう一人いて、姉弟関係で二人だ。
そのもう一人の実姉の相続代理人が税理士である。その税理士から朝に電話があって、幾つかの準備資料の期日まで揃えて欲しいと言って来た。
それの中に、
「弟さんは、障害があると聞いたのですが、何の障害ですか。」
という質問に答えると、今度は
「認定はなん級ですか?」
曖昧だったが、概ね記憶している内容を伝えると、その手帳の写しが欲しいと言う。
保存されている希望の手帳の写しを添付ファイルで税理士宛に送った。
暫くして、税理士から電話があった。
何と、
「相続税は免除です。申告も不要です。急がせてすみません。なので、ゆっくりでいいです。」
初めて聞いて、恥ずかしい事だ。もし、その税理士とにコンビでなかったら、私のせいで依頼者が不利益を被っていた。
この相続の件でも、長期間続けてご本人の意思を確認して遺産分割協議書を作成して貰ったのに、当方の相続人が再度意思の確認でこれまでの意思と違った事を言って来た。
瓦礫がゴロゴロしている使えない土地だと言って、不要と言い続けて来て相続人二人共要らないと公言していた土地を、姉の相続物件に入れていいか最終確認したら、姉にあげるなら僕が貰う、と言い出す始末。
それでも、納税義務が無くなったのでうち内なので遺産分割協議書作成のみで済む事となった。
認定NPO法人コミュニティカレッジの理事長より電話を頂いた。人生100年を念頭にライフスタイルをそれぞれが考えて真っ当するカリキュラムでセミナー依頼があった。
これまで、色々なイベントを実施したりセミナーを行ったり長い努力が認められた様な気がして、喜んでいる。9月から実施するが、また、考える楽しみが増えた。
今日の重要な仕事は、広島市から移住してきた独居女性のこれからの独り身の生活への不安解消に向けたお話しと不安解消の機会に全力を尽くすこと。
イオンモールに入って、ATMにて振込などの手続きを行ってから、2階の「丸福珈琲店」入った。広島市からの移住者との約束時間は2時だったが、1時半には席に着いていた。
私は、人との約束時間の30分前には着いている事をこれまで続けている。15分程経過した頃に、連休前以来一月半振りに移住者が明るく顔を見せた。
本当に移住して来るなんて信じられない。今でも、信じられない。私が早く来て待っていたと思ったら、彼女の方が早く来ていて周辺を散策していたと言う。
誰とお話ししてもいつものパターンだが、話の成り行きで、
「どうして東京の証券会社にいた人が大阪に居るんですか。」
の質問を受けて、
「長いですよ。」
と言って30年以上前のバブル崩壊から、話し始めた。
「なるほど、そういう訳でここにいるんですか。」
と、納得して、自分が何故広島にいてこの大阪、しかもその大阪の中でも守口市、その守口市の中でも大日に決めたのか話しを聞いた。
移住してこれまで一月半にあった事を聞いた。活動的で方々に行って見た様だ。
「そろそろ働こうか、と思って来たので病院の募集を検索してみました。」
と言って、看護師の彼女が職場の選択に間違いがない様に、病院の評判を告げた。
それが済んでから、自分のライフスタイル維持して死ぬまでみんなに迷惑かけずにどう生きたら良いか、そのサポートをして欲しいと何度か言われた。
今日は、居住地確保の賃貸住宅での緊急連絡先としての契約の合意を得た。次回お会いする時には、ご希望された事務委任、保証人、日常生活支援、死後事務そうして遺言まで依頼されたので書面を作成して提示する事となった。
何気なく3時半からzoomでの協議を思い出して時計を見ると、丁度、良い時間になっていた。慌てて事務所に戻って、PCの前に座って、モニターの準備をした。
午前中に長男にその事業の説明をしたが、話がうま過ぎると疑う。私は、前のめりで総額700万円から1000万円の投資に慎重になっている長男とは全く異なる。
私は、投資金額よりもいかに機会を得て収益を上げるかを考える。
事業の創業者と話しをしても、考えは同じだ。具体的なものは、分からないままだが、それはオリジナルなノウハウなので仕方がない。
zoomでの協議が終わって、長男に話しをしたが、後は託す本人の考えだ。私には無い慎重さが長男にはある。
昨日、菊ちゃんの長崎県島原市の実家が所有している山林を購入する話しが進んで、測量図や固定資産税通知書、航空写真を持って来た。それに対して、その活用の一旦を話しをした。
お墓にまつわる新事業だが、田舎での評判が心配になって断って来た。
昨日の出所者の居住地確保について生活保護申請を行う事にしたと不動産仲介業者から電話があって、ホテルを点々としていた散財を当社への保証人支援への負担に置き換えて欲しい、と相談があった。
虚偽への加担を拒否したが、必ず整合性を確保する、との言質に最終的には受け入れた。
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