行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

年齢に合わせてコスパ最高を目指して

 土曜日の午後は、余り電話もないし、事前に予定を入れて居なければ仕事を忘れて過ごせる。しかし、仕事の依頼電話が入って来た。コストパフォーマンスから見れば一番良い不動産会社からの依頼だ。

 年に何ケースもあって、古い集合住宅の建て替え業者からの入居者退去支援だ。入居者の中には、転居を自分で出来ない人が入っている時がある。

 認知症の方だったり寝たきりの方、障がい者の方、高齢者などの方がスムーズに退居できる様に支援するのだ。

 新たな転居先を見つけて退居、入居などその手続き支援を行う。旧居住地の退去に伴う、生前整理や引越し作業、行政への届出。ライフラインの解約など、必要があれば生活保護継続手続き。 

 その一連の作業の報酬は60万円で事前に振り込まれる。それで終わる事案は少ない。先日終えた同案件は、寝たきりになっていたので、金銭管理が新たに加わって、状態が悪化して日常生活支援、死後事務委任もプラスされた。

 午後の仕事から解放された時間に、その不動産会社から電話があって、少し遠方だが吹田市の案件の依頼だ。多くの不動産会社があるので、営業するのも良いが対応出来るキャパシティが無い。


 土曜日なので、心なしか無駄も受け入れられる。昨日、広島市から移住して来た独居の看護師さん。面談して、賃貸住宅の契約書に記入する緊急連絡先は私の氏名が記されている。

 以前からスムーズに入居出来るように、保証人を立てられない人は最低でも緊急連絡先を求められる。言い換えれば、緊急連絡先が有れば賃貸住宅は借りられる事が出来る物件が多くなった。

 その対応は以前から行っていた。不動産管理会社の

 「名前を書くだけで何の義務も有りませんので。」

との、口車に乗って、氏名や住所、連絡先などのサインしていた。

 処が、サインをして、入居した人が亡くなった。電話が、管理会社から掛かってきた。

 実は、私が賃貸契約書にサインして転居した途端に、解約を一方的に言われた。

 大阪の人間は常人では無い。住居確保支援から大家さんの要求で死後事務の契約も交わした。転居する為に、騙したのだ。

 転居した途端に、目的を達したので契約解除して、死後事務の預託金も立ち退き時にオーナー、依頼者、私の三者が契約してオーナーから私が行う支援の報酬として受け取った。

 しかし、その預託金50万円も寄越せという訳である。その上、契約時の書類を代行で作成して保証金や礼金、火災保険や家賃保証金など立て替えて支援を図った。

 その人間が入居して一年未満で亡くなったと連絡が来た。私が、緊急連絡先を辞めた時に不動産管理会社にその旨を伝えていたのに、変更もしていなかった。

 何を思ったのか、

 「緊急連絡先になっているので、電話させて頂きました。どうさせて頂いたら宜しいでしょうか?」

 と、言って来た。

 変更していなかったのだ。勿論、当時の経緯を話しして、無関係である事を伝えた。それ以来、その任に就くことはなかった。

 その後、沢山の不動産管理会社から緊急連絡先の有償で相談があった。そこで、半年試行錯誤してシステムを構築した。全く、関わりないと言うのではなく、逆にこの金額でここまでします、と言う段階的な支援契約を作った。

 先月から、全く、周知せずに依頼があった時に説明する事で契約を交わして来た。続けて依頼が来る。不動産管理会社や施設から相談が来る様になった。

 最低のランクは、殆ど何もせずに緊急連絡先となって連絡が来た時にこの様に返事しますと、と明記している。

 残置物撤去契約が含んだもの、財産や金銭の処理を含んだもの、発展して通常の死後事務や遺言に繋がって行くコミュニケーションはダイナミクスで、楽しい時間だ。

 ただ、私の場合は説明当日に契約を交わす事はない。資料を渡して再確認再検討、親族や知人に相談する機会を経てから契約する。

 ただ、何度か失敗している。契約前に亡くなってしまった事もあった。しかし、実際に私の契約は、契約してから実際にサービスを提供する迄は1円も掛からないので、生前及び死後事務委任契約だけは締結する。

 その上、通帳と銀行印を預かったり、キャッシュカードと暗証番号を聞いて置くこともある。特に、入院中の面談時にはそうしているので、これまでサポートを提供できなかった事もないし、報酬を受け取れなかった事もない。

 これから、目標を立てて管理も長男にSEの経験を活かしてIT管理システムをお願いしてパンフレットを1000部完成させたので、慌てず1000人目標とした。

 電話を受けるだけで動かない。毎年、自動更新とした。最高でも5万円の手数料だが、原則支援者がいる施設入居者に限る。

 これができれば、次はM&Aを活用した人手不足解消システムの構築に向かう。

 

 午前中は、いつもと同じ時間に出勤する。今日中に終わらせてしまいたい案件が二つ。

 一つは、実績十分で能力も信用も十二分にある4月迄議員だった方の雇用の要望があって、了解したもののどの程度の気持ちを持っているのか測りかねていた。話し合いを何度か行ったが、プランは聞いていたが具体的な話しがない。

 なので、どこの法人で雇用するか。決まらないので一般社団法人にて委託契約にするまでは決めた。何を委託するのか決められない。金額は決めたが、無収入だったら支払いに負担が大きい。

 何も決まらないまま、月曜日に来るので正式に契約を交わすが何もイメージが湧かない。

 もう一つの仕事は、特定非営利活動法人の令和4年度の事業報告、決算書の承認。令和5年度の事業計画や予算などの承認と役員の重任と私の報酬は無かったが、前期税金を多額納付したので報酬を受ける事にした。

 トヨタ自動車のディーラーから電話があった。定期点検の時期だと言う。担当者が転勤になったが、その営業所迄行く事にした。