方針を曲げての採用は吉と出るか凶と出るか
今日の市の街づくり部署主催の居住支援に関する会議は、思った方向に移行しながらも結果は行かなかった。
事実、私としては出来るだけ支援して方向性だけ決めて頂ければ、それなりに行動したのだがポシャってしまった。
主宰者が折角出した原案を簡単に引っ込められては、1人自分が残されるので何も言えなくなってしまう。
やっぱり、それだったら隣接市の方に向けて動くべきだった。
新しい発想で折角作ったのに、他の参加者がこれまでの、どうでもいい組織の枠組みや殆ど作文の様な活動歴を踏襲させる様な意見を上げれば、経験値の少ない原案作成者は反論ができない。
その様を何とか引き戻せて、自分たちの想いを意地でも貫き通して欲しかったが、多勢に無勢で、押し切られた感があった。
自分が参加する意味が無いので、引く事を考えている。
今日の10時からは、余力を十分残しながら市会議員を4月で引退した方との懇談だった。議長を複数回推挙されて、体調崩して引き止められるも、引退の道を選択した実力者である。
「これからの色々な事業展開と自分の経験値を活かせる事が出来そうなので、お願いがある。」
と、言われて再就職先のアピールだな、と思った。
確信だ。そう言われた時にどう答えるか。これまで、何度となくそのような言葉を市会議員や府会議員に声を掛けられた。
事業を始めた頃は、
「毎月20万円も貰えればいいから、机を事務所に端っこでいいからひとつ置いてくれれば、それで良いから。」
と、言って既成事実の様に自分勝手に決めて何度も言って来た議員もいた。
勿論、何度言われても断った。何の利益にもならない。結局、その人は介護の資格を取った所までは覚えている。
それが、何人か続いて扱い慣れて来て、ハッキリと極自然に断ることが出来るようになった。
そうして、今回の話である。ただ、今までの方とは能力に大きな違いがあって、信頼や頼りにされる、人脈も有る方だったので、そう言われたら条件次第で受け入れようと思って臨んだ。
場所はどこでも良かったが、図書館に併設してある会議室を確保してくれていた。結構早く約束時間より30分近く、早めについた。1階のフロアで元議員が入館して来るのを待った。
5分前になって、メールが入った。既に、入館していて3階の会議室前で待っているという。直ぐにエレベーターで上がって行った。
会議室にて2時間程、協議した。最初は、居住支援の話しで、先進事例の京都府居住支援協議会のトップと大学の同級生だという。
加えて、議会にも大きな人脈を持っていて支援が可能だと言っていた。当然、その力や人脈は魅力的で活用しない手は無い。
次は、BCPの関係だ。自分も長く関わっていただけあって、詳しい話が続く。その仕事を受注して行く道筋が出来ているという。
そうして、外国人労働者の件である。私が、最近力を入れて対処しようと思っているのは、ミャンマー人のコミュニティ作りでありこれから必要になる事案である。
それを、機会がある都度、元議員にお伝えしていた。それを逆手に取って、コミュニティの創設は必要である、と言い出す。勿論、否定どころか、それは私のオリジナルな考えでは無いですか、と言いたい内容だった。
そんな話しが一段落した時に、言わなくてもいいのに、
「私も生活して行かないと行けないので。」
そう言われて興醒めしたが、踏ん張って
「そうですよね。」
と、言った。
「そこで、お願いだが自分も何は会社を作って、法人化しながら、行政書士の資格を取って仕事をしようと思っている。下働きでもいいし、委託でもいいので月〇〇万円位で雇って貰えないか?」
「勿論、大丈夫です。お願いします。」
と、自然に出てしまった。
勤務日程も6月1日からと決められて、受け入れた。期待は大きい。
その後は、四方山話になって2時間を終えた。
朝から、9時半に出掛ける事を睨んでそれに合わせて、仕事を行なった。幾つかのメール返信を行って、時にネットニュースを見ていた。
その時にはニュースには無かったが、元議員と打ち合わせを終えて、一旦、マンションに戻ってニュースを見た。そうすると、とんでもないニュースを目にした。
『市川猿之助さん 自宅で倒れ救急搬送 両親は“布団かかった状態”で発見
[2023/05/18 17:33]
歌舞伎役者・市川猿之助さんが自宅で意識がもうろうとした状態で発見されました。市川さんの両親は2階のリビングで倒れていて、死亡が確認されています。3人に一体、何があったのでしょうか。』
信じられない。
夕方、淡路島の相談者から電話があった。内容は、長男がヒアリングに行く事の受け入れと、金銭的な相談だった。
金銭的な相談は、社会福祉協議会や市役所などに相談する様にアドバイスした。
今日も、会議中に大学附属病院から電話があったが、出られなかった。折り返し入れたが、発信専用電話番号だった。
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