行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

とんでもない、好意が仇に

 大変なハプニングが起こった。今日は、三輪さんと菊ちゃんの合同誕生会を企画して、イタリアン料理店を予約して爽やかな朝を迎えた。

 その気持ちの良い朝、菊ちゃんからメールが来た。体調不良で参加を見合わせさせて下さい、と謝罪をして来た。

 早速、予約したイタリアン料理屋さんのホームページで、キャンセルした場合のキャンセル料金を見ると100%料金負担だと言う事だった。

 仕方がないので、代案を検討した。三輪さんが提案して来た二人は馴染まないので、却下した。自分の気持ちは決まっていて、三輪さんの母親が遺品整理事業者を入れる前に、重要な貴金属などの品物や現金を見つける作業をお願いしているので、今迄の業務に対するお礼を兼ねて食事に娘の三輪さんと一緒にどうだ、と三輪さんに確認した。

 勿論、OKを貰った。予約の料理も、私が立ち上げの時から22年間付いてきて貰って、最近は私が連れて来て貰っているので奮発してフルスペシャルコース10品目の料理に予約していた。

 3人の中では、私が一番の少食で食べ尽くせるか心配していた。

 フルコースのスタートで、飲み物は信州産の100%🍇ジュースで三輪さんの誕生日に向けて乾杯する。

 手始めの前菜から始まって、前菜が各種連続5品目の料理が続く。美味しいというより、初めて味わう味だった。6品目は魚料理で7品目が肉料理だった。

 そうして、血の気が失せるハプニング次の料理のパスタに移った時だった。何やら、三輪さんの母親が苦しいと言い出す。

 お腹が一杯で苦しいのだと思って、そんなに気にしていなくて、私は美味しいとパスタを食べていた。が、何となく顔色が白く見えていた様な気がして居たが、それが大きく変化して来た。

 顔が左右、そして円を描くように動く始めて、後ろに倒れる様な感じになって白目を剥くとはこの事だろうと思うと同時に三輪さんも異変に気付いて店員に声を掛けに向かった。

 その時である。一気に吐瀉物が洪水に様に口から飛び出て来た。何度か吐いて、どうやら気を失っていた様で、吐き終わって出尽くして正気に戻った。店員が後ろに回って、胃の辺りを押して全部出し尽くす様に手当てした。

 自分の粗末に気付いた様で、でも、正気のある顔に戻った。店員が救急車を呼んでくれた。暫くすると、救急隊員が3人店に入って来た。

 血中酸素濃度や血圧を測定する。簡単な問診を受けて、念の為に病院へ向かう事になった。店内はそれほどお客様は居なかったが、近くに座っていた4人はカウンター席に替えた。

 私は、そのままで座っていたが、清掃をするので、席替をした。マスターが何度も私の席に来て、その後の情報を聞いて来た。

 三輪さんが付き添って病院へ行くし、店から出て駐車場で車の中で待機することにした。


 何故か、自分でも不思議だけど、調子が良い感じ、やる気が自分で感じられる朝だった。なので、順調な気持ちの良い時間を過ごす事が出来た。

 一番嬉しかったと言うか、この仕事をして居て良かったと思った事があった。

 名前に見覚えのない方から手紙が配達されて来た。差出人の住所は大阪府下で名前に記憶にない。嫌な事が書いてある手紙だったら最悪だと思って開封した。

 最初の文章で現在服役している受刑者であった。これまでも、幾つもの刑務所や社会復帰促進センターからの受刑者への支援依頼と受け入れを行って来たのでごく普通に対応するつもりだった。

 文面もよく読まずに、出所日が8月だったら少し余裕があるので、面会に行こうと思った。それにしても、これまでは全て事前に刑務官から事前に打診があって、面会の日程を決めて居たが、受刑者から直接手紙が来るとは、初めてだった。

 再度、読み返した。何と出所日は8月で間違い無いが、年が相当先の話だ。出所日を思いながら過ごしているのだと思って、何とかしてあげたいと思い巡らせた。

 何故なら、出所後の身元引受人がいないので、仮出所も出来ずに満期服役になる事も書いてあった。

 もう一つ、書いてある出所日迄私がこの仕事に関わっている保証はない。ハプニングではなく、平時の生活の中で完全に後期高齢者となる私が勝手に返事は出来ないので、面会する時に次の世代を担う者を同行させようと思った。近々、返事をする積もりだ。

 今日の10から、zoomにてM&Aの受託事業に付いてのレクチャーを受けた。私の方で業界のターゲットを絞って動きたいと思っている。充てはあるので、面倒なその後の手続きの事をお願いします、というような話しを詰めて契約を交わす事にした。

 30分程度の話しだったが、質問事項は無いので、予定の半分の時間で終わった。行政書士としての契約で、行政書士のホームページに内容の周知PRを掲載する積もりだ。

 今日の午後からの予定に、成年後見審判申立の必要な書類に『後見がついていないことの証明書』の取得の必要が有るが、先日、委任状を預かったので、大阪法務局へ向かう。

 その申請書を作成して、必要な証明書類を準備した。

 また、先日来訪問している大学附属病院からの紹介で、成年後見審判申立のサポートをしている相談者の家族さんにメールで必要書類の記入をお願いした。それを頂いて定型様式に入力支援を行う。

 しかし、メールがあって分からないので来て指導して欲しいとの通知があった。私が教えて欲しいと言うのは、家族や本人の関係事項で私が教えるものでは無いので、どうやら来て話しを聞いて欲しいのだ。

 話し相手だ。その無駄な時間を費やす仕事は、いまは勘弁して下さい。

 共同事業展開事業者からメールがあって、地域包括支援センターから、先日、ケアハウスにて展開を始めた保証人制度の説明に来て欲しいとの要請があったとの連絡を受けた。

 京都の住人から大阪府門真市に転居したいとの相談が月曜日に続いてあった。長い話しだけで、同じ事を何度も聞いて、解決案を示すがどうでもいい理由を作って壊そうとするのは何故か。結局、必要な話ができない。無駄な時間なのだが、我慢してお付き合い時間が20分、先日は15分だった。

 しかし、その間、大学附属病院から電話が個人の携帯電話に入って三輪さんに受けて貰ったが、私に用件だった様で再度掛けるとの事だったが掛かって来なかった。