行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

老残の身を晒さないようにして来たのに

 老残の身を晒さないように、晩年は奈落に堕ちないように気遣って来た。人生の最後が重要だと思って生きて来た。

 しかし、自分の身から出たのではなく、子供から始まる恐れをホンの僅かだが感じるようになって来た。

 果たして、どんな結末が待っているのか。年齢との闘いだと思う。

 長男の適応障害発症で、一気に動き出した私の日常の歪み。自分の随意では無く、他者の圧力に贖うこともなく、成るようになる自然の摂理に従う他ない。

 長男の凋落を救うには、私の犠牲しかいまは考えられない。いま、ギリギリの緊張の中で連日動いている。私が決めた日常の計画が少しでも動いたりズラしたりしたら多くの事案に支障をきたす。

 仕事が回らなくなるのが、一番の困る事だ。例え、この身がどうなっても他人に迷惑は掛けられない。

 色々と考えて、幾つかのパターンを検討して、二つのシュミレーションを提示して顧問の社会保健労務士にアドバイスと選択した場合の 手続きを教えて欲しい、とメールでお願いした。

 暫くして、社会保険労務士からメールが来た。選択した2つのシュミレーションの手続きとアドバイスで、長男が勤務している現在の会社を退職した翌日に当社にて採用する事にした。

 6月1日に、採用するするが理由は社会保険を、特に健康保険切らさない為に、長男の為に法人にマイナスの影響を与える事になるのは精神的に後ろめたさを感じる。

 働かない働けない人間に、社会保険労務士から大阪の最低賃金以上の給与を支払う事が必要だと念を押されている。

 最低賃金だと20万円以上の給与を支払う。社会保険料を入れると25万円。諸経費、携帯電話代や交通費などの費用を組み入れると30万円は考えないといけない。

 最初から欠勤をする訳だが、欠勤扱いで給与の支払いは厳しい。公平に扱わないと、何かの拍子に社員が知ったら、士気に関わる。だとすると、勤務実績を記録させないといけない。その実績に応じて、報酬の支給を行うことが求められる。

 その為には、長男の精神の負担にならない業務を与える必要がある。何かのテーマを与えて、日程的な負担の無いIT関係の仕事を考えて、又は、補助金申請のIT活用部分を作成して貰う事を考えている。

 午前中、その方向に向けて顧問の社会保険労務士とのメールでのやり取り、そうして長男とは何度もやり取りを行った。

 決めた事は、6月1日からの採用。加えて、成年後見審判申立に関わって、被後見人のPCでの投資や業務に関わる入出金のデータ、財産などが格納されているサイトやファイルを開ける作業をして貰う為に出張して貰う。

 その旨を、成年後見申立人へ連絡した。加えて、現在得ている資料を基に打ち込みした申立書をPDF化してファイルをメールした。

 もう一人の成年後見審判申立者から委任状を頂いたので、初めて行く市役所に午後から向かった。近くの市役所なので一度くらい行った事が有るだろうと思って向かったが、初めての市役所だった。

 今までにない、ゆったりとした広いフロアに驚いた。スムーズに戸籍謄本を受け取る事が出来た。

 菊ちゃんからメールが来た。本来なら、今日から10日間の検査と治療の入院だったが、血液検査の結果が思わしくないので、延期になった、と連絡があった。

 落ち込んでいるだろうと思って、菊ちゃんを近くのイタリアンの食事に誘った。三輪さんの誕生祝いに行く予定だったが、延期になっていた。

 菊ちゃんの誕生日が来月だったので、丁度二人の中間なので、同時に行う事にした。早速予約して、明日の夕方からコース9800円の予約をした。

 メールの整理をしていたら、今日予約してあったzoomでの打ち合わせを失念してしまって、気づいてURLをクリックして応じるのを期待して居たが、ダメだった。申し訳ない事になった。