行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

難病で、余命のある方への支援依頼

 今日はゴールデンウイークが始まって、日曜日だし、何も無く午前中は終わるかな、と思ってYouTubeで音楽を聞き出したところだった。

 今日は、相良直美さんの「世界は二人のために」「いいじゃないの幸せならば」に続いて柏原芳恵さんの「春なのに」「ハローグットバイ」を聞いて、あの時代の事を思い出して感傷的になっていた。

 そんな時に、いつも相談に乗っている方から電話が入る。

 先日も朝6時台にメールが来ていたが、限度が無いので返事をしなかった。相談に乗っても、自分で助言を無視して悪手を連発して自分を窮地に追い込む。その結果が出てから相談されても取り返しが付かない。

 コロナ禍もあって稼業が傾き、破産を回避する為に借入を繰り返す。その状態見て、離縁するから相談が始まった。

 半年の間に、離縁して自分の家を確保して転居する。生活保護費を申請するが、ルールを遵守する様に指示をケースワーカーから言われても、守らない。

 離縁しも、色々と疑念を持たれる様な生活態度で、生活保護を受ける為の偽装離婚と疑われる。離縁しても、元旦那の行く屋根のある部屋を探して下さい、と依頼が来ていた。

 何とかしたいと、連携している不動産屋さんにお願いする。依頼されたのが先週で、今月末には現在の家を出ないといけない。

 何とかしてくれと不動産屋に頼んで、何とかするがネックは、借り手の旦那さんの自己破産に近いクレジットの焦げ付き、多額の借金で審査が通らない。

 そこを、審査に通る物件を探して何とか賃貸契約がなった。その、御礼の電話があった。しかし、その時に保証人となったのは、元奥さん。生活保護費課のケースワーカーから、元旦那さんとの接触は避ける様に指示されているが、まさか、保証人になるとは命知らずには、程がある。

 もう一本の、少し重い電話があった。電話の主は、私と10年来の知人で東京大学と京都大学の大学院を出ている元弁理士だった。

 あるコンサルタントの登録機関での同期の顔合わせで初めて会った。人の痛い所を突く言動手法で衆目が驚く事態になった。

 皆んなから総スカンを食っていたが、私は変に媚を売っているやつらよりも、余程、気が合いそうだと、思った。

 私が、彼が弁理士だと知って多くの仕事を頼むハメになった。商標は7個位商標登録をしているが、全て彼に依頼していた。発明品も一つある。

 その商標の最後の登録は、かなり難航していた。依頼している最中に、弁理士協会から彼に依頼している案件は他の弁理士に依頼して下さい。

 とか、依頼した案件が正常に処理されているか確認して下さい。もし、処理されていなければ弁理士協会に相談する様に通知が来ていた。

 犯罪を犯したか、精神的な病に陥っているか、どちらかだと思った。何故なら、話し相手をしている時に異常に突然怒ったり感情の起伏が激しかったので、精神に異常をきたしていると感じていた。

 それから、数年後彼から電話が来た。離婚して、精神病院へ入院していたと報告があった。再度、弁理士事務所を再開していて仕事をくれと懇願されたが、感情の起伏に合わせて対応する煩わしさに連絡する事を絶った。

 そうして、5年が経過した今日電話が突然入った。懐かしさもうそこそこに、現在精神障害者を収容しているグループホームに入所していると言う。

 矢継ぎ早に相談を受ける。

 「結婚する相手がいて、障がいを持った子供が二人いて、、、」

 などと、いつもの様にアッケラカンと夢が詳細にあって、大阪で一緒に住むので、障害の子供の成年後見審判申立をして後見人に就任して欲しいのと、障がい者支援をしてほしとの依頼があった。

 その要請の後、お嫁さんとなる方から、

 「直接、佐藤さんに電話させるので色々と相談に乗ってやって欲しい。」

 と、言うものだった。

 何と聞けば、奥さんとなる人は淡路島に住んでいると言う。

 その方から電話があった。色々とお話しをさせて頂いたが、兎に角、お会いして詳細なサマリーを作成して遺漏のない支援をさせて貰う積もりだ。

 収入の確保と居住の確保をしながら、ご自身も余命宣告がなされている障害を持っている。

 障がい者であるお子さん2人の総合支援を受けられるように、自立支援センターの紹介など。

 各種契約の際に保証人や代理人が必要になるだろう。

 夕方から夜遅くまで迄、淡路島の方と障がい者支援の協議をメールで行った。



 一連の業務が終わってから、山田池公園に行った。花は何も咲いていない狭間に入っていて、それでも緑鮮やかな景色に満足だった。

 帰りは、スーパーに立ち寄って買い物をした。この1週間、近隣の4ヶ所大きなスーパーで買い物をしたが、どこもかしこも異様なほどガラガラだった。

 近隣に出来た「ららぽーと」に客を奪われているのが、顕著に表れていた。