行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

精神病院からの助けて

 これは、黙ってスルーは出来ません。こんな事が日本の社会で起きている事は、決して良いことではないと切実に思います。

 憲法に書いてある様に、これから我が国が国際社会の一員として名誉ある地位を占めようと思うならば、改めないと多くの外国人が流入した時にどのような形で、野蛮な国として流布されるか。放置するならば、我が国は国際社会から除かれて、いずれ滅亡するしか道はない。

 朝、何度か非通知着信あった。私は、日頃何度となく掛かって来る非通知の電話には出ない。どんな面倒な人から掛かって来るか予想出来ず、予想外の展開になって良い結果に繋がらない経験的な理由がある。

 しかし、今日の何度かの非通知電話には、薄々、もしかしてあの人権相談室にて面談した方かも知れない、と思って居た。

 私の携帯電話は2台あって、1台が会社の一般的な公表している電話機で、行政書士事務所、一般社団法人事務所、居住支援法人のNPO法人と株式会社の電話が転送されている。

 もう一本の携帯電話は、個人の知人や友人、直接連絡を取りたい相手、緊急を要する案件の対象者などに限定して公表している携帯電話になっている。

 その両方のスマホに、同じ非通知が時間を置かずに着信していた。それでも、自分の方針に従って、出なかった。

 程なく、スマホを見ると留守番電話にメッセージが残されている表示がなされて居た。直ぐに、「1417」に掛けて録音メッセージを聞く。

 やはり、昨日、市役所の市民人権相談室の職員からそれとなく経過報告があった、木曜日に面談した心配症の方だった。

 あの時、契約書の見本しか持参していなかった。その見本の契約書でも契約しておきたいとに希望があったが、中途半端な形だった。

 話しを聞くと、金銭に関する事に妄想的な話が多くて被害を受けない様に自分なりに防犯措置をとって居た、

 それは、自宅を出てホテル住まいを選択して自分なりに考えて、その間、何とか自分の思いを叶えてくれる様に人権相談室に頼っていたので、信頼していたのをこうやって裏切られた気持ちは、どんなだっただろうと怒りと哀れさと、日本の行政が市民を裏切る言動に幻滅だ。

 留守番電話の彼女の、

 「助けて欲しい、面会に来て欲しい。お願いしたい事があります。」

 という言葉を聞いて、sanatorium病院精神科に連絡をした。受付に用件を説明したが、担当の精神保健福祉士が土曜日で休暇だと言う事で、事務局職員に代わった。

 カルテを見ながら、と言うのだからそれなりの地位の方だと思う。名を名乗らないのが、この方達の身を守る常識なのだろう。

 私の立場を説明して、面会を申し入れた。事情を聞いた。私が昨日人権相談室の相談員から事情を聞いた時には、任意入院と言う事でsanatorium病院へ連れて行って、診断されてその場で「応急入院」として72時間の強制収容だと聞かされた。

 その時に、彼女が同行した人権相談室職員に騙された、と叫んだと職員が私に伝えている。自由で自分に意思で退院出来ると説明を受けて、診察を受けた。

 72時間とは言え耐えられないと大きな声で抗議したが、強制力で収容された。

 私とsanatorium病院医事課の職員との話しでは、

 「カルテでは、72時間という応急入院では無く、医療保護入院となりましたので時間を気にされなくても大丈夫です。」

 「それは、本人の意思確認が為されていますか?」

 「当然です。ご本人の同意を得ていなかったら入院出来ませんから。」

 面会を要求したが、担当の精神保健福祉士が休暇であり、家族以外は面会出来ない、と言う。

 電話が来た事を伝えて、行政書士であり人権相談室にて事務委任などの委任を受けている事などを伝えた。

 ご本人から、直ぐに電話させるとの返事を頂き待機していた。

 「本人の同意を得て入院していると言われましたが。」

 「同意なんてしていません。助けて下さい。何で鍵の掛かっている部屋に閉じ込められているんですか。助けて下さい。お金はお支払いしますので、弁護士さんでも誰でも頼んで下さい。」

 そう言って、泣き叫んで、何度も助けて下さい、と言っていた。

 「出して貰うことが出来ますか。佐藤さんは、出来ますか。」

 と何度も言っている最中に、近くで男性の声が聞こえて、突然、切れた。

 故意に誰かが切ったのか、投入したお金の関係で切れたのかは分からない。

 顧問弁護士に相談する前に、事実と経過を炙り出す事にして、市の運営は市議会議員に拠るのが一番なので、懇意にしている議員を通じて、当該市の議員を紹介して貰って、医療保護入院には市長の同意が必要なので、その経緯を調査して貰う行動だけで終わる事を期待して今日の行動は終えた。

 きっと今夜も相談者は恐怖心に襲われて眠れない夜を過ごす事だろう。本当に酷すぎる。

 それにしても、独居の方には誰にでも起こり得る事だと思うと日本の聖域である医療の恐ろしさを強く感じた。

 

 午前中に行った仕事は、概ね終わった相続手続き中に相続人も亡くなってしまった方の、死後事務委任事項が昨日終えて、一応のまとめを行った。

 相続人が亡くなって、その相続手続きを知人の行政書士にお願いした。その行政書士に引き継ぐのに、入出金を中心に引継書をまとめた。

 私が相続手続きを行った多額の現金が保管してあり、私の立替金合計で100万円くらいあった。

 私の立替金の内訳は、葬儀代と亡くなるまで入院していた病院へ支払った医療費を合わせて50万円を超える。遺品整理とその前の家の隅々までの貴重品や現金のチェックで40万円を超える。最後に私の報酬が25万円程度。

 預貯金や相続財産に手を付ける事無く、タンス預金で清算が出来た。

 この様な、清算待ちのケースが幾つも待っているので、大型連休中に少しでも終えたい。

 経費伝票処理や会議関係の調整や金銭管理の纏め、など行って今日は終えた。