行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

依頼者本人の意思を確認せずに何をしようとしている

 何が嬉しいって、WBCで日本が劇的な勝利を収めた事だ。それも、9回の裏逆転サヨナラ勝ちだ。1日の半分は、わかっているのに何度も何度も放送する、劇的勝利を収めたシーンを嫌と言うほど見て、見て、見ていた。

 日本の桜と同じ時期に明日は満開になって欲しい。

 不思議な事がずっと続いていたので、もしかしたらと思いながら、3-3の同点になったばかりの直後、2点を入れられて突き放された場面でTVを消して無料の過去のTVドラマをiPadで見た。

 そうして、iPhoneで点数を確認すると逆転していた点数5-6が表示されていて、慌ててTVを点けた。

 大谷翔平のインタビューが流れていた。勝利したと、その時知った。9回裏なのでサヨナラ勝ちなのだ、と当たり前の事を認識した。

 感激して、涙が出て来た。スポーツで感激するのは、本当に爽やかな思いが充満している。

 さて、不思議な思いとは私が諦めてLiveから目を逸らすと結果的に勝利しているスポーツがこれまで幾つかあった。

 特にイチバン記憶にあるのは、女子サッカー「なでしこJAPAN」の世界選手権で諦めて見るのをやめて残り数分も無い時にトイレに行った。

 戻って来ると、何と同点になっていた。その記憶が何度かあったので、まさかと思いながら、TVを消していた。それが、また、こんな事になってしまった。

 朝10時に死後事務委任の相談者ヘの訪問を行った。バカバカしい。経緯は、オーナーが私が以前行った他の方の死後事務支援を見て、近くに住んでいる独居者の支援を依頼して来た。

 何も、その手続きに口を挟まなければ良いのだが、宗教団体が入り込んで、地域の幹部が事前の契約内容を確認したいとの事で、オーナー宅で先日死後事務契約書持参で説明をした。

 その説明を受け、加えて手渡した死後事務委任契約書を持って市会議員の許可を貰って契約に繋がる流れだと言う。

 そのスケジュールで進めて行くのは依頼者側の主導なので、口をはさむ余地はない。なので、通常の「生前及び死後事務委任契約書」をアレンジして、「死後事務委任契約書」を作った。

 9時半に出て、徒歩で15分ほど掛かってナビに従って指定の住宅前に着いた。最初に着いて、後は誰が来るにか分からなかった。

 暫くして、最初に来たのは生前の支援はするので、死後事務委任だけの契約書を求めて来た宗教団体の、先日オーナーの家で会った幹部の女性が来た。

 次には、先程、宗教団体の幹部が来ないと言っていたケアマネジャーが来た。名刺を交換して見ると、気に触る問題の多い周辺での介護事業を運営している居宅介護支援事業所のケアマネジャーだった。

 このような企業のやつは、経営者と同じような無礼で横柄な態度をとるだろうと思って、何か不快な事を言ったら叩いてやろうと思った。ケアマネジャーを15年、主任ケアマネジャーを経験して来た私が自戒を込めて諌めようと思っている。

 ケアマネジャーは国家資格でも何でもないのに、自分達は何かの権限を有していると勘違いをしている。その様な精神状態になるのは、元々がレベルの低い業種の中に居るので、能力や評価が低くても大きな世間という考えが出来ずに、自分の評価だけを高くして自己満足し給与が低いと騒いでる様な井の中の蛙。自分の生産性を考えずに不正のやり放題を振り返るべきだ。

 続いて、オーナーが来た。先日来、日程や内容などと共に、各人の動きを連絡してくれる。お金持ちだが腰が低くて気さくな人だ。

 以上、相談者宅に訪問するのが合計4人になった。オーナーが、

 「全員入れないのではないですか?」

 と言って、

 「私は、途中で出ますので。」

 と、何度も言っていた。

 それでも、部屋の中に入ると相談者は90歳とは思えない、耳も目も身体的にもしっかりしていて驚いた。その分、話が早い。普通ならこのくらいの年齢なら、声を大きくして耳元で声を大きくして話さなければならない。

 しかし、普通の話し方で充分お釣りが来る。基本的な死後のサポート内容を確認をして、全て受け入れの返事を貰う。

 ここから、問題が出て来る。死後の事は私が責任を持って行う。しかし、生前の入院時や緊急事態発生時の対応は、どうするのか、誰に連絡する事になるのか、そこを突き詰めて行く。

 ご本人が全ての質問に、

 「誰もいない。」「誰も居ません。」

 と、返事する。

 宗教団体幹部が、口を挟む

 「市役所がやってくれるのじゃないのですか。」

 などと言うが、突き詰めて一つ一つの事態を言って、特に市役所がやらない事の想定事態を言って、どうするのか聞く。

 突然、宗教団体の幹部が私にどこまでやってくれるのか、言い出す。大阪人お得意の、都合の悪い事には自分が言った事でも、無視して返事もせずにその事実さえしらばっくれれば通り過ぎて行くと思っている。

 自分の言った事は無くならない。

 進めて行くに従って、宗教団体の幹部の生前は自分達がするので、死後事務契約だけで良いと言っていた言葉にボロが出て来る。

 結局、突き詰めて行くと、生前事務委任は自分達がすると言ったのに、その具体的な事案を確認すると市役所がするのじゃ無いですかとか、

 「私達のする事は定期的に訪問して、安否確認する事です。」

 アホもいい加減にしろ。

 また、ケアマネジャーも基本的な情報すら提供していないので、要求する。本人の氏名や生年月日は勿論、親族や緊急連絡先など。

 こいつも、

 「生活保護を受給しているのはご存知ですか?」

 と、偉そうに私に対して言って、危険な尾を踏んだ。

 「分かっていますよ。」

 と、言って次何か言ったら潰してやろうって思った。

 生活保護を受けていれば何でも何でも市役所がやってくれると、バカの一つ覚えにように言った。

 確かに医療扶助は基本的な医療費は負担する。しかし、タオルやパジャマ、シーツなどの寝



具や洗濯などの利用は個人負担だ。誰が、銀行に行って支払い手続きを行うのか。

 結局、何の事はない。本人の意思の確認や基本的な決め事などを本人の意思を確認も何もせずに周りが勝手に動いているだけだった。

 30分程話し合ったが、早く途中から退室すると言っていたオーナーや宗教団体幹部は動けなくなって、私が最初に退席した。

 外に出てから、私が管理している相続財産を松ちゃんに賃貸している。その物件の買取り意思を確認して、メールのやり取りを行った。

 今日は雨模様で寒々して居るので、何処にも出掛けず、部屋に戻って来て久しぶりに半日以上休養した。