行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

ミャンマー技能実習生への関わり相談

 朝、出勤すると行政書士事務所の前で何かメモを取っている女性がいた。私が進む方向からは背中を見せていて、近付いたら振り向くかと思ったが、振り向かない。

 私の通常出勤する部屋は、その手前の部屋だ。なので、その女性とはお互いに顔を合わせない。何の為に私の行政書士事務所の前でメモしているのか。不快だ。

 登録しているケアマネジャーポータルサイトからのニュース配信を見ると、外国人労働者の介護人材について大きく方針を転換する。幅広く働く事が出来るように緩和する方向で動き出したのが分かった。

 介護関係の外国人労働者の雇用は、特別養護老人ホームなど介護保険適用の入所施設に限られていた。処が、日本らしく信念もないご都合主義で決めたものだから、人手不足を理由に、在宅介護や有料老人ホームなどにも拡大する方向だと言う。

 先日、仙台の先輩からミャンマーの人材送り出し企業の日本支社長を紹介された。その支社長に、早速、情報を送って少しのアドバイスを付け加え送った。

 つまり、単にミャンマーの人材を雇ってくれと言う時代は終わって、人材育成をして雇用したいと期待に応えられる派遣者に、とか制度が変わる時のチャンスをどう掴むか、日本国内での創業も含めて具体的なアドバイスを送った。

 そうすると、午後、ご本人から電話があって、大阪に20日月曜日に行きたいので、時間を頂きたいと要望があった。スケジュールを見て、午前中ならと条件を伝えて新大阪駅に10時待ち合わせとなった。

 それにしても、無知な人間が刀を振り回すと生産性が無に至る。死後事務委任契約書を交わした方が亡くなった。その死後事務委任契約書を持って、枚方市役所に行って年金停止や介護保険などの手続き、葬儀費用の申請や行政関係の手続きがスムーズに行われた。

 枚方市役所の職員は基本的に学ばれているので、それだけで優秀だと思えたのだが、それ以外の多くの市役所はそうは行かなかった。

 馬鹿とは言わないが、何とかの一つ覚えの様に、異口同音に、

「公正証書で無ければ、、、、」

 とか、酷いのになると

 「裁判所が認めた契約書じゃないと、、」

 など、意味不明のことを言う。

 なので、馬鹿じゃないのと言う様な事を言うと、誰かに確認して又は電話して窓口に戻って来て、謝罪もせずに何事も無かったかのように、処理を進める程度のお粗末さ。

 その程度だ。

 午後に亡くなって方との死後事務委任契約書を持ってソフトバンクに契約解除の手続きに行った。

 呆れ果てた。散々待たせた挙句に、

 「私は初めてのケースで、内部で確認しましたが、公正証書が無ければ代理人として解約手続きが出来ない。」

 などと言い出す。

 「公正証書」と言う言葉だけ知っていて、公正証書が必要な契約書などごく一部であって、この死後事務委任契約書が否定されたら、自分たちが困るだけ。

 「それでは、口座を閉鎖して支払いが止まって、自然解約にします。」

 そう言って、戻って来たが、これからはソフトバンクの携帯電話の解約は、口座閉鎖で支払停止による自然解約にしようと思う。そのレベルに合わせて死後事務の仕事をしよう。楽になる。

 幾つか、予定した仕事はなんとか午前中に終わった。最初の仕事は、大阪府への補助金実績報告書で、追加申請の手続き修正についてだが、自分の関係は揃えられるが、メンバーの分はお願いして提出して貰った。

 次は、長期間掛かっている、亡くなっ方の相続の相続手続きだった。放置されていた車両の相続人が亡くなった。その亡くなった相続人の相続人が私が担当している、被保佐人だ。

 その関係資料を相続手続きして頂く会社に送った。

 次に手を付けたのは、昨日、依頼の電話があった保証人、死後事務、任意後見などの手続き一覧と金額が書いてあるパンフレットが欲しい、との大阪府では随一の社会福祉法人及び医療法人からの要請に、原案を作成する。

 午後は、銀行支店3ヶ所巡ってヘルパーさんの給与振込を行った。