行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

 大きな仕事依頼に嬉しさより人材確保に不安が

 東大阪市の『ケアハウス』施設長から、突然電話があった。電話の主が表示されたが、誰という認識が生まれて来ない。

 「先日、頂いた保証人のパンフレットですが、他のサポートも載ったものも欲しいので、郵送でもいいのでお願いしたいのですが。」

 頭の中では、電話の相手が誰なのか全く分からずに、

 「分かりました。準備致します。」

 そうは言ったものの、見当が付かない相手だったのだが、電話を切った直後に気付いた。

 私が、支援している方が入所している「ケアハウス』の施設長である。

 この施設の運営する社会福祉法人は大阪でも最大の福祉法人で医療法人もグループ内にある。

 問題は、依頼が来たら対応する人材が希薄であり頭が痛い。パンフレットの作成も、以前に連携する者が作ったモノをベースに応急処置で準備する事になると思う。

 外出して、目的地に着く前に奈良県と境にある市役所障害福祉課より電話があった。成年後見の基礎知識を得たい希望者が居るとのことで、その希望日が日曜日なのだ。

 市役所職員も出勤して来ると言う。相談当事者の母娘との諍いが絶えない。エスカレートして手を出して、特に娘さんが怪我をして身体的虐待ではないか、と審議されて虐待と判定される。

 母娘を離して、娘は入所するも職員の確保が厳しくなって、土日は実家からに帰宅する事になった。なので、べつの施設を探す事になったとの事だった。

 当日は、母親の妹さんも参加するとの事だ。特に、当方が受任したいと求める事もないので第三者として付託に応えたいと思っている。

 午後2時から、被保佐人の所有している建物の土地所有者と、建物の取り扱いに関して所有者様宅で協議した。

 昨年当初は母親、長男、長女という一家3人で暮らしていた。処が、母親が特別養護老人ホームに入所して、長女が入院後、療養型老人保健施設に入所する。

 長男が突然亡くなって、立て続けに母親が亡くなり、被保佐人が両人の相続人となると同時に一人ぼっちになってしまった。

 その3人が居住していた家は母親の所有だったが、土地は借地だった。被保佐人へ相続手続きが終えたのを機に、土地の返還か家の売却か選択材料として、条件の協議をした。

 返還の場合は、当方の責任で更地にしてお返しする。売却の場合は承諾料として150万円、その後の土地の賃貸料として月額3万円及び保証料50万円という事だった。

 朝9時半に出て、入院していた被保佐人の費用支払いと必要書類にサインをしに総合病院に向かった。

 何かあるのか、最近の病院や施設の応対がかなり良く、気持ちよく手続きを行える。

 10時半過ぎに、被保佐人が入所している老人保健施設に行った。ここで1時間は拘束された。

 順番に、窓口でリハビリ施設への支払い、予備費の補充、そのまま入室して応接セットにてこれから何人もの担当者が説明に来ます、と言われた。

 1.被保佐人の入所フロア介護責任者

 2.リハビリ責任者

 3.看護師

 4.ケアマネジャー

 5.管理栄養士

 6.事務所責任者

 これが全て支援計画書の説明とサインを求められて、最後のこの事務所から来た事務員の持って来た書類は5種類で、全て被保佐人の住所氏名、保佐人の氏名、住所、連絡先、ご本人との関係を書かなければならない。

 ウンザリしてやっと逃げて来た。

 土地所有者宅に向かう途中、大阪市都島区のコンビニ店に寄って昼食を摂った。昨日、尼崎市にて仕事を終えた後、近くのスーパーに車を停めたので、序でに買い物をした。

 そのスーパーは、パンが特に安くてパン🥐を思わず沢山買ってしまった。その安いパン🥯を昼食のメインにして、コンビニでは野菜サラダとチョコレートを購入した。

 その昼食が終わってから、持って来た仕事を車の中で行った。ヘルパーさんの給与計算したデータを振込用の様式に転記した。

 土地所有者との協議が終わってから、天気も良く暖かくなって来たので、散歩でもしようと近隣をナビで見たが、この近隣には何も行きたい所も見当たらずに、諦めた。

 やっぱり、散歩でも目的や目的地が無ければ意欲が湧かない。結果的に、三菱UFJ銀行の鴻池新田支店を目指して車を走って貰った。