行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

レベルの高い人と仕事がしたい

 予定通り、18日午後から千里ヶ丘ニュータウンにて行う「暮らしの法律セミナー」パワーポイント資料が出来上がった。

 当初、パワーポイントの利用は考えていない様な事を担当者から言われた気がしていたので、手元資料として30ページほどのものを作成して、事前に提供した。

 処が、私自身、高齢者でもあり意欲を持って生きていて、出来るものは自分でやってみようと思う性格だ。勿論、当然のことながらその言葉を実行している。

 パソコンを使いこなすとか、ソフトなど技術的なものは出来ないが、申請書を作るとか申し込みをするとかは教えて貰えるなら自分でやってみようと言う気持ちを持っている。

 それが、入所している介護施設やヘルパーさんに来て貰っている様な、出来るのに子供扱いの様な何でもやって貰うようなスタイルはお断りだ。

 その最初に作った資料に対して担当者の30代男性に言われたのは、文字が小さくて見えない、だった。

 通常の文書作成時に使用する大きさは、10.5ポイントの大きさです。今回の資料は、12ポイントだった。それは、見えない大きさではなく、メガネを必要とする視力だ。

 参考に渡された、入居する高齢者たちが自ら作って発行している情報紙よりも文字は大きい。つまり、自分達が高齢者の事を思ってだが、高齢者はこうだと決めつけているだけだ。

 この時点で、担当者自分達は事務所にいて机の上考えているだけで、高齢者や集合住宅生活者の中に入って行っていないのが分かった。

 なので、実践歴が長い私と彼らとでは経験上から来る、その認識に雲泥の差があり過ぎる。と言うわけで、話や議論の相手ではない。

 その伏線は、以前からあった。エンディングノートの件である。

 自分達が、エンディングノートの作成をイベントプログラムに入れて高価なノートを購入した様だ。多分、想定の50冊位。1800円として消費税込みで10万円程度。

 そのプログラムに対して、私が取引している三菱銀行グループがスマホで出来るエンディングノートを組み込んだ生活に密着したアプリを開発して、先月は10万人以上の登録がなされたと言う。

 その手軽さと機能の素晴らしさを伝えて、このアプリは無料でありながら手書きの面倒臭さがない、書き替えも簡単で共有登録して安否確認の機能もあり、しかし、それを知ったら社内で自分達の手柄にするかも知れない、と大阪人の根性に一抹の不信感も抱いていた。

 多分、理屈を付けて否定するだろうと覚悟はしていた。思った通り、高齢者はスマホの使い方が分からないので手間が掛かる、という訳だ。

 その上、自分達の会社は三菱グループとお付き合いがあるから、と訳の分からない理由を言って来た。加えて、本心を最後に回した、エンディングノートを購入してしまって居る、と。

 そうして、今回の要望が、紙資料だけではなく、パワーポイントの準備も要請して来た。通常であれば、配布資料の要約版の様なものをパワーポイントとして作成するのが一般的だが、普通の感覚を持ち合わせいない私は、資料は何度も言っているが手元に残して見直し出来る程度のものを作った。

 しかし、この度作成したパワーポイントの画像は、配布している資料とは別物だ。つまり、事前に配布している資料を引き立てる為に作った。

 成る程、と思わせる証拠の様なもので見ていて情に訴えるものだったり、楽しく学べる刺激だったり。そんな事を思いながら作った。

 また、何か難癖を付けて来るだろうか。次の興味を引き出すために、目玉として「自筆証書遺言」を遺言の項目で取り上げた。

 また、邪魔して来るだろうか。

 補助金の実績報告書がやっと終わって、今度は目の前に迫っている特定非営利活動法人の節税は、この3月末までに行わなければならない。家賃年払いの180万円を決めて、次が思い浮かばない。

 パソコンなどの機器は昨年既に購入していて、箱から取り出していない。費用の先払いをしたいが、固定された費用はそれほどない。交際費は使わないし、役員報酬は受け取っていない。

 家賃の支払い先が株式会社で、その決算が6月なのだ。株式会社も今月は500万円位の利益が上がるので、年間通すと相当な利益金額が計上されるので、その上、特定非営利活動法人の年払い家賃が入ると大変な節税を考えないと行けない。

 日曜日でも、Fさんの成年後見審判申立のサポートをしている自立支援センター指導員から、家庭裁判所より再提出要請のある診断書の件について電話があった。

 診断日が平成26年という10年前という実行日




に問題があるのだが、改めて実施すると今月では無理だと言うが、そんなの理由にならないし10年前と今と精神状態が同じ訳がない。

 理由にならないのを平気で理由にしようとするレベルでの仕事はしたくない。