行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

この日の新たな依頼は「事業用定期借家公正証書」

 先日リバースモーゲージの相談があったので、SホームとN不動産に打診した。N不動産は、接客中だったので、

 「リバースモーゲージの依頼があったので、やっているなら折り返し連絡下さい。やってなかったら、折り返しは不要です。」

 と、言った。

 返事が来なかった。

 Sホームは専務に話しをした。最初は、言葉さえも知らなかった。説明すると、気があった様で、現地確認してみたいとの事で、少し話しを進めた。

 そのSホームから「事業用定期借家賃貸契約公正証書」作成依頼の件で、手順や料金などの問い合わせがあった。

 私も初めてのことで、公証役場のホームページで調べて少し知識を得た。例えば、公証役場の公証人手数料を聞かれて、

 「賃貸料によって違う。」

 「両方から取られるのですか?」

 「いや、家賃の額で決まるから。」

 と、根拠のない事を言ってしまったが、調べるとどうやら月額に契約期間を掛けてその総額の倍数にして手数料を計算するらしい。

 契約書もここサイトで得た。

 10時半に精神疾患Fさんの成年後見審判申立について、一部間違えた申請書類の取下書に押印を頂きに行った。

 保佐審判申立だったのに、補助の同意書の書類も作成して申立をしてしまったので、その補助の申立分の取り下げを行わないといけない。

 加えて、印紙と切手不足がを言って来た。そういえば、成年後見審判申立を念頭に準備したが、保佐審判申立だったので印紙と切手の金額がもっと高い。

 住宅供給公社でのセミナー資料を、昨日に続いて作成を始めた。1時間くらい使って、3分の2位は進んだ。

 もう少しの見直しと追加する必要がある。

 実際にセミナーを行うOPH新千里南町マンションに対する情報収集を行った。

 まず、そのマンションの事を知る事は、「OPH」の意味から知ろうと始めた。何の事はない、「大阪府住宅供給公社」を英文でそう表現された頭文字を取っただけだった。

 続いて、「マンションノート」という口コミサイトを検索して、同マンションに居住する又は居住していた178人分の情報を得る。概ね、好評価だが口コミした人の9割以上が30代40代で、今回対象の高齢者の口コミは殆どない。

 遅れていた給与明細を作った。驚いた。1月支給の明細書を送付どころか作成さえもしていなかった。これまで、全く気付かなかった。誰も、言って来なかった。

 それだけ1月は、仕事しか頭に無かった。

 やっぱり、給与計算や振込は未だ他者にお願いする訳に行かない。私が入院していた時には、三輪さんが算出と振込みをした事もあったが、例外だ。

 自分が出来るうちは、少なくとも社員の給与計算と振込みは、私が行わないと評価が知れてしまい、不満しか生まれて来ない。

 仕事のしない奴に限って他人の給与や評価を知りたがって、知れば毒を方々に吐いて自分を振り返る姿勢は全く無い。

 今も、一人だけそんな裏に回って引っ掻き回す奴が居る。そいつの評価だけは低い。以前は、多人数居て文句を言う奴とか他人の給与を知ろうとして、ある時、私が不在の時に私の机の引き出しを開け給与台帳を見ていた奴がいた。

 なので、今、私の部屋は三輪さんと向かい合っている二人だけの事務所と、隣にもう一つの事務所を構えていて金庫や書庫があって非常勤社員の机もある。

 隣接するマンションには、成年後見の事務所があって、その隣にも居住支援事業事務所がある。この地区には、私の個人マンションもあって5ヶ所の事務所及び居室を有している。

 同じ市内のターミナル駅前ビルの一角には、私の個人所有の事務所があって、ソーシャル相談室として活用している。この守口市には5ヶ所の拠点がある。

 そうして、大阪市鶴見区団地内にも地域活性化の為の事務所を有しているが、来年早々には返却する予定だ。もう広域で人員を要する事業は年齢的にも限界であるので、責任ある撤退を続けている。

 地域活性化と言っても、完全なるボランティアなので、撤退する事で変な話だがその事業所の経費が無くなり収益に繋がると言う変な形になって行く。

 最後に、私がこの大阪に来た時の最初に開いた事務所が今でも運営している。大東市である。この地に、東京から来て初めて足を踏み入れたのが、この大東市内にありながら、四条畷駅だった。合計7ヵ所で活動を進めている。

 「みんなで大家さん」と言うコマーシャルが結構な度合いで流れていて、どんなシステムなのか分からなかった。

 それがやっと最近分かって来た。投資信託を賃貸住宅に向けて投資して利鞘を稼ぐシステムなのだ。

 その資料を取り寄せた。その資料を届けに来た配達員が、インターフォンで名前を確認して、

 「ポストに入れて置きます。」

 と、言ったので暫くしてからドアを開けると、なんとそこに立っていて、思わず声を上げてしまった。

 ポストに入らないので、立っていた。

 若い女性だった。最近の女の子の思いや行動が分からない。