行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

自筆証書遺言に初めて関わる

夕方になったが、5時半に素封家に伺った。近隣も、黒塀の大きな家々が並んでいる。大きな土間に、高い上がり框。近代建築とは相反する家に招き入れられて、20数年ぶりにお会いした方は私がこの大阪に来て初めて採用した方の一人だった。

 勉強家で、沢山の新しい資格や分野に挑戦していた。赤いスポーツタイプの車を乗り回していた印象が残っていた。

 私が立ち上げた事業所のうちの一つである病院内に設置した事務所にて勤務していた。私は、そこから離れて現在の主戦場に移ってしまったので、その後の詳細は定かでは無い。

 既に、その頃は200人もの正規・非正規雇用者が存在していたので、申し訳ないが一人一人の行末を追っている事はできなかった。

 その後、彼女の息子さんが大学生のうちから当社で勤務していた。彼もまた、親族の不幸で自分の人生を好まざる方向に移り、当社から動いた。

 その息子さんを通じて、親の彼女が遺言書の作成を希望しているので、と言われて支援を依頼された。

 通常の遺言書の事例と「自筆証書遺言」を準備した。通常事例は、これまでの数人の保管されている証書の正本を見ながら、希望する遺言書の事例を手直しして印刷した。

 もう一つは、最近の制度で一度も提供した事がない「自筆証書遺言」を提示しようと思った。

 その手続き資料を作成して持参する。2時間程使って、懐かしい気持ちは抑えて仕事に励んだ。私自身も、初めての説明でそんなに難しくは無いが、それと同じ気持ちになってくれれば良いのだが、記入例を見ながら出来るので毎日少しずつ書いてみれば良いので、大丈夫だ。

 心臓の手術をして、その様な気持ちになったようだ。


 同じ遺言でも、「危急時遺言」の手続きでも被保佐人の入院先のMSWと何度か連絡打ち合わせを行って、ドクターとの面会も取り計って頂いた。


 同じ「危急時遺言」について、転居支援を受けた方が急に心身に問題が生じて緊急入院して、その対応打ち合わせをこれから行う。病院によってそれぞれ対応が異なっている。


 その他、沢山の事があったが眠ってしまい、今気づいて起きた。これまでにしたい。