行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

信用がこうして失って行くのだ

 好事魔多し、正にその格言通りだ。金曜日にあんなに上手く主宰したイベントが大きな結果に纏まって今後に繋がる大きな結果を得、加えて新たな事業も視界良好で喜びながらも、気を引き締めていた。

 昨日の、多くの人材を集合させて相談者への無償の支援体制を組んで祝日でも出勤して来た4人の好意を無碍にした、何の連絡も無く現れなかった市役所を巻き込んだエセ困難者。

 そして今日は耳を疑う弱者からの呻吟の報告があった。

 私宛に非通知の電話が朝から掛かり続けていた。処が、私は非通知は取らない。どんな人物が掛けて来るか分からないから。これまでの経験上その様にしている。

 5回目の非通知に留守番電話が入っていた。その内容は、以前、DVを理由に逃避を支援した菊ちゃんにお話ししたいというものだった。しかし、菊ちゃんは私の側にいない。菊ちゃんが掛けるか菊ちゃんの携帯電話に直接掛けるか、どちらかだ。

 留守番電話で、相手が分かったので次の非通知電話には出ようと待っていたが、午前中にはもう掛かって来る事は無かった。

 午後、大阪法務局守口出張所へ行って登記事項証明書を交付申請して待っている時に、掛かって来た。

 「Mです。以前、住む部屋を探すのをお願いしたのですが。」

 「Mさんですね。もう、落ち着きましたか。私は、理由があって非通知には出ません。申し訳ないです。何度か電話を頂いたのですが、新たな部屋に転居して居ると聞いていましたが、どうかしましたか。」

 「お話しがありますので、菊田さんと代わって頂けますか。」

 「すみません、菊田は同じ事務所に居るわけではないので、Mさんは菊田の電話番号を知って居るはずなので電話して下さい、と言っていました。」

 「すみません、電話番号を書いた紙を持っていないのです。」

 「それでは、菊田の電話番号をお教えしますので、私から菊田に電話がある事を伝えますの。5分後に掛けてくれますか。」

 「分かりました。5分後に掛けます。」

 と言って、菊ちゃんの電話番号を伝えて、切った後に菊ちゃんにメールでその旨を伝えた。

 暫くして、菊ちゃんから衝撃の報告があった。

 相談者の彼女は、夫のDVから逃避して、結果的に行政の措置でシェルターへの隔離となった。入所先も知らされず電話も掛けられず、携帯電話も取り上げられて外部との接触も禁じられていた。

 数ヶ月後、再び、近隣から遠方にある一定の範囲を指定されて居住地を探す事になった。私どもに依頼があって、いつもの信頼を置いている不動産事業者を紹介した。

 問題は、指定された場所が遠方だったので、依頼した不動産事業者が他の不動産事業者に依頼した。

 その最終の依頼を受けた不動産事業者の行為で、問題が指摘された。

 菊ちゃんがMさんと話したのを、電話で報告して来た。

 「部屋を見に行った時に、不動産事業者が不適切な行動をした様です。」

 「それは、セクハラという事ですか。」

 「はい、セクハラです。」

 「弱みにつけ込んで手を出した、という事ですか。」

 「抱きしめようとしたり、言葉での不愉快な内容のセクハラだった様です。録音していた訳でも動画撮影していた訳でも無いので、信じて貰えないかも知れないのですが、菊田さんにお世話になったのに、NPOゆうかりさんの信用に関わる事ですので、お伝えしておいた方が良いと思って連絡させて頂きました、と言っていました。」

 何も考えずに、言葉が自然と出るままに私なりの言葉を伝えた。

 「不動産事業者には事実を伝えて下さい。ただ、そのセクハラを行った当事者には当分黙っていて、落ち着いたら話して貰う。」

 その後、直ぐに返事が菊ちゃんから来た。

 「連絡したらびっくりしてました。全部が事実かわからないのでセクハラを行った者の耳にもいれないでと伝えてます。これからはここの不動産屋は使わないそうです。他にも協力してくれる所があるそうです。」

 「一応、訴えてくれた人を信じて動いた方が良いと思います。初めてのケースなので、大阪市内などは自分で動きます。以前、ネットで障がい者施設入所者の自立を目指して新大阪駅近くへの入居出来たのはネットでのアパマンでした。自分で動く事も必要だと思いました。これからも宜しくお願いします。」

 「了解です。いろんな考えもしない事が起こりますね🤲」

 当社が紹介した責任がある。もしもの事があったら立ち直れない。

 大阪法務局守口出張所から、死後事務委任の手続きで門真市役所に入って居る時も、その始末で菊ちゃんから電話が絶えず入っていた。この問題は、指定権者の大阪府にも報告する必要があると思って居る。

 さて、未だ、この問題が起こる事が分からない早朝から金曜日のイベント成功の有頂天を引き摺っていた。

 イベント成功のお世話になった方々に御礼のメールを送り続けていた。最初は厚生労働省近畿厚生局の講師をお願いした女性係長、大阪府担当部署責任者、岸和田市社会福祉協議会の社会福祉士、摂津桃林会総合施設長、などに時間が許す限り御礼の文章作成しては送信した。

 午後には、厚生労働副大臣秘書へも副大臣にお伝えして頂くように依頼した。 

 昼に事務所からマンションに戻ると、隣接市第一地域包括支援センター管理者から以前居住支援相談があった、女性の親子が連絡もないとか出鱈目を言って苦情を来て居るので、連絡して候補案件を渡して返事待ちだと言うこととを担当の菊ちゃんから地域包括支援センター管理者に直接経緯を伝えて貰った。

 午後から、近くのクロネコヤマト営業所に行った。三輪さんが、遺品整理の際に出た電気製品や家財をメルカリに出品して廃棄する前の現金化への挑戦をして売却が決まったモノを発送手続きをした。

 手間だけ掛かって利益にはならないが、やはり処分できないと最後まで努力している。それを相続人へ渡す財産の一部になる訳だが、1円5円、10円玉などの小銭も大量にある方も居て、少しずつATMで入金して居る。

 その後、大阪法務局守口出張所へ、成年後見審判申立の成年後見人候補者とNPO法人がなるので登記事項証明書を取得しに行った。

 その後、門真市役所に向かって、死後事務委任行為を行った。

 最後に、野菜の在庫不足を補う為に野菜産直店に行った。

 居住支援協議会設立準備会メンバー



にこれまでのご協力に感謝の念をLINEで伝えた。

 私への賛辞を頂いて、少し恥ずかしくも嬉しかった。