行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

再び、弁護士事務所で2時間

 10時に顧問弁護士を尋ねた。相談案件が5ケースあり、終わったのが12時だった。終わらせた、というのが正しいだろう。

 先日、訪問して相談した内容と重複するのだが、アドバイスの内容が変化していたり、逆に当方で対応していた相談者の状態が大きく変化していたりして、前回から10日程度で人間の生活状態が大きく変化するものだと痛感した。

 最初の課題は、Nさんの件だ。状況は以前お話ししていた時から、総合病院への入院に進展した。遺言の作成を相談していて、より具体化して来た。

 その文面を提案しご本人の理解を得る事となった。相続人がいない段階で、亡くなったのでは、どうして私が活動して預貯金を増やして来たのか。相続手続きを行なって次々とやってここまで来た。

 土地は借り物で、建物が自己所有だが老朽化していて、取り壊して返却する積りだ。

 二つ目だが、これが問題だ。Sさんの相続に向けて動いてくれると言っていたのが、今日は簡単に翻って相続は無理だという。そんな無責任な事を。

 金が出ないという事は、遺品整理代金の支払いができない、私の報酬も無理。諦めて、との事だが、そんな無責任な事は出来ない。どうにかしないと、とない知恵を絞るが良い考えなどある訳がない。

 昨日、銀行に行って、口座凍結してきたばかりだった。なんという、運の悪さだ。何もかも失ってしまう。

 F夫妻の成年後見審判申立の件では、奥さんは、私の方で任意後見なので任意後見監督人選任申立を私の方が行う。その後の、夫のMさんの申立が任意後見人となる私が妻の代理人として申立が出来るか、が問題だった。

 顧問弁護士の支援で実行する事となった。

 Kさんの、おおむね終わった死後事務の後の手続きの相談。相続人がどこに居るのか分からない。その相続人探しを依頼した。その他は、何を言ってもより以上の手続きに踏み込む助言が無い。

 最後はKSさんの、見えない聞こえない方の財産の死後事務はどうすべきか、余り参考にならない助言を得なかった。

 そんな事で、12時ぴったり終わった。

 地域包括支援センターから、複数の案件で相談があった。最初、聞かれたのは葬儀保険への加入要件に合致するか、との事だった。問われた方の病気が難病でありその様な患者の葬儀保険加入には、当然の事ながら合致しない。

 しかし、よく話しを聞いて行くと年金も一般的な平均の額程度は受領していたり、自宅を持っていると言う。何故、葬儀保険という制度があるのか、という理由でを告げた。簡単な事で、お金が無い人への提供ルールである。

 22日の居住支援協議会準備会設立勉強会の二日目のGroup Workingの進め方について、メンバーのM氏から進め方についてみんなで検討したい、との連絡があった。

 LINEにて呼び掛けても、反応がない。K氏が日程を見ながら17日名古屋で午後からだったらとの返事があった。今度は、依頼しているM氏が返事しない。

 溜まりかねて、K氏が私に直接電話して来た。これまで、半年同じGroupで同じ方向性に打ち合わせして来たが、携帯電話で連絡して来たのは初めてだったので、登録されていない。

 なので、一瞬誰かわからず、

 「Kですけど。」

 「Kさん?」

 「H(株)のKです。」

 と、言われてやっと分かった。

 ここで、私が明日、兵庫県西宮市で22日の講師を依頼している空き家対策を進めている不動産会社の社長と会ってGroup Wordの話題提供の打ち合わせをするので、と言って当方の進め方をお話しして、相談したいのはM氏であると伝える。

 M氏に、K氏が電話して相談に乗って貰う事で完結して欲しかった。しかし、M氏から電話があって、リモートで打ち合わせする事となった。

 日程調整で、17日との提案に、

 午前中短時間なら。」

 と、返事したが纏まらない。

 17日には、大阪府住宅供給公社のセミナー資料を提出する期限なのだ。この日だけは、開けてある。何事にも準備が大切で、十分な時間が必要である。

 結局、20日の午前中に実施する事になった。

 この22日には、介護関係の人間が参加されていないので、その事を議員にお願いして社会福祉関係が不参加なので、呼びかけもお願いした。

 「前回は、議会が終わったのが4時だったので参加出来なかったが、今度は何人か参加したいとの事なので、参加させて貰う。」

 と、言われた。

 この時間、つまり、一連のやり取りはマンションにて行っていた。

 17日の期限である住宅供給公社のセミナー原稿作成に向けて資料の読み込みをしてイメージを作っていた。

 嬉しい事に、一気に解消してしまった。それに相応しい、国の資料があったのだ。適切な資料と、私がこれまで行なって来た実践を活かして進めていこうと思った。

 以前、高齢者施設運営での経験が生かされる。人生に焦点を与えてイベントを開催していた経験が生かされるのは、嬉しい事だ。

 留守番電話に気づいたのは、いつの間にか眠ってしまった後だった。

 何故か同じ案件で相談を受けていた名前が登録されていたお二方だったが、多分緊急連絡先の相談を受けていた事と記憶していた。