行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

新たな事業をクリエイターに依頼

 今日のメイン業務は、東大阪市石切にて、クリエイターとお会いして、居住支援事業の補助金を活用して相談者への動画による事業紹介を提供出来るものを作って貰う為に時間を取る事だった。

 その場所まで車で1時間程度は見る必要があった。加えて、昼食時間を考えれば午前11時には出発しないと行けない。その為には、10時には事務所を出てマンションに戻って着替えて準備する時間も考えた。

 さて、事務作業が必要なのに、事務所にて作業する時間の確保が余りできない日々が続く。 その悪戦苦闘の中で、商工会議所職員が当社に来て相談したい事があるとの要望で、9時半頃ならと承諾した。

 その時間迄の7時頃から9時半迄の2時間半に、出来るだけの業務を行うことが必要なのに、行ったのは今日の午後クリエイターに示すコンテンツ作りだった。

 自分の伝えたいQ&A項目があるネット上の多くのサイトから説明に相応しい資料を検索して、必要なページを印刷した。その印刷したページの中の文章をベースに、付け足したい言葉を行間に入れたり削ったりしてメモ的なコンテンツを何枚か作り上げた。

 居住支援で言えば、一番大きな分野の高齢者向け、空き家の活用相談、そうして障がい者へのサポート紹介。 

 それを見れば、事前に検索し相談者がある程度まで自己判断で評価できる。不足するものは、自分で対処して疑問をクリアにする事ができる様にしたい、との思惑だ。

 その作業をしている時に、商工会議所職員が来た。用件を聞いた。なんだ、いや、折角、来てくれたから、聞く事は聞いた。

 「手広く障がい者支援を行っている人材育成学院が、受講生にアンケートを取った処、大きな会社より社長の顔が見える会社で働きたい、と言う受講生が多く、良かったら社長の所で卒業生の受け入れをして欲しいと。」

 「何を言っているんですか。今、この業界の従業員は質が悪くて、事業縮小した途端に利益額が大幅に上がって良かった。働かない奴の人件費、全員に支給していたPCや携帯電話、バイクなどの経費が大幅に無くなった。負担の大きかった社会保険も大幅に無くなった。社員の犯す不正への対処時間なども無くなった。こんないい事は無いのに、また、人数を増やす事など考えられない。大体、その学院の親会社が大きく障がい者支援事業を展開してヘルパーが欲しいのに、おかしいでしょう。何が社長の顔が見える、だ。そんな取って付けた様な嘘を言って。私も昔に養成校を運用して良い人材だけ採用して、大半の使い物にならない奴を他に採用させて紹介料を貰っていた。俺がやった事をやる積もりだろう。みんな、俺が昔しやっていた方式だ。」

 そんな事を言って一蹴した。

 その他に、色々と人材確保で提案をして来たが、ともかく、今どんな方式だろうと浮遊している人材は使い物にならないやつばかりなので、もう、人材を増やす積もりは無いと、ハッキリと断った。

 ただ、新規事業を考えているので、スケジュール管理が出来る人が必要になるかも知れない、とお話しした。

 終わった段階で、既に10時半近かった。中小企業診断士宛のゆうパックと大東市役所向けのお手紙を作成して慌ててマンションに戻った。

 着替えて、スタートする。待ち合わせ場所の石切神社参道にあるお店に向かう前に、近くのセブンイレブンに停車して、カップ麺、惣菜、食後に頂く美味しいものを購入して昼食を摂った。

 いよいよ、駐車場に車を入れて有名な石切劔箭神社に向かって参道を歩くと、私の守護神の不動明王を祀っていたお寺があったので立ち寄って、手を合わせてこれからの繁昌を祈った。

 尚も歩いて行くと、待ち合わせの知人に呼び止められて、近くの喫茶店に入った。同行していたクリエイターを紹介して貰って早速お願いしたい、予算40万円のシステムの概要の説明を始めた。

 途中、朝連絡した行政書士から返信があったので、外に出て長い時間掛けて依頼したい業務を説明した。

 一つは、居住支援協議会設立準備勉強会に行政書士として参加して頂く。一つは、この私の多忙の現状を説明して相続関係の業務を再委託した。また、当該補助金関係事業で、新たなライセンスのマニュアル作りを依頼した。

 十数分説明やお願いを行って、また、喫茶店内に戻って2時間程クリエイターに説明と知人と現在関わっているものとこれからの業務の打ち合わせを行った。

 終わってから、目の前にあった石切劔神社に参拝して、これからの人生の安寧を祈念した。三輪さんは、御神籤を引いて「大吉」だった。私の記憶では、いつも良いものが出ていなかったが、「大吉」を見たのは初めてでこれからは全てが良くなる様で、あやかりたい。

 遠方なので、戻って来た時には灯りがポツリポツリ点っていた。