行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

副大臣に陳情し力添えを頂くことに

 協議会設立に向けて、大阪府や設立準備会メンバーと協力して鋭意努力をしているが、この日副大臣にお会いして陳情した件について「必ずやりますから」と言われて、目的を達しホッとした。

 協議会設立に動いて、行政の半分の合意を引き出した。半分というのは、協議会運営の両輪と言われている住宅街づくり課と地域福祉課が参加して組織化するのが好ましいのだが、ここでは住宅街づくり課は積極的になっているが、地域福祉課は消極的になっている。

 その推進方策を検討して、実行する機会に支援をお願いした。

 その陳情に先立つ先日、もうひと方の先生に提案した地域活性化へ活動して頂く人材確保と組織化について提案した。

 全国に数多いる対象となる方は、スキルがあり地域でも信頼があり人脈などに於いても十二分な適任と思われる方を活かす案について、

「あの提案は興味があるので、別日を設定して話しをしましょう。」

 と、言われた。

 その話しをしている最中に、いつも連絡して来る相談者から複雑な新規相談電話が来た。

 「忙しい時に申し訳けないです。相談なんですが、認知症になり掛けている人が居て、親族が全く関わりたくないと言われて、自分に全部任せると言われている人がいます。預貯金を数千万円持って居ます。その方にこれまで佐藤先生にお願いしている生前&死後事務委任契約を交わした方がいいでしょうか。」

 「認知症に罹っている状態なら、成年後見申立になると思いますが、認知症診断を受けて居るんですか。」

 「認知症に近い形で、市長申立ての手続きをとっていますが、取り上げた方が良いですか。」

 「もし、未だ、認知症の診断書が無ければ以前一緒に手続きを取った任意後見の公正証書作成も出来ますが。」

 「暴言を吐いたり、暴れたりするので公証人の面談は無理です。」

 「契約書など理解した上で契約書に署名など出来る?」

 「署名くらいは出来ると思います。」

 「それでは、取り敢えず、生前及び死後事務委任契約やろうか。」

 「いつも、大変な方ばかりお願いして申し訳ありません。」

 「いや、大丈夫です。その方が経験になるしスキルアップに繋がるから。」

 午後から、郵便局で相続手続きを取った被保佐人のゆうちょ銀行の故人となった母親の名義預金の相続して、近くの銀行で被保佐人後見人名義口座に入金した。

 夜は、契約更新した安否確認契約者に20分以上に亘って電話でお話しした。