行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

ここまでこの人たちの倫理観は落ちているのか

 呆れ果てて、何も言いたく無い。先日、亡くなった方の担当ケアマネジャーだった者からメールが来た。

 端的に言うと、亡くなった利用者の電気製品や家財を頂く様に相続人の一人に話して快く頂くことになった、と死後事務受任者の私に言ってきた。

 これは、数日前に亡くなったばかりの市から委託受けて利用者の生活相談に活動している地域支援者も同じ様に、生存中に貰う約束をしていると言って来ているのと同じ言葉だ。

 自分が担当している方が亡くなると、それなりの立場の者がみんなで群がって家財を中心に持ち去って行こうとしている。

 先程のケアマネジャーには、怒りを抑え込んで、公的立場にある者なら当然汲み取ってくれるだろうと、穏便な表現で返事する。

 厳しい言葉を含んで諌めた積もりだが、全く意に返さない。あの時、家の鍵を返却せずに持っている事が何故か分からなかった。そうして、昨日は家の整理をする際に立ち会うと言って来た。

 何故か、亡くなった方の遺品整理などの、生きている方への関わりしか支援出来ないケアマネジャーが、立ち会う意味が何なのか理解出来なかった。

 亡くなっても、親族と連絡をとって家財を貰いたいと申し出る気持ちが分からない。成年後見人でも、亡くなった途端に代理権を失うのだ。

 早速、予定の変更をして亡くなった方のお宅に向かって入室して遺品中心に、室内を探索した。何故か、室内が、綺麗に幾つかの荷物に纏まって作られていた。

 自分の仕事に誇りを持って、公明正大に職業に取り組みたい。その上で、自分の言いたい事を言い要求する事が出来ないのだろうか。

 給与が仕事に比して安いとか、自分達が居なくなったら困るのは利用者だとか言うが、亡くなって居なくなったら、何をしている。