行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

限りなく続く過酷な石段の安土城へはもう行きたくない!

 中学生時代のラジオ放送から、箱根駅伝競走にのめり込んで、当初のテレビ放送は部分的に東京12チャンネルで始まった、ように記憶している。

 その頃の選手が監督になり、引退して次世代に引き継ぎ指導の立場から身を引く形になっている。それだけ私は長い箱根駅伝のフアンなのだ。

 毎年、何があってもこの箱根駅伝の放送時間は万難を排してテレビの前にいる。この日も例外ではない。朝早く起きてお風呂に入って食事に臨んだ。

 朝食はレストランにて、洋食中心だ。昨日は少しゆっくりしていたが、今日は箱根駅伝時間で、朝食スタート時間の6時半に近い時間にレストランに行くつもりだったが、30分ほど遅れて7時頃に行った。

 さて、今日の予定は安土城趾に行く事を決めている。箱根駅伝を見る為に、お正月の2日、3日は何処にも行かず箱根駅伝中継に釘付けになる。

 朝食後に箱根駅伝放送にチャンネルを合わせた。1区終わってから、部屋を出て車両搭載TVを点けながら安土城趾に向かったが、よく映らないし音声も上手く流れない。

 そんなこんなして、予定より半分の時間で安土城趾に着いた。着いたが、箱根駅伝はマダマダ3区の戦いだった。

 5区が終わるまでの数時間、車内でやっと映ったTVを見続けていた。応援している早稲田大学が結果的に往路5位で一安心して、城趾に出発する事にした。

 歩き始めたが、階段が、それも急な階段が続く。これでもか、これでもかと急峻な階段だ。休む間もなく、歩きにくい足を踏み外す様な石段が、不規則で一段一段が高く子供は無理だと思われる階段が限りなく続く。

 変化があるのなら書きようもあるが、何の変化も無い階段だけで、辛い時間が続くだけだった。やっと着いた城址は、あの織田信長公の居城と思われない、忍ぶものも無い。

 今度は、下りる石段が余りに急なのが続くので嫌になってしまう、そんな地獄の様な時間がいつまでも続く。下りても下りても上り口に到達しない。それも危険性の高い石段が続く。

 もう一度、と言われてももう来たくない。絶対に着たくないお城だった。