行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

緊急事態に、重なるスケジュールに頭の中が混乱した

 頭が混乱して来る。これでもか、と押し寄せる大きな辛苦。自分が招いた艱難。どうするか。

 朝9時過ぎに、ケアプランセンターCMから電話があった。

 「入院中の相続依頼者ですが、親族から電話があって、入院先の先生から血圧が急激に低下して明日明後日に息を引き取る覚悟をして下さい、と言われた様です。親族は、飛行機で駆け付けたいのですがご存知の様に新潟県は大雪で直ぐには無理かも知れませんが、飛行機の状況を見て来るそうです。佐藤さんにその時に会って、今後の打ち合わせをして欲しいです。」

 「大変申し訳ないのですが、私は仙台出身で自宅がさいたま市なんです。25日から29日に掛けて帰省します。30日は戻って来ます。25日は、出発時間を延ばす事は出来ます。私の親の実家は新潟なんです。ですので、契約や打ち合わせに新潟に伺います。」

 「分かりました。その様に伝えます。」

 その時には、社員の年末調整を手掛け始めた。その作業を終えてから、やっぱり相続依頼者の容態が事が気に掛かって、もしものことがあった時にどう対処するのか、直ぐに対応するのは火葬手続きだ。

 ケアマネジャーに、当方が利用している葬儀社を紹介しておこうと思った。

 携帯電話に残っていた、葬儀会館デレクターに直ぐに電話した。紹介しておく、と断って情報を伝えた。

 その後、遺品整理業者とのメールでのやり取りする。また、地域包括支援センターや居宅支援事業者からの、保証人事業の件での受任相談を受ける。

 地域包括支援センターから社会福祉士向け住宅セーフティネットセミナー依頼の具体的日程打診の電話があった。

 時間が出発したい時間になった。大阪府介護指導課から処遇改善申請書について電話があった。

 人材紹介会社から、紹介した人材紹介会社のその後の動きについて電話があった。

 成年被後見人の入所施設から、転倒を繰り返し深刻な状況の報告する電話が施設長からあった。

 時間が無くなって出発しなければならなくなった。

 午後12時半に目的の「孤立・孤独フォーラム」の会場に到着する。

 終了した後も充実感があるのは、村木厚子さんの基調講演があったからだろう。自然と涙が流れた。

 そのフォーラム間も、ケアプランセンターのCMから電話が入る。

 「親族さんが、飛行機手配がなって明日4時位に病院へ到着出来るとの事です。」

 それなら私も、施設での大事な会議が1時からあった後、向かえば間に合う。一気に雲が霧散して



晴れた。