行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

突然死した方の車の行方を追う

 今年の2月、私が成年後見人に就任している施設に入所中の方の弟さんがアウトドアで活動している最中に心臓マヒで亡くなった。

 警察が捜査に入って、全て終了後に親族に遺骨の引き取りを求められたが相続人の母親も特別養護老人ホームに入所していて、受け取る親族は二人とも対処出来ない。

 亡くなった遠方での、合祀となって無縁仏になった。相続人の母親は90歳を遥かに超える為に警察が所持品を、姉の被後見人に返還して来た。

 その時に、車のキーも返還して来た。警察の操作力で車の所在を探したが見つからないとの事だった。

 それから半年後、亡くなった息子の相続手続きを行う為に超高齢の母親の成年後見審判申立の準備に入った。しかし、その2ヶ月後にコロナ感染で亡くなった。

 亡くなったお二人の、相続人が私が後見人となっている方になった。弟さんが亡くなって母親も亡くなって、突然、お二人の財産調査の段階で車のありかを探し、突き止めた。

 民家の空き地を借りていたので、突き止めるには時間が掛かった。貸主も、車の所有者を探していた。

 10ヶ月分の駐車料金を支払って、先日、車のドアを開けて、車検証などを取り出して事務所に持って来た。所有者がディーラーになっているので、所有権解除の手続きをして貰う様に、車検証に挟まっていた名刺宛電話した。

 その車を撤去するのと、売却する手続きを業者に依頼した。もう少し時間が掛かる。