行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

預金通帳紛失騒動のお粗末な結末。

 なんという負の一日になるか、とチカラが抜けた。直接的な事象は、6通ある通帳の内の1通が行方不明になった。

 何度か、全ての通帳を入れているケースからたった6通通の通帳を一つ一つ取り出して、通帳の表面の印刷してある名前を確認。他を場所を探して、また、同じ動作を繰り返して無いのを確認する事、数度。

 机の中にある、これ迄の数年間の使用済みの通帳の束を何度も一つ一つ見ながら探す。

 見つからないのは午後から、ヘルパーさんの11月分の報酬振込みに使用する給与支払い専用の通帳だ。

 探せる場所は、全部見た。間違って、成年被後見人の通帳に紛れ込んでいないか、何人かの被後見人の通帳の在り方を見たが無い。

 かなりのショックで、事務所での仕事を打ち切ってマンションに戻って家探しするが、どこにも見つからない。

 もしかしたら、何かの拍子に入ったかも知れない、と部屋に吊るしている何着かのスーツのポケットやたまに使用しているいつも使用しているのとは異なるバックを見た。見つからない。

 予定では、ヘルパーさんの振込み一覧表を持って出て、二通の個人名と屋号が入っている2つの通帳で限度額100万円×2通で数日掛けて終えるのが通常だが、これでは数日の倍の日数が掛かる。

 この日から始めないと、20日から常勤社員の振込みが始まる。今月は年末調整があって、賞与があって、加えて非常勤社員の扶養限度額の収入調整した清算があって、通常月より倍程度の多額の振込額になっている。

 諦めて、電話で各種情報を入力して音声に従って、数字を入力して残高を確認して引き出されていないのを確認した。続いて、通帳の停止と再発行の手続きのアプリを取った。

 操作して、自分の登録している住所が公的書類で証明できる埼玉県さいたま市になっているのを再確認して、再発行の受け取りも自宅でなければならないのを確認した。

 その受け取りを妻にメールで依頼した。

 覚悟をして、再び、出勤してもしかしたら、と思って事務所の椅子に掛けておいたジャンパーの内ポケットを確認したら、あった。チカラの抜けるのを感じながら、すぐに銀行に連絡して、手続きの停止をお願い電話した。

 「アプリ使用での手続きは、直ぐに始めているので、停止は出来ません。」