行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

 千客万来なのだが、複雑な案件が多過ぎる。

  相続関係の電話と手続きが相次ぐ。調整は本当に苦労します。特に、不労所得に近い、縁があったと言うだけで得る方の考えが理解できない時があります。そんな時には、中々調整が上手く行かずにが長期に亘って不調で、苦労します。
 特に、このような不況時の金銭や財産の分配となると自分が出てしまいます。自分の生活が出てしまいます。自分の生活して来た足跡と自分を作った環境がもろに出て来ます。それでも、権利があるので損なわないように公平感を失わないように、自分の考えを押し殺してじっと待ちます。
 概ね、多くの相続人は辞退する方も多く、それでも相続人全員の同意が必要で、我が儘言って自分の配分だけを主張する方への方よりはなるべく避けて、最終的には規則に近い分割に落ち着くのは目に見えています。
 自分の主張を、制度を超えて言い張る方は結局、早く多く、という考えでしょう。しかし、こと、この遺産分割協議書は全員の同意が必要なので、結果的に多くは無理と知るのは相当経過してから。その相当経過するという事は、早くの逆行なので、妥協することになり、最初の案にもどっている。
 その困難な分割が概ね同意を得て、現預金の相続のみで、遺産分割協議書へ押印作業が始まった。
 次がある。被相続人が亡くなる前に売買契約した土地建物の売買が成立しているにも関わらず、購入者から代金の受け渡しが実行されていないまま、長期間経過した。
 その取り扱いが、次の課題となる。
 もう一つの相続手続きも動き出した。長期間経過しているのは変わりが無いが、やっとまとまったのに、相続する農地の売買で買い主の言葉で、一挙に不透明になった。
 東海地方にある農地の相続物件の売却なのだが、半年以上契約書を示したりして同意していたのだが、先日、急に境界線が不明だと言って来た。
 売却側の相続人の意向は、高額な土地家屋調査士への費用負担は簡単には受け入れない。暫く、遠方の方々と調整が必要になりそうだ。
 14日前に亡くなった方の死後事務委任契約に基づく手続きのうち、死後14日以内と明記されている手続きを該当市役所へ行って、届出及び申請へスタートする。
 夕方になって、居住支援要配慮者への取り扱いにて市役所保護課及び対象となる方が入院中なので、代理人と頻繁に遣り取りを行った。
 障がい者が相続人となっている案件についても、診断書を得て成年後見審判申立を先行しているが、ご本人が支援者のサポートにて必要な書類が整ったとの連絡があって、日曜日に相談員立ち会いで、成年後見人候補者として申立書の内容を確認することとなった。