行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

 身になって考えてくれる親族の想いは有難いが。

  強い雨の降り続く日曜日だったが、朝も昼も夜も、障がい者自立センターとの協働支援、三菱UFJ銀行支店ATMにて非正規従業員への報酬振込み、鹿児島県出水市から親族の門真市内居住者への死後事務手続きについて依頼事項の連絡受ける。長男が京都に来ているとのことで、時間が合えば会いたいとの連絡。
 朝早くから、事務所からメールで来た非正規従業者40人の給与計算データを、一覧表に高齢者介護と障がい者支援、それぞれの本給と加算、修正と特別加算、などの区分項目に分けて転記する。
 続いて、10時から外出して面談する案件の資料を作成してファイリングした。当事者は統合失調症の診断を受けているが、印象的には正常な意識でいてくれる。ただ、トラブルに発展して後の祭りにならないように、通所している障がい者施設支援員に同席を願っている。
 主目的は、相続手続きである。診断書が有り、関係金融機関に成年後見人を付けるように言われていて、支援員が中心となってその目的に向かって行くことを決めて、私の方に成年後見就任依頼があった。
 本人申立てで進める事にして、少しずつ自分で施設や支援員のサポートを受けながら、ゆっくりと必要な戸籍謄本などの収集を進めている。
 その第二段階が終わって、今日は金銭関係を準備する様にお話しした。個人の財産と相続財産の裏付けとなる通帳、不動産登記事項証明書などの写し。
 通所施設支援員のサポートを受けて準備する事になった。問題は、私が成年後見人候補者で構わないのかの再確認、財産の管理を行う同意、その代理権の具体的な項目の理解。
 車に、先日外出した際に趣味の商店街巡りしながら購入したパンを積んでかじりながら、大東市の銀行に向かって、ATMで非正規従業員の10月分報酬振込を行った。
 やっと終えて、マンション戻って来て一休みしている時に、鹿児島県出水市の方から門真市に居住している超高齢親族の死後事務委任契約の面談が月曜日の午後からあるが、気になっての連絡だった。
 費用負担は自分がするので、契約を推進して欲しい。超高齢なので、いつ何があってもおかしくないので、その場で契約して欲しい、と言う。
 私は、説明はするが、直ぐには契約は結ばない。間を開けて再度考える、誰かに相談する期間を得てそのうえで依頼があってから、契約する。その連絡がなければ、私から連絡したり勧誘することはない。ただでさえ、忙しいのに輪をかける訳には行かない。
 そんな説明をするも、直ぐにその場で契約して契約書を送って欲しい、と言う。
 それは難しい。遺品整理や火葬などの外注は私が面談した時に料金は決められない。部屋の明け渡しの際の現状回復もある。