行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

 まるで刑事ドラマのような財産調査と豚バラ鍋

 まるで、刑事ドラマのような相続財産の調査が続く。最悪なのは、当初の相続人が亡くなってしまって、その亡くなった相続人が相続すべき財産が分からない。つまり、その相続人が亡くなった半年前に亡くなった元の相続人が亡くなって半年が経過していた。その、受け継ぐべき、相続人が亡くなって3か月。その両者の相続財産を受ける権利のある新たな相続人が、当初の相続人財産を確認し始めれるまでに10ヶ月を経過していた。
 問題は、その当初の亡くなった方の相続財産確定が始まったばかりだが、急死したので、何が何やら分からず、自宅に入って封書から追うこととなった。加えて知人からの情報を得ながら、ソロリソロリと動く。そのひとつに、高級車両を乗り回していた、高級腕時計をしていた、などの情報だけでどこに車があるのか、その腕時計がどこにあるのか、など不明な点が多く、往生している。
 ついに、その高級車両が置いてある駐車場が分かった。その駐車場の持ち主と連絡が取れて、訪問することとなった。問題はローンの残債が残っていると言う情報だ。ネットで調べると本体だけで約300万円もする高級車両で、どの程度の残債があるのか不明だった。
 そんな調子で、膨大な書類を追い掛けて、今日も少し処理したが嫌になって来る。
 日曜日のこの日は、11時から中小企業診断士の更新研修である、実務従事研修のホストとして情報提供やテーマの説明など行った。
 今回の受講生は、名だたる法人勤務者や税理士など各分野で活躍中の現役のプロ集団だった。私も、定期的なこのご依頼に対応する事によって自分の事業人としての足跡を振り返る機会となり、新たな事業の一歩を踏み出す決断をする機会ともなっている。
 私がこの大阪に単身赴任で来た2000年から年を追って事業の変遷と挑戦と結果、従業員の質や考え方、大阪人特有の資質や教育、ひいては道徳心などにも及んだ自分が接して得た認識などを交えて2時間に亘ってお話しをした。
 その後、今後の事業計画や戦略などを披瀝する。過去の事例などより、これからの事業展開や事業再構築について、診断とアドバイスを求める説明に1時間を費やした。
 その後、質疑応答に移った。今日が初日で、私はzoomによる参加だった。来週の日曜日は、対面参加で、守口市の市民文化会館にて実施される。
 その際、守口市駅前ビルに新たに構えた市からの入札により取得した事務所への現地確認もある。その実務従事研修が始まるまでの時間は、いつもの様に事務的な仕事に向けて、請求書と報告書などを作成したり、相続関係の書類を作ったり共生社会構築のセミナー申し込みを行ったりしていた。
 夜は、豚バラ肉とキャベツと牛蒡だけの味噌味の鍋を食べた。美味し過ぎて4杯も食べたので、就寝前の体重計は大きな増加を示していた。